ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地51日目ーボリビア初タジェール!-

 

 

ついにやってきた、初タジェールの日。

いつも通りに起きて、バナナジュースを飲んで出発。

緊張はなかった。(これは案外いつものこと)

 

VCさんと、同期隊員と出発。

 

初タジェールは約1時間半。

教員養成校の先生方と、数人の学生たちが来てくれた。

 

私が話した内容は

①日本の学校の一日の様子

②学級経営について(すこしだけ)

 

学級経営の話では、大きくわけて2つの教師にとって必要な力の話をした。

「授業力」と「学級経営力」について。

他にもまだまだあるけれど、今回は2つだけ。

 

これはだるまさんがころんだをしているところ。日本語がまったく知らない人たちに、すべて日本語とジェスチャーで説明。

子どもを「何がしたいのかな?」「なんでこういう行動をとるのかな?」とみるということも学級経営で必要なことだと思っていて。

今回は学級経営という言葉を聞いたことがない人たちばかりだったから、ゲームで感じてもらおうと考えた。

参加してくれた5人の人たちは、一生懸命私が伝えようとしていることを目を使って理解してくれようとしていた。「それが学級経営で大切なことの一つだよ」っていうのが伝わったかな・・・?

 

いろいろなことを苦手とする子はクラスの中でたくさんいる。

でも、それを「だめだ!」って言うんじゃなくて、なぜそういう行動をするのかを見ることが大切だよねって話をした。

また、クラスの中にはいろいろな子がいるという話をして。

クラスの中には目立たないけれどじっくり、こつこつと頑張る子がいる。その子を見落とさないようにしてほしいなということを話した。

 

また、授業力と学級経営力はどっちが大事とかではなくて、どちらも大切だと思うということを、二つの力を自転車に例えて話をした。

タイヤのどちらかが大きかったら進めない。

タイヤのどちらかが壊れていたら進めない。

バランスをとってこそ、進めるよねって。

だから、どっちかを大切にするんじゃなくて、両方してこそクラスは進んでいけるんだよと。

 

聞きに来てくれた人は、本当に熱心に聞いてくださって、質問もたくさんしてくれた。

うまく答えられなかったのが申し訳ない・・・。

終わってからも質問がきたり、連絡先を聞かれて、「またいろいろしよう!」と言ってくださった。

 

 

初タジェールはどたばたでスタートしたけれど、

まずまず頑張った方なんじゃないかな!と自分を褒めたい。

来週は配属先での初タジェール!

がんばるぞ!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia