最後のカーニバル参加
今年もやってきた、カーニバル週間。
去年のカーニバルが3月1、2日。
知らぬ間に1年が経っていた・・・はやい。
カーニバル参加はこれが三回目。(オルロは2回目)
ただ、今回のカーニバルが一番記憶に残るカーニバルとなった。
金曜日に移動。
オルロについたら、テレサの親戚がお昼をごちそうしてくれた。
「まやがカーニバルに参加することが本当に嬉しい!」と言ってくれた。
テレサのように温かい家族だった。
夜はパチャママ(大地の母)に捧げる儀式に参加。
お酒やコカの葉などを地にまき散らす・・・。
家の中でも学期や床にお酒をまき散らす・・・。
まき散らしたら、「ハヤヤ!!!!!」と叫ぶ。
ハヤヤは大地の母に尊敬を込めて言うそう。
私もしっかり、ビール、まき散らしました。
ボリビアでは、飲み会の際に地面に飲み物をまくのはあるあるな行為であり、むしろ文化。
今年の衣装は
全身赤!!!
チームの人が全員分作ってくれます。
集合時刻には日本人しか集まらず(例年通りw)、待つ。
待っているときのチョリパン最高。
ちなみに、カーニバルは時間通りには進まないので、集合場所で化粧をしてもらったり、ごはんを食べたりして待つ。これは他のチームも同じ。
準備中。
Diabladaというダンスのクマ。この中は45℃とかになるらしい。
ダンスはこんな狭い通りでもする。
途中でテレサと会った!
ここがメイン会場。ここには何人の観客がいるんだろう・・・。
またここで踊れた嬉しさ!
日曜も踊ります。
この日は暑くて、本当倒れるかと思った・・・。
踊ったあとはVirgen様のところで撮影。
青い空と赤い衣装が合う!!!
その後は少しカーニバルを見て終わり。
さて、なぜ一番思い出に残るカーニバルだったかという話。
それは「差別発言や行動がひどかった」から。
今、世界ではコロナウイルスが流行している。特に中国、日本では大流行。
ボリビアの方々の中では、「アジアは危険」というイメージ。
そのため、踊りの最中に
「コロナウイルスがうつる」
「うつしてみろ!」
「国に帰れ!!!」
などの暴言を言われたり、
私たちが通るときに鼻や口を押えて怪訝な顔をする人がいたり・・・。
どうやって笑顔を作ろうと思っても、どんどん笑顔が消えていく私たち。
そこまで気にしてなかったし、任地ではマヤと理解されているからよかったけれど、ここまでされると・・・。
でも、日本でも同じようなことが起こっていると聞いた。
くしゃみや咳をした人は
花粉症かもしれない。
ハウスダストなどのアレルギーかもしれない。
外国籍の顔をしていても、観光客ではなく、在住の人かもしれない。
もちろん発症することは誰でも恐ろしいと感じる。
でも、初めて見た人を、見た目で判断しないでほしい。
「それでも怖いもん!」と言われるかもしれないけれど、
自分が人なのに「コロナウイルス」とウイルス呼ばわりされたり、
「うつしてみろ!」とか「国に帰れ!」と言われてみたらどうだろうか。
いろいろなことがあったカーニバルだったが、
最後のカーニバル、いろんな意味でいい経験になった。
記念にオルロ限定Tシャツゲット。
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