任地237日目ー2年生と4年生への授業ー
今日も2クラス連続授業。
まずは2年生。
テーマ的には「位の意味をしること」。
位の名前は知っていても、それが一体何なのかが理解できていない子が多い。
先生たちも困っていたから、この授業をしてみた。
まずは、
「数字には見えないお部屋があるよー」という話で、位の列車を使って学習。
こんな感じでみんなでお勉強。
ノートを書くときには、
「一緒に書こうね」と言いながら、自分も書く文字を言いながら書く。
そうするとだいたいの子がついてこれた!!
子どもに書かせるのも集中する一つの方法。だってみんな書きたいから(笑)
「静かに!」と言うより、自分が静かにしてこうやっている方が静かになる気がする。
これも子どもたちが書いた。
やっぱり黒板に書けるって嬉しい。結構ボリビアでは前に出させて、こういうことするのって見たことない。
本日の板書。(恥ずかしいからあまり見ないで(笑))
つねに左端には、学習のルール(絵付き)と、やることをリスト化している。これも子どもたちが集中できるように、ルールを守れるように。
こうやって、
前に出たい子が多い。何かしらの理由をつけてやってくる(笑)
私は基本的には話を聞いてあげない。基本的には席で手を上げさせる。でもこれも子どもによる。・・・この子は歩いた方が気がすむような子か?ということを判断する。そういう子は授業でも前に出さて発表させることもある。
2年生の先生は、この授業をとても気に入ってくれた。
気に入ってもらわないと、使ってもらえない。
気に入ってもらわないと、次先生が私と考えた授業をしてくれないかもしれない。
かなりシビアな世界だ(笑)毎日が教育実習、毎日が研究授業的な気分(笑)
飛び入り授業って怖い(笑)
お次は4年生。
前の4年生と同様に三角形の学習。
この7つを角の大きさに注目して、3つのグループに分けるという学習だが、
最近実際に授業をしてみて思うが、子どもたちの既習事項がかなり抜けているし、考えてすぐあきらめる傾向があるということを実感。すぐ、「先生、わかんない!」と叫びだす(笑)
だから、今回は注目する角度を指定した。
そして、もし「わかんない!」と言って来たらどんな声かけをするのかもかなり練った。
・・・それでもうまくいかなかった。
とにかくしゃべりまくる。キャーキャー騒ぐ。
やっぱり飛び入りは難しいし、私が先生じゃないと思っている子も多い。ただの遊んでくれるお姉さん的な感じ。だから、少し叱った部分もあった。(ビデオにそれが録画されていた・・・恥ずかしい。)
叱ったときには、「なぜ今私がまず考えてごらんと言ったか」というのも説明したが...それも聞いてない子いた。日本語ならもっと話せるのに...と思うが、語学のせいにしてはいけない。もっと考える雰囲気にしなかった私のせいだ。
やっぱり、ボリビアでは「算数=計算」みたいなところが多い。そうじゃない。計算も大事だけれど、「じっくりなぜそうなのかを考えること」も大切。
板書はこんな感じ。
空白の部分に、はじめにこの水色の三角形を掲示していた。
さてさて、明日から私の授業を参観した先生たちの授業が始まる。
ちゃんと指導案と板書計画持ってきてくれた!!!!涙
(しかもこれなんて、まだまだ先の授業なのに!!!涙)
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