任地209日目ー日本の教科書ー
一昨日から、ペルーの同期が来ている。
というのも、3月1、2日と南米三大カーニバルのひとつである、ボリビアのオルロのカーニバルに参加するため。
昨日、今日とラパス散策をした。
喜んでくれてよかった。
さてさて、本題へ。
昨日、1年生の算数の授業補佐をした。単元的なものは、「方向」。
右や左を学習するという時間。
一枚目の問題がこちら。
右手は赤色に、左手は青色で塗りましょう。
・・・これ難しくない!?
やはり、子どもたちは困惑。
その次の問題がこれ。
左の絵と同じ方向を見ているのをチェックしてという問題。
こっちの方が断然簡単じゃん!!!
そう考えると、日本の教科書ってよくできているなあと思う。
JICAがグアテマラで作った教科書をおすすめはできるが、この教科書はラパス市が提供しているものだし・・・。
これでうまく授業ができるように、日々、「自分ならどう授業するか」というのを考えている。
ちなみに教科書は、さすがボリビアという感じがする。
ラパスの景色の写真の下には「これは私たちの『美しい市』です」と書いてある。
これは、ザ・ボリビアの市場。
これはボリビアでスカートなどを仕立てるときに行く布屋さん。
なかなかおもしろい。
1年生の教室には、ルールが飾られていた。
日本の先生からしたら、「黒板の上にこんなに掲示をして大丈夫か!?」と思う人がいると思う。実際、これを掲示して数日が経つが、ぜんぜん子どもたちに困り感はなさそう。
1年生を見ていると、「この子たちの『がんばるぞー!』という気持ちを消してしまってはいけないな!」と心から思う。
大きくなればなるほど、学ぶ意欲が低下することが多い。それって自分たち教師がさせてしまってることもあるだろうなと。
いつも、子どもたちのやる気に火を灯せられる教師になりたい。
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