ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

8月の記録を書いてみるー活動1か月目ー

 

どうも!まーやです!

昨日はサンタクルスから着いた瞬間、体が重くなり・・・

頭も痛くなり・・・

小走りするだけで息があがり・・・

さすがラパスだなと思いました・・・。

でも、今日はもう完全回復!ラパスの隊員はさすがです!

 

さて、今回は

一か月の主な記録について

書いていこうと思います!

 

自分のこれからの記録にもなるし、教育系の隊員さんやこれから隊員になる方が見てくださっているので、少しでも内容をシェアできたらなと!

また、家族や日本の教員の仲間も見てくれているので、自分の活動を見てほしいという気持ちもあり。

 

ただし、まだまだ1か月しかしてないし、この活動が正しいかなんて全く自分ではわからないし。「あー、まーやはこんなことやってるんだな」という温かい気持ちで見ていただければと思います。「これはおかしいよ!!」てことあったら、教えてくださいね!

 

 

ではいってみよう!!

 

 

この1か月、肝に銘じたこと

イエスマンに徹すること

笑顔でいること

先生たちとできるだけ多くあいさつすること

先生たちのいいところ見つけをすること

自分の行動の意図をはっきりと持つこと

 

これをとにかく毎日毎日繰り返した!

あまりブログには書いてないけれど、心の中ではもやもやすることや、「なんだこれ!?」と思うこともたくさんあった(笑)

でも、まずは関係づくり。とにかくどんな話でもした。

毎日私に会うたびに

「マヤ、パヤ、キムサ、プシ、ぺスカ・・・♪」とアイマラ語の歌を歌われても、つねに笑顔で(笑)むしろ歌を一緒に歌ってみた(笑)

毎日朝ごはんをがっつり食べていくけど、休み時間のパンとココアの会には必ず参加した。

何を頼まれても「Si!(はい!)」と」やった。

また、何か行動をするときは必ず「なぜそうしたいのか」をすぐ答えられるようにしていた。別に聞かれはしなかったけれど、その方が絶対にいいと思ってやっていた。

 

主な活動記録

①先生方へ折り紙の名札をプレゼント

https://www.instagram.com/p/BmE0kirnJ3P/

これは活動3~5日目にした。先生方の名前を覚えたり、先生方と少し話せるようにするために行った。40個作った。先生・学校にいる職員に会うたびに名前を聞いて渡した。ひらがなで名前を書き、持ってもらって写真を撮る。

名前をすぐ憶えられたし、何よりも話す話題ができた。

「これ、どうやって折るの?」「今度教えて!」「ひらがなってかわいいね。」いろいろ話せた。

 

 

②2週間、算数の授業を見せてもらった

とにかく現状把握のため。「今日はむり。」と断わられたクラスは少なかった。毎日朝教室の前で待ってお願いをしにいった。見ることで、課題はどんどん見えてきた。でも、どこから手をつけていいかまったくわからなくなった。

 

 

③同期とお互いの配属先の交流&タジェールで大切にしたいことの共有

 先輩隊員のところへ話を聞きに行く

②であったように、本当に課題点がたくさん出てきた。同期も同じようなことを言っていた。これからタジェールをしていくときに、「これを大切にしていこう」というのを共有した。

・短く、何度も行うこと

・一教員としての立場で行うこと

・「やってみたい!」と思ってもらうこと

・何かおみやげになるようなそういうタジェールにすること

また、自分たちだけで進んでいたとき、先輩隊員に話を聞けた。それがすごくよかった。 

maya-bolivia.hatenadiary.com

 

 

④アンケートに答えてもらう

職員会議でアンケートに答えてもらった。これからの方向性を考えるため。実際、一人の先生だけは「おれは完璧です」と書いてきた。ぜったいあると思ってたし、何も思わなかった(笑)

他の先生方はいろいろ困っていることを素直に書いてくださった。

アンケートって適当に出して書いてもらうのではいけないと思って、少し自分なりに工夫をしてみた。 

maya-bolivia.hatenadiary.com

 

 

⑤3日間ずつ各クラスで授業補佐が始まる

これは校長からの提案。11月の研究授業へ向けてとのこと。実は職員会議では、結構嫌な顔をされた。そりゃそうだろ、いきなり日本人が3日間も自分の授業を見てくる。しかたがないと思った。でも、テレサがJICAの活動などをよく知っているためみんなに説明をしてくれた。

今、2年生の授業を見ている。どの授業も学べることがある。いいなと思ったところを2日目の朝に手紙にして渡している。

https://www.instagram.com/p/BmuMpCFFfF1/

スペイン語チェックだけはやめてほしい(笑)】

これはすごく喜ばれている。やはり大人でも何かを認めてもらえることは嬉しい。特にボリビアは学級王国のような感じで、自分のクラスにこもりっきり。なかなか誰かから評価をされるってことは少ない感じがする。

これを読んだあと、先生たちの指導は結構変わる(笑)「いいね、好きです。」と言ったことをさらに強調してやっている感じがする。また、すごく話してくれるようになる。私もそれが嬉しい。

 

 

⑥アンケートをもとに校長&CPと今後の方向性を決める

アンケート結果と自分の考えをまずCPに伝えた。

「私もそう思うんだよね。」と返ってきたラッキー。

それを一緒に校長と伝えた。すると、それでいいとのこと。

まずここで大事なのは子どもたちを落ち着かせること、集中させる時間を少しでも増やすこと、人の話をじっくり聞けるようになることだと考えたため、まずは「聞くこと」についてタジェールを組んでいくことになった。

また、今から12月初旬までしかない学校。

とにかく今は練習の時期として、完全に始めるのは2月の新学期からにしようということになった。スタートダッシュをうまくできるようにということで決まった。

タジェールは月に一度、19:00から1時間半。

校長は「全員に来てもらう!」と言ってくれた。無理だとは思うけれど、ありがたい。

 

 

9月の主な活動予定

・教員養成校でのタジェール(日本の教育について、算数教育について)

・配属先のタジェール

・引き続き授業補佐

こんな感じである。

 

教員養成校でのタジェールは直々に養成校の校長先生がJICA事務所まで来て、実現しようとしている。やる気のある校長先生である。明日、同期隊員と打ち合わせをしに行く。

 

 

まだまだ駆け出しの1か月目であるため、活動はほぼない。

でも、とにかく周りに言わないまでも、自分は意図をもって行動し続けたいと思った。

きっといつか自分の行動が実になればな・・・と思う。

 

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