ボリビアに来てみたらこんなとこだったー治安編ー
どうも!まーやです。
この前たまたまラパスの観光名所を歩いていたら、日本人らしき人が歩いていました。
いよいよ日本人がたくさん来るシーズン到来。
日本人を見るだけでなんだか落ち着く今日この頃・・・。
海外旅行で気になるのってやはり「治安」ですよね。
私もボリビアへ派遣されると決まったときにまず調べたのは治安でした。
ネットで調べていると、
「ボリビアは南米で最貧国」
「ボリビアの治安は悪い!」
「ボリビアの飯はまずい!」
といったようにウユニ塩湖以外はあまりいいイメージがない(笑)
じっさい半年住んでみて、いろいろ感じたことがあるので、それについて書いてみようと思います!
※「ボリビア飯はまずいのか?」ということに関しては、後日書きます(笑)
では、いってみよー!!
また、文字だけでは寂しいので、ラパスの名所なんかも紹介!
まず困ることは・・・言語。
これは治安とは関係ないかもしれませんが、言っていることがわかる、言っていることが通じるって、必要じゃないですか?
だって、「金をよこせ。」と言われているのに、わからなくてにこにこしていたら怖くないですか??
だからまずは言語について。
有名なお土産通りのサガルナガ。
見るだけで楽しい、お土産もまあまあ安い観光名所!
・・・ここでも値段くらいしか英語で言ってくれません。
「ほら、こんなのあるよー!入って入ってー!」とか言うのもスペイン語。
ツアー会社などは英語で話してはくれますが・・・。
指差し会話帳とかあるといいかも。
治安については・・・まあまあ安全。ただし、注意は必要。
半年住んでみて感じたことは、
(と言っても南米はボリビアしか住んだことないですが)
ちゃんと安全を考えて過ごしていれば危険ではないということ。
南米でも比較的安全な国だと言われています。
歩いていると、「あぁ・・・ここはやばいな」というところがあります。
道を一つ間違えて入ってしまっただけで、やばいかなということはもちろんあります。
が、そこさえ気を付けて、
身の回りの物をきちんと管理して、
夜道を一人で歩かない、
といったような海外では当たり前のことを守っていれば大丈夫。
何よりも頼りになるのは現地の人。現地の友だちが「ここは危ないよ」と教えてくれるので、そこは行かないようにしています。
移動はよくわからなければタクシーを使うべし。
ボリビアにはとっても便利なミニバスがあります。
どれだけ乗っても基本的に50円くらい。
バス停はないから好きな所で乗れるし、好きな所で降りられる。
でもこれも注意が必要。
ぎゅうぎゅうでみんなで乗るバスなので、誰が乗っているかわからない。
窓が開いていることが多いから、外から中のものが簡単に取れる。
夜、あまり人が乗っていないバスは少し怪しい・・・という情報も。(現地の人談。)
旅行ならばタクシーを使うのもありだと思います。
空港から市内まで約1000円。少し乗るだけなら200円くらい。
ただし、流しのタクシーにも注意が必要なことも。
Uberというタクシーアプリありますよね?自分がいる場所まで来てくれるというタクシー。ラパスも使えるらしいので、こういうのを使ってもいいかも。
地元民しか行かないところはすごく目立つ
サガルナガやサンフランシスコ寺院と言う場所なら観光客だらけですが
「地元民気分を味わいたいー」ということで、市場に出かける・・・とかになると、本当に地元民しかいないので簡単に目立ちます。
荷物は最小限で行くべきです。とくにラパスは年中上着を着ていることが多いので、上着の中にカバンも隠せるので便利です。
市場はほんとボリビア!って感じで私的にはちょーおすすめスポット!
観光シーズンはどろぼうさんの稼ぎ時!
これはどこでもそうですよね。
長距離バスを乗る場所、人が多い場所はそりゃ注意が必要です。
また、南米はケチャップ強盗・偽警官が多いです。
ケチャップ強盗というのは、「あれ、ケチャップついてるよ!」と優しく声をかけてくれて拭いてくれる人が寄ってくる手口。実はその人は優しくなくて、周りにいる人たちとグルになって、拭いてもらっている間に荷物を持っていくという集団で行う手口。
また、荷物がとられたことが分かると、「え、大丈夫?」と心配まで一緒にしてくれる人もいるんだとか(笑)
目立っちゃうけどなるべく目立たない、人は疑ってかかることは忘れずに。
これはボリビアに限らず、外国に旅行するとそうですよね。
治安以外にも気を付けるべきこと
いくつかあるので紹介。
<高山病>
これはラパスならではの問題。
降り立った瞬間、標高4000mのところなのです。
私も謎の体調不良が1か月くらいは続きました。坂道を上るときは、今でもはあはあします。これに慣れるには50年ほど住む必要があるのだとか(笑)
もうこれは仕方がない問題なので予防しかありません。
・「ダイアモックス」という薬をアメリカくらいから飲み始める。(到着前日から服用してくださいという薬です。)
・着いたら亀くらいのスピードで歩く。(これまじほんと。)
・空港やホテルで酸素を吸わせてもらう。
・コカ茶(コカの葉っぱのお茶)を飲む。(危ないものではありません。が、日本への持ち込みは禁止されています。お土産で買っちゃダメ!)
・無理せず寝る。
これくらいですかね・・・。年末に友だちが来るので、その時は空港までコカ茶を持っていく予定です。
また、酸素がうすいからか、初めの頃はよく眠れないんですよね。無理をせずが第一です。
<デモ・ブロケオ>
毎日、どこかしらでデモ行進が行われています。
本当に10数年前にとても危険な時期がボリビアにはあったのですが、今はそこまでのデモはありません。
しかし、来年は大統領選挙が予定されていて、その結果によっては隣国の隊員も入国できるかどうかといった感じボランティアはなっています。
また、デモが行われる場所は観光名所の近くが多い。
なるべく近づかないことが大切です。
また、ブロケオというのは、「道路封鎖」という意味。政治的反抗などによって団体などが道路を封鎖します。
これは私も町の道路封鎖の様子。人は立ってませんでした(笑)
ボリビアは道路封鎖がいきなり行われて、流通が止まったり、急に目的地に行けなくなったりということが多いそう。
この前、中心地へ行こうとおもいバスへ乗ったら、道路封鎖されていて、予定より40分くらい余計にかかってしまいました。運転手も知らなかったようで、かなり焦っていました。
日程は余裕を持つことが大切。
<洪水>
日本人が来るときはウユニのベストシーズン。つまり雨期。
みんなこの景色に憧れてくるわけですよね!
だが、雨期はかなりの注意が必要なんです。土砂崩れや洪水がかなり多いんです。
この前も、バスの上に土砂が落ちてきて・・・というニュースがあったり、来てすぐのときにもウユニへ向かう長距離バスが土砂に巻き込まれて・・・というのを新聞で見ました。
道路も完全に整備されたところはありません。ラパスの町にも用水路みたいなのはほぼほぼなく、水はただただ坂の上から下へと流れていくだけ・・・。
バスを考えている人、雨期に来る人たちは注意が必要です。
実際に住んでみた人が感じること
といった感じで治安などについて話をしてみましたが、どうだったでしょうか?
こっちに来る前は本当にマイナスなイメージばかりで、来るのも不安だな・・・ということもありましたが、自分の身は自分で守るを合言葉に日々充実した日々を送っています。
最近思うのが、
「ボリビアってこんなんなんでしょ?」と来たことがない人に言われることが何よりも悲しい。調べたことだけで言われることが何よりも悲しい。
日本では味わえないようなことがたくさんあるここ、ボリビア!
ボリビアってどんな国なんだろう・・・?と思ったそこのあなた!
遊びにおいでよ!!!
一緒にボリビアを200%味わおうぜ!
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