ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地573日目ー最後のタジェールー

 

 

最後のタジェールが終わった。

ここ半年くらい、この看板でお知らせをしてきた。

だが、本日も出席率は35%。

いつも来てくれる先生たちはみんなのことをものすごく怒っていたけれど、先生たちが怒っても無理なものは無理。

ここの社会は、管理職が絶対。管理職が言えば参加をする。言わなければ参加をしない。それが普通。

あぁ・・・最後くらい管理職から「参加してあげなよー」って言ってほしかったな。

いいや、最終報告会は絶対みんな来るから。

 

でも、来てくれた人にはMAXのパワーでするのが私。

本日もがんばりました。

最後のテーマは「机間指導」について。

 

このグラフからもわかるように

よくはなってきたけれど、まだまだ先生たち、机間指導しない。

子どもたちがやっている時は休憩。子どもがやっていなかったら「やりなさい!」と言うだけ。だからなぜ大切かというタジェールをした。

 

なぜ大切なのかという説明。

これを出す前に先生に聞いたところ・・・わかってるじゃん!ならしようよ!(笑)

 

次に例をだした。

「今、机間指導をしているとします。一人、課題に取り組んでいなかったり、ノートを書いていない子がいます。どうしてだと思いますか?」と。

先生たちは「やることがわかってない」とか、「集中してない」とか、そういう話をしていた。

 

私も同じようなことを考えていたので、考えられることを提示。

 

「大半は集中してないからかもしれない。でも、子どもによっては、字を行ごとに読むのが大変な子どもたちもいるんだよ。」という話もした。

「だから、『しなさい!』だけではできない。具体的な手立てを考えることが大切なんだよ。」と。

 

 

ということで、それぞれ子どもたちが困っているときにどのようなことをしたらいいかを先生に考えてもらって、その後私のアイデアを共有。

 

 

 

 

果たして、これで机間指導が変わるかはわからないけれど・・・

ある先生が、「褒めることも大切だ」って言っていて、その先生をめちゃくちゃ褒めた!(笑)

 

 

でもやはり思う・・・。

みんなに考えてもらいたいテーマだったなと・・・。

 

明日からは報告会に向けての準備をひたすら頑張ります!

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