ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地209日目ー日本の教科書ー

 

 

一昨日から、ペルーの同期が来ている。

というのも、3月1、2日と南米三大カーニバルのひとつである、ボリビアのオルロのカーニバルに参加するため。

昨日、今日とラパス散策をした。

喜んでくれてよかった。

 

 

さてさて、本題へ。

 

昨日、1年生の算数の授業補佐をした。単元的なものは、「方向」。

右や左を学習するという時間。

 

一枚目の問題がこちら。

右手は赤色に、左手は青色で塗りましょう。

・・・これ難しくない!?

やはり、子どもたちは困惑。

 

その次の問題がこれ。

左の絵と同じ方向を見ているのをチェックしてという問題。

こっちの方が断然簡単じゃん!!!

 

そう考えると、日本の教科書ってよくできているなあと思う。

JICAがグアテマラで作った教科書をおすすめはできるが、この教科書はラパス市が提供しているものだし・・・。

これでうまく授業ができるように、日々、「自分ならどう授業するか」というのを考えている。

 

ちなみに教科書は、さすがボリビアという感じがする。

 

ラパスの景色の写真の下には「これは私たちの『美しい市』です」と書いてある。

 

これは、ザ・ボリビアの市場。

 

これはボリビアでスカートなどを仕立てるときに行く布屋さん。

なかなかおもしろい。

 

1年生の教室には、ルールが飾られていた。

日本の先生からしたら、「黒板の上にこんなに掲示をして大丈夫か!?」と思う人がいると思う。実際、これを掲示して数日が経つが、ぜんぜん子どもたちに困り感はなさそう。

 

 

1年生を見ていると、「この子たちの『がんばるぞー!』という気持ちを消してしまってはいけないな!」と心から思う。

大きくなればなるほど、学ぶ意欲が低下することが多い。それって自分たち教師がさせてしまってることもあるだろうなと。

いつも、子どもたちのやる気に火を灯せられる教師になりたい。

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