ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地244日目ー3年生に授業、4年生の授業観察ー

 

 

昨日、この前言っていたインタビューの原稿が出来上がってきた。 

maya-bolivia.hatenadiary.com

自分のことを書いてもらうのってとても嬉しい。自分の気持ちもしっかり入っているから、出来上がるのが楽しみ。

 

 

さてさて、本日は3年生へ授業をしに行き、そしてその後4年生の授業観察をした。

 

まずは3年生の授業から。

本日は「3けた÷2けた」「4けた÷2けた」といった、「2けたで割る」という授業。

 

まずは、前に学習したことをおさらいして、「2けたってなんや?」の話。

「前は1けたで割ってたけど、今日はレベルアップやで~~~!!」という話。

(ちなみにこんな関西弁ではない(笑)なぜかスペイン語を日本語にすると関西弁になる(笑))

 

子どもたち、どことどこを割っていくのかが難しいだろうと予想。日本で言ったら、「どこに商を立てればいいのか?」ということ。(ボリビアでは、商は日本とは違うところに立てるので、ちょっと違う。)

ということで、日本でも作ったこれを作った。

じゃーん。手(笑)ちなみにフライ返しにはっつけた(笑)

 

どう使ったかと言うと、

こうやって、「3÷21はできるかな?できないねえ、じゃあ、32÷21はできる?」という感じに。子どもたち、ちゃんとノートに書いた自分の数字を隠してた。

子どもたち、やり方はすんなり理解したようで、やろうとするのだが・・・

一人ひとり見回っているときにわかった。

「子どもたち・・・商を見積もることができない・・・!」

まったく違う数字を平気で書く。100の中に20がいくつあるかということがわからない。・・・やはり数字を数字でとしか学習しないからなのか・・・。やはり数の概念は課題である。

 

 

お次は4年生へ。先週私が行った三角形の授業の続きの授業。

まずはいつものように計算学習から!

私が来てるからって特別なことをしないのがさすがだと思う!!!

 

そして学習へ。今回は子どもたちは折ったり切ったりしながら5つの三角形を作った。

ここから「辺の長さに注目して仲間分けをする」という授業へ。

 

先生は、

実際に子どもたちと同じものをつくって、変の長さを一緒に比べて、黒板でもわかりやすく掲示した。おお、これは2つの辺の長さは同じだ!

お次は、どれも辺の長さが違う!

 

お次は、・・・3つとも同じ辺の長さ!!!!

 

ということで、それぞれの名前を教えていた。

 

その後・・・

私が前の学習で印刷して子どもたちに渡したワークシートを使って、今回は辺の長さに注目して仲間分け。

同じ仲間は同じ色で色塗りして終わり!ちゃんと、なぜ同じ仲間なのかを説明させていた!

 

この先生は、本当に準備も毎回きちんとされていて、本当に尊敬する。

この先生に、「子どもたちもすごく取り組められるから、今度からは一緒に『考える授業』を作っていきましょう!」と伝えた。

 

明日はとりあえず最終となる、私の巡回授業。

本当はあと6クラス残っているが・・・もうそこまで深く考えないことにした。

あと1年生かないのに、困ることに関して考え込む時間がもったいない。

私には11人の先生たちがついている。そんな私を必要としていない先生たちを、むやみに巻き込む必要はない・・・そう割り切ることにした。

 

よし、明日もがんばるぞー!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

ブログランキングに参加しています。ぽちっとしてくださると嬉しいです!!

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia