任地12日目ー大先輩を訪問ー
本日も充実した一日。
まず見てほしいものはこれ。
ついに納豆をゲット。同期がコロニアオキナワ(日系移住地)で買ってきてくれた。
においがたまらない。もったいなくて食べられない。
そして
日本食、たまらなくおいしい。
では本日のブログへといこう。
大先輩の事務所を訪問
本日は学校ネタはお休み。本日は大先輩のところへ行ってきたことを書く。
この先輩はなんと同じ三重県の人で、2013年にJICAボランティアでボリビアへ来て、帰国後2年教員として働いたのち、ボリビアへ移り住んだ人。
現職教員で来て、そして同じ三重県というすごく境遇が似ている人。
以前にも何度かお話は聞いたことがあったが、もっと聞きたいと思い、同じラパスの同期と訪問してきた。
先輩と話していて思ったのは、
「自分たちの思考で進もうとしてしまっていた」ということ。
別に日本の教育が最高峰なわけではない。
自分たちの知識が完全にいいものではない。
もっと現場を見て、もっと人と関わっていかないとなと思った。
ボリビアにはボリビアの文化や考え方が根付いていて、必ずしも私たちが提案しようとしていくことがいいとは限らないなと。
いろいろ計画が進みそうなこの時に聞いてよかったなと。
1次隊の人たちはこれから計画を進めていく隊員が多いはず。
絶対に今日教えていただいたことは誰にとっても大切だと思うから、
ここに具体的に記しておく。そして、自分自身も定期的にこの言葉を心にとめようと思う。
先輩から教えてもらったこと
・カウンターパートとの関係性を大切に
私は校長とも話し、そして教員であるカウンターパートと一緒に活動していく。
校長の話すことはもちろん大切にしなくてはならないが、実際現場を知っているのはカウンターパートであり、主に一緒に活動するのはカウンターパート。
必ずカウンターパートとは連携を密にすること。
・同僚の方との関係を作る
特に私は先生方への活動が主な要請内容。たとえ子どもが好きであっても、子どもたちばかりと関係を作っても意味がない。また、その子どもたちには担任がいる。まずは担任の先生方との関係をきちっと作る。
また、私たちはあくまでもボランティア。専門性を持ったボランティアといえども、まだまだ高い専門性を持っているわけではない。実際、自分が一番年下という職場も多いであろう。(私は確実に一番年下)
そんな私たちが勝手に教室に入り、あぁだこうだ言っても関係が作れるわけではない。相手をまずは認めるところから。
・ボリビアの子どもたちのための、ボリビアの教育を一緒に作っていく
ここは日本ではない。地球の反対側にあるボリビア。さっきも言ったが、文化も違うし考え方も違う。また、教育制度も全く違う。
そんな中で日本の教育を押し付けても、子どもたちのためにはまったくいいものではない。自分が現場の課題だと思うところはきちっと持ちつつも、ボリビアの教育制度やボリビアの考え方をベースとしたものを提案したい。
そのためには、自分が提案する前に、カウンターパートや校長に自分の考えを聞いてもらい、すりあわせていく。
また、教員は「子どもたちの将来に向けて働いている」ということを忘れない。
私は、
「日本の子どもたちだけでなく、世界中の子どもたちが自分の夢を持ち、その夢に向かって大きく進んでいってほしい」
「そのためには教育の充実が必要で、微力ながらも関われたら」
と思ってここへ来た。これを絶対忘れたくない。
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