ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

最後のカーニバル参加

 

 

今年もやってきた、カーニバル週間。

去年のカーニバルが3月1、2日。

maya-bolivia.hatenadiary.com

知らぬ間に1年が経っていた・・・はやい。

カーニバル参加はこれが三回目。(オルロは2回目)

ただ、今回のカーニバルが一番記憶に残るカーニバルとなった。

 

 

金曜日に移動。

オルロについたら、テレサの親戚がお昼をごちそうしてくれた。

「まやがカーニバルに参加することが本当に嬉しい!」と言ってくれた。

テレサのように温かい家族だった。

 

夜はパチャママ(大地の母)に捧げる儀式に参加。

お酒やコカの葉などを地にまき散らす・・・。

 

家の中でも学期や床にお酒をまき散らす・・・。

 

まき散らしたら、「ハヤヤ!!!!!」と叫ぶ。

ハヤヤは大地の母に尊敬を込めて言うそう。

私もしっかり、ビール、まき散らしました。

ボリビアでは、飲み会の際に地面に飲み物をまくのはあるあるな行為であり、むしろ文化。

 

 

今年の衣装は

全身赤!!!

チームの人が全員分作ってくれます。

 

集合時刻には日本人しか集まらず(例年通りw)、待つ。

待っているときのチョリパン最高。

ちなみに、カーニバルは時間通りには進まないので、集合場所で化粧をしてもらったり、ごはんを食べたりして待つ。これは他のチームも同じ。

 

準備中。

Diabladaというダンスのクマ。この中は45℃とかになるらしい。

 

ダンスはこんな狭い通りでもする。

 

 

途中でテレサと会った!

 

ここがメイン会場。ここには何人の観客がいるんだろう・・・。

 

またここで踊れた嬉しさ!

 

 

日曜も踊ります。

 

この日は暑くて、本当倒れるかと思った・・・。

 

踊ったあとはVirgen様のところで撮影。

青い空と赤い衣装が合う!!!

 

その後は少しカーニバルを見て終わり。

 

 

さて、なぜ一番思い出に残るカーニバルだったかという話。

それは「差別発言や行動がひどかった」から。

今、世界ではコロナウイルスが流行している。特に中国、日本では大流行。

ボリビアの方々の中では、「アジアは危険」というイメージ。

 

そのため、踊りの最中に

コロナウイルスがうつる」

「うつしてみろ!」

「国に帰れ!!!」

などの暴言を言われたり、

私たちが通るときに鼻や口を押えて怪訝な顔をする人がいたり・・・。

 

どうやって笑顔を作ろうと思っても、どんどん笑顔が消えていく私たち。

そこまで気にしてなかったし、任地ではマヤと理解されているからよかったけれど、ここまでされると・・・。

 

でも、日本でも同じようなことが起こっていると聞いた。

くしゃみや咳をした人は

花粉症かもしれない。

ハウスダストなどのアレルギーかもしれない。

外国籍の顔をしていても、観光客ではなく、在住の人かもしれない。

もちろん発症することは誰でも恐ろしいと感じる。

でも、初めて見た人を、見た目で判断しないでほしい。

「それでも怖いもん!」と言われるかもしれないけれど、

自分が人なのに「コロナウイルス」とウイルス呼ばわりされたり、

「うつしてみろ!」とか「国に帰れ!」と言われてみたらどうだろうか。

 

 

いろいろなことがあったカーニバルだったが、 

最後のカーニバル、いろんな意味でいい経験になった。

記念にオルロ限定Tシャツゲット。

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