任地271日目ータジェールー
本日は夜にタジェールがあった。でも参加者は4名。
というのも、明日が祝日だということで、木曜日にもすることになった。
もう、こういうのは仕方がないと割り切ることができた。自分が2回やればいい。2回やれば、2回目の方がうまくできるし。スペイン語も上達するだろうし。
今回のタジェールのテーマは"Autoevaluación"
日本語では「自己評価」。
先生たちは、タジェールを聞いて、「それいい!」と思って、次の日はがんばってみるけれど、それを継続できるかといえば、そうではないのが事実。
また、その場しのぎなんだろうなあ・・・と思う場面も多いのが事実。
子どもたちの学力を上げるため、子どもたちをもっとよくするには、1日では完成しないし、教師として自己研鑽は必要だし。自分をふりかえるのって大切。
日本の配属先では、「授業力チェックシート」「学級経営チェックリスト」というのを使って評価をすることもあったので、これを毎月やってみようと思い、それを少し改良して、うちの学校のチェックシートを作成した。
今回のタジェールはその説明と、実際にやってみようという回。
まずは、2月からのお礼。
これまでに18クラス中、12クラスで授業をさせてもらった。そして、1人2回の人もいるが、合計9回、ミニ指導案を書いて授業をしてもらった。
指導案を書くってちょっとめんどうだけれど、やっぱり練った授業は子どもたちがいきいきしている。そのことに関して少し話した。
その後は、私が授業をしたり、見たりして感じたことを話した。
やはり、クラスには3つのタイプの子どもがいる。おそらくよく話を聞いて理解してくれる1や2の子どもたちがいいと思うだろう。でも、3の子どもたちを中心に考えたら、どの子もわかる授業になる。・・・そういう話。
また、実際に私が授業をしてみて、子どもたちの弱い点、そしてこうすれば頑張っていたよという点を少し話した。これからどんどんいろんなクラスとコラボしていくので、そのときにこういうことについて考えていきましょうねという話。
そして本題へ。
まず、
改善することの大切さ
改善するためには自分のできているところと、これから必要となることを知ることの大切さ
子どもたちは1日では変わらないから継続することの大切さ
これらの評価項目はどの先生にも必要となる資質であるということ
自己評価シートはよりよくするためのものであって、決して非難するものではないこと
これらのことについて話した。
その後、初めてなので一緒に1つずつ、説明を加えながら評価してもらった。
先生たちは、「んー、これはやってる」「あ、これは足らないわ」と言いながら一生懸命取り組んでくれた。
その後、脱線した話へ・・・。
実は今日ある専科の先生から「専科の授業は最近来てくれないのに、どうしてタジェールに参加してというのか」ということについて質問された。
本当は私は専科の先生たちが大好きだから見に行きたかった。でも行けない理由があった。
そこで、ちょうど来ていた音楽の先生に「行かなくてごめんね。実はこういうことがあってね・・・」と秘密にしてもらうという約束で話した。
すると、そこにいた先生たち、みんな「はあ!!!!????」と怒ってくれた(笑)
「まや、そんな人ばかりじゃないよ!ここに来ているみんなは、ウェルカムだよ!」って言ってくれた。
ずっとそういうことで悩んでいたんだということも話した。誰のことかも言ってないけれど、少しすっきりした。
音楽の先生は、私のタジェールに全員が参加しないことをすごく気にしてくれて、whatsappで「今日はみなさんタジェールで会いましょうねー!」と声をかけてくれた。
また、「タジェールが算数ばっかりになっちゃうと、専科の先生たちに来てもらえなくて、申し訳ない」と言ったら、「私はまやのタジェールから、いろんなことを知りたいからいいよ!」と言ってくれた。
いつもこの先生に励まされている。休み時間、みんなでおやつを食べるときに椅子がなくて立っていると、真ん中においでと言われ、「まや、あなたはここの一員なんだから、気にしないでここに座って!」と言ってくれたのも嬉しかった。
人って心がすさんでくると、悪いことばかりに目が行くけれど、実際のところ、私を必要としてくれる先生たちもたくさんいるんだと思えてくる。
こういう先生たちをまずは大事に大事にしていきたいと思えた。
心がかなり軽くなった夜。
明日はテレサと日本食作り。うどんと天ぷら・・・のはずが、「寿司も作るぞ!」と言われたので、寿司も作ることに(笑)
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