ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

なぜ教師がいいの?

 

 

今日は活動後、ラパスで語学訓練中の3次隊の2人と、同期の子と4人でエンサラーダデフルタを食べに行った。

 おいしい!って言ってもらえてよかった。

 

 

その後、3次隊の子たちとおしゃべり。

 

そこでふと質問された質問がずっと頭に残った。

それは「なんで教師がいいのか?」ということ。

 

んー。うまく答えられなかった私。

とぼとぼと家に歩いて帰りながら考えた。

 

 

教師になりたい!と思った時には、

「困っている子どもたちを助けたい」とか、

「●●を伝えたい」とか、そういう私が何かをするみたいな志望動機だったと思う。

 

でも、今はそうではなくて、

子どもたちと向き合って、授業でもそうでない時間も、「あぁでもない、こうでもない」と話ながらやっていきたいなと。

もちろんこっちとしては答えを持っているし、伝えたいことはあるけれど、でもそれをそのままダイレクトに伝えるんじゃなくて、

子どもに考えさせたり、一緒にうーんと悩みながらやりたい・・・と。

 

そうやって過ごしてきたなかで、子どもたちがぐんと成長したところとかを見ると嬉しいなと。

 

答えは合っているかわからないけれど、これが今の自分の本音だなあと思いながら歩いていた。

 

そこで、思った。

「これって協力隊の活動もそうなんじゃないか」と。

 

私たちには要請内容がある。

これを伝えたい!という思いがある。

でも、これをそのまま伝えてしまったらどうなるか?

きっとモノを与えただけみたいな感じになってしまう。

 

はじめ、協力隊として活動したいなと思ったときは

「●●をしたい」とか、「助けたい」とかそんな気持ちだった。

でも、実際こっちへ来たら、助けてもらってばかり。

 

先生たちと向き合って、「あぁでもない、こうでもない」と話ながら、私と先生たちとしか作り上げられないものをやっていきたいなと。

もちろんこっちとしては考えがあるし、伝えたいことはあるけれど、そうじゃない。

 

いろんなコミュニケーションを取りながら活動したいな・・・と。

それが草の根活動

 

・・・とか言いながら実際はなかなかうまくはいかないが。

それもそれで活動だ!

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