ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地313日目ー公倍数の授業、宗教の授業(涙)ー

 

今日は朝から6年生の教室へ。

まだここでは授業を見せていなかったので、今日は公倍数の授業を。

 

公倍数の授業なので、まずはかけ算の復習から。

6年生なので、少し声を出すのが恥ずかしそうだったけど、元気な男の子たちのおかげで元気になった!

 

お次は、ノートに1から40まで数字を書く。

本当はプリントを用意したかったが、日本なら当たり前のプリント配付が、ボリビアでは先生の実費になることもある。

先生たちができるようにと、私もボリビアの基準に合わせて授業。

 

その後は、女の子が3の倍数、男の子が4の倍数になる時に手を挙げさせるというゲームをした。12になったとき、全員の手が挙がり、びっくりする子どもたち(笑)

「次、どの数字のときにみんな手が挙がるかなー?」って考えさせたら、すごく楽しそうだった。

 

そして公倍数、最小公倍数という言葉を教えた。

子どもたち、一生懸命ノート書いてた。

ただ教えるだけじゃなくて、それってどういうこと?ということをきちんと学んでほしい。先生は、こういう教え方を知らなかったようで、「スーペル!(すごい!)」と褒めてくれた(笑)

 

もちろん机間指導も忘れない。

ボリビアの先生はこの指導が少ない。分からない子はそのまんま。

 

また、このクラスはくじ引きで当てるということをしていたので、借りて使わせてもらった。

なんともまぬけな顔(笑)

 

授業の様子。あー、やっぱり授業って楽しい。

 

子どもたちのノート。

ちなみに最小公倍数はMínimo común múltiploという。

略してMCMと書くそうだ。教科書で学んだ(笑)

 

板書がこちら。

ちなみに、今回は2つの倍数で公倍数を考えようというのを目標としていたが、子どもたちがかしこかったので、最後の問題は3つの倍数を考えさせた。できてた!

 

 

 

その後1年生の教室へ。

いきなり電話がなった。宗教の先生からだった。 

maya-bolivia.hatenadiary.com

人生初の宗教の授業をしてから1か月が経っていた。

もうしてくれないだろうと、思っていたが、「まや、今からする!」という電話(笑)

あわてて向かう。

 

宗教の先生「今日さ、朝、なんの授業しよっかなあって考えてたら、まやのことが浮かんで!考えたからみて!!!」

とのこと(笑)

 

うそ!!!!まじ!!! 

 

こんなものも作ってきた!!!すごい!!!

(しかも最後、「また使うねん」ってきれいに持ち帰ってた!!涙)

 

私の授業をしてみると言っていたから、同じ授業かと思ったら・・・

なんと自分で作ってきた!!!!

すごく自信に満ち溢れた表情でがんばってた。

子どもたちものっていたし、すごいすごい!!!

話を聞かないときには、ルールに立ち戻って、

「ほら、みなさい。目を使って聞きますよ。」って!!!

すごいじゃん涙

 

授業終わってからも、「どこがよかった?」「もっとよくするにはどこを直せばいい?」とか聞いてきた。

これはかなり嬉しい出来事。

そして先生の顔はやる気のある顔をしてた。また次やるまでに時間がかかるかもだけれど、やってくれるんだから待つ!

宗教、難しいけれど、頑張るなら私も頑張る!!!!!

 

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