任地244日目ー3年生に授業、4年生の授業観察ー
昨日、この前言っていたインタビューの原稿が出来上がってきた。
自分のことを書いてもらうのってとても嬉しい。自分の気持ちもしっかり入っているから、出来上がるのが楽しみ。
さてさて、本日は3年生へ授業をしに行き、そしてその後4年生の授業観察をした。
まずは3年生の授業から。
本日は「3けた÷2けた」「4けた÷2けた」といった、「2けたで割る」という授業。
まずは、前に学習したことをおさらいして、「2けたってなんや?」の話。
「前は1けたで割ってたけど、今日はレベルアップやで~~~!!」という話。
(ちなみにこんな関西弁ではない(笑)なぜかスペイン語を日本語にすると関西弁になる(笑))
子どもたち、どことどこを割っていくのかが難しいだろうと予想。日本で言ったら、「どこに商を立てればいいのか?」ということ。(ボリビアでは、商は日本とは違うところに立てるので、ちょっと違う。)
ということで、日本でも作ったこれを作った。
じゃーん。手(笑)ちなみにフライ返しにはっつけた(笑)
どう使ったかと言うと、
こうやって、「3÷21はできるかな?できないねえ、じゃあ、32÷21はできる?」という感じに。子どもたち、ちゃんとノートに書いた自分の数字を隠してた。
子どもたち、やり方はすんなり理解したようで、やろうとするのだが・・・
一人ひとり見回っているときにわかった。
「子どもたち・・・商を見積もることができない・・・!」
まったく違う数字を平気で書く。100の中に20がいくつあるかということがわからない。・・・やはり数字を数字でとしか学習しないからなのか・・・。やはり数の概念は課題である。
お次は4年生へ。先週私が行った三角形の授業の続きの授業。
まずはいつものように計算学習から!
私が来てるからって特別なことをしないのがさすがだと思う!!!
そして学習へ。今回は子どもたちは折ったり切ったりしながら5つの三角形を作った。
ここから「辺の長さに注目して仲間分けをする」という授業へ。
先生は、
実際に子どもたちと同じものをつくって、変の長さを一緒に比べて、黒板でもわかりやすく掲示した。おお、これは2つの辺の長さは同じだ!
お次は、どれも辺の長さが違う!
お次は、・・・3つとも同じ辺の長さ!!!!
ということで、それぞれの名前を教えていた。
その後・・・
私が前の学習で印刷して子どもたちに渡したワークシートを使って、今回は辺の長さに注目して仲間分け。
同じ仲間は同じ色で色塗りして終わり!ちゃんと、なぜ同じ仲間なのかを説明させていた!
この先生は、本当に準備も毎回きちんとされていて、本当に尊敬する。
この先生に、「子どもたちもすごく取り組められるから、今度からは一緒に『考える授業』を作っていきましょう!」と伝えた。
明日はとりあえず最終となる、私の巡回授業。
本当はあと6クラス残っているが・・・もうそこまで深く考えないことにした。
あと1年生かないのに、困ることに関して考え込む時間がもったいない。
私には11人の先生たちがついている。そんな私を必要としていない先生たちを、むやみに巻き込む必要はない・・・そう割り切ることにした。
よし、明日もがんばるぞー!
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