ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地440日目ー文章題タジェールー

 

 

やっと文章題タジェールできた(笑)

来るようにちらしはったら、秘書が笑ってた(笑)

 

今回のタジェールは「文章題の指導」。

子どもたち、いつも足し算か引き算かと聞かれたときにこたえられない。

また、得意げに間違った式を書く(笑)

「違うよ」といっても、直せない。

「絵をかいてごらん」といっても描けない。

先生たちも文章題を読んで、すぐに「何算?」って聞く。

ほんでもってわからない子がいたら、「まや、どうして?」と相談してくる。

 

ということでタジェールを行った。





まずは、「こういう子いませんか?」という質問。

 

ある先生の掲示物を提示。

たしかにこれもイメージしやすいけれど、まず初めに大事なのは、

「絵でイメージすること」。

文字ではわからない子がいるからね。

わからない子がいるからね。

本当なら、具体物操作とかいつもやっているとわかりやすい。

 

ということで、先生たちに

それぞれのイメージを絵で描いてもらいました!

 割り算

なんで走ってるんだろう(笑)(笑)

 

かけ算

引き算

 

先生たちの中でもイメージを描くのは大変な人がいた。

 

その後、文章題に挑戦。

 

そのときに、

「なんのおはなし?」

「質問はなに?」

「大事な言葉はなに?」

「足し算?引き算?かけ算?割り算?」

という質問を投げかけた。

いきなり考えるんじゃなくて、段階的に考えることを伝えた。

また、聞いたあとも、その考えで合っているか、絵を描くことも大切だと話した。

 

その後、先生たちにそれぞれの問題を絵にしてもらった。

パンをチーズ入りパンにして描いてる(笑)おもしろい(笑)

 

また、このようにしていると、

日本語なら、足し算では「あわせて」とか、引き算では「のこりは」みたいな、キーワードのようなものも理解できてくるよねって話をした。

 先生たちに他のを聞いたら、いろいろ出てきた!

 

また、応用の指導として、

問題を作るということも話をした。

問題を作るとしたら、イメージができていないと作れない。

日本なら1年生からそういう授業があるけれど、ボリビアは基本的に式と答えを書くのみなので、こういう指導もあるよーと伝えた。

 

 

来週は国語タジェール。

「来週も参加します!!!」って言ってくれた先生たちがいてうれしい。

今回は授業形式でしたので、ノリがよかった!!!

 

さて、本日はテレサの誕生日!おいわいするぞー! 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

ブログランキングに参加しています。ぽちっとしてくださると嬉しいです!!

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia