ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

保護者の家へ招待される

 

 

昨日からせっせとコロッケづくり。

昨日は停電の中コロッケのタネだけ作った。

今日の朝は揚げまくった!

ボリビアの人の好みに合わせて、少し味の濃いコロッケ。

 

なぜ作ったかというと、

今日は保護者の家へ招待されていたから!!!

初めて行く家。ずっと来てー!って言われていたのに、お互い予定が合わなかった。

この人は4年生の子の保護者で、歴代の隊員が遊びに行かせてもらっている。

もうcon cariño(愛をこめているって感じの言葉)っていう言葉がぴったりの人で。

こんな見ず知らずの日本人にとても優しくしてくれる人。

 

今日は息子が誕生日ということで行ってきた。

学校で待ち合わせをして、いざ、家へ。

もうすぐクリスマスということで、家はすごい装飾。

 

なぜか家に大きなサンタが(笑)

私が持っているのは、お母さんの趣味である「食玩マグネット集め」で集めたお気に入りのものたち(笑)

「まや、これ持って写真撮りなさい!てか撮ってあげる!」って(笑)

 

靴下もずらり。

子どもは3人。もう一つは犬用。(笑)

クリスマスツリーや靴下だけでない飾り付け。

これはキリスト教に関わっているみたい。

(勉強不足でよくわからない・・・)

 

24日になったら、このみどりのスペースには、イエス降誕として、イエスの赤ちゃんの人形を置く。

クリスマスはキリスト教信者にとってはとても大事な日。

日本のクリスマスの過ごし方を話をすると、毎回疑問を持たれる。たしかにそうだ。

この時期特に、自分の信じる宗教について聞かれる。

自分は何も信じていないという話をすると、なんで!?って。

でもクリスマスはあるんでしょ!?え、でも神社にもいくの!?って。

まじで説明に困る。説明できない自分・・・。

そういえば、訓練所に入る前のレポートで「なんで無宗教なんだ?」と聞かれたときに、どう答えるかというレポートかいたな・・・。

 

 

2階へ上がって調理開始。

今日は誕生日の子が大好きなキヌア料理。

作りながらいろんな話をした。

 

途中で返ってきたお父さんもすごくいい人で、久しぶりに家族のよさを感じた。

キヌアを水で洗い、その後水で炊く。

その後、マーガリン、卵、牛乳を加えさらに煮込む。

最後にチーズをのせて完成。

 

完成がこちら。

「まや、写真撮りなさい!!」って言ってくれる(笑)

基本的にこっちへ来てからはじめてキヌアを食べたのだが、結構苦手な部類だったキヌア(笑)

これ、すごくおいしかった!!!家でもやってみよっと。

 

コロッケもすごくよろこんでくれた。

たくさん作っていってよかった!

 

この家の犬。nieve(ニエベ)ちゃん。意味は雪。

こうやっておもちゃを持って私にすり寄ってくる。かわいい。

こうやっておもちゃを持っていくことはめったにないらしい。嬉しい。

 

テレビでクリスマスの映画がやっていて、みんなで観て笑う。

なんだこの久しぶりな家族の感じ。とても癒される・・・。

雷もなっていたからすごく長居をしてしまった。

 

帰りに持たせてくれたパネトン。これまたおいしい。

クリスマスによく食べるものらしい。

 

帰る間際に、

「まや、(来るのが)これが1回目だけど、何回も来なさいね!」って言ってくれた。

言われなくても来たい家(笑)

 

いつにする?という話になり、年末年始に大学の同期が来るという話をしたら、

「え!こればいいじゃん!アンティクーチョ作ってあげる!」って。

アンティクーチョは、牛のハツを塩コショウで焼いた私のボリビアでの大好物。

 

まだあったこともない友だちにも優しい・・・。涙

29日にお邪魔させていただくことになった。

 

 

久しぶりに人の温かみをじっくりと感じた一日。

いい出会いだなあ。

これは絶対旅行では味わえない。

 

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