ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

食事の大切さ&恐ろしさ

 

 

ほぼ毎日ブログを続けてきたこの私が

まさかの1週間ぶりの投稿になるとは・・・

 

みなさま、お久しぶりです。

まーやです。

 

この1週間で

食事の大切さと恐ろしさを実感しました。

 

月曜日は

もう日本に帰らなくてはいけないんじゃないかとか

むしろ日本に元気に帰れるんだろうかと

ベッドで泣きました。本当に。

 

みなさんにも気を付けてほしいからここに書き記します。

 

 

土曜日からの異変

土曜日から猛烈な頭痛に襲われる。

でもどうしても行かなきゃいけない行事があったため参加。

いてもたってもいられなくなり帰宅。

 

日曜日は一日中ベッド。

食事はスープのみ。

 

日曜日の夜から

猛烈な頭痛・悪寒・関節痛に襲われる。その後熱が9度まで上がる。

 

月曜日、健康管理員さんに相談ののち、病院へ。

白血球の数値が高いことで「感染症」と言われる。

また、リンパ球の数値が基準値の半分以下ということがわかり、

今まで基準値しか見たことなかった私はかなり落ち込む。

調べていると「低栄養」という言葉が出てくる・・・さらに落ち込む。

そして食欲がまったくわかない。

同期がこの前持ってきてくれたリンゴジュースを飲んで過ごす。

 

火曜日、同期が「サルモネラ」と診断される。

原因はおそらくカレー。

市場の鶏肉を使ったカレーだった。

市場で買った肉は洗ってから調理することを学んだ。

また、前日の血液検査で軽くサルモネラが出ていたことをここで知る…

 

ここで、私もサルモネラではないかと疑われたが、

本日結局「気管支炎」と「胃腸炎」という診断となった。

(でも、完全に症状は気管支炎でもなく、胃腸炎でもなく…(笑)

だが、診断されたので、もうサルモネラではないと信じておく…)

 

食事は日曜日からずっとスープ一食。

ベッドから起き上がれないし、起き上がれても壁をつたって歩かないとキッチンまで行けない状態。

病院で入ったトイレで四日ぶりにまじまじと見た自分の顔はかなり干からびていた。

また泣いた。

 

活動しにボリビアへ来たのに、なぜほぼほぼ一週間休まなくてはいけないのかと。

 

 

風邪が治らない・・・

でもそれは自分がやってしまったことで。

実は9月20日ごろから風邪をずっと引いたまま、

「まあ、大丈夫だろう。」

と自己判断をしながら活動していた。つらいなか、ソーラン節指導もしていた。

 

何度も校長先生が「病院へ行ったらどうだ?」と言ってくれたが、

自分は「大丈夫!」って返すだけ。

それを見かねた校長先生は調整員さんへ電話をしていてくれたらしい。

なんて優しいんだ。。。

病院から電話しても「まずはゆっくりしなさいよ」って優しく言ってくれる。

もう本当にありがたい存在。

 

また、風邪が治らなかった理由は他にもあって。

最近、あんなに大好きだったボリビア飯に飽きてきて、あまり食べてなかった。

バナナを食べて終わり、とか、スープを飲んで終わりといった感じだった。

また、ボリビア飯はかなり胃がもたれるものが多く、

昼ごはんに肉系のものを食べてしまうと、夜ご飯が入らない・・・ということがほぼ毎日。

 

また、一人で食べるごはんは本当に楽しくなくて、

この私(食べることが人一倍好き)が食に対する興味がなくなってきていた。

 

そりゃ体調も治らないだろう・・・

 

 

食事の大切さ&恐ろしさを知った1週間

活動するためには健康第一で。

そのためには、きちっと食事をしようと思った。

また、アフリカの同期におなかがすいていなくても飲める栄養ドリンクを教えてくれるらしいから、それもやってみようと思った。

 

また、ここは途上国。

市場の鶏肉は常温で置かれていることが多い。

きちんと処理をしてから食べることの大切さも改めて実感。

三か月も経つと、「まあ食べられるだろう!」と思いがちになる。

実際おなかを壊すことが減ったということもあり、なんでも食べてしまう。

でも、そういうことも気を付けないとな…と再度確認できた。

 

家族や同期には本当に助けてもらった。

夜中なのに「大丈夫?」とLINEをくれる母親。

お寿司を見ながら「まやに食べさせてあげたい」と言ってくれる父親(笑)

ボリビアの同期ももちろんだけど、他の国に住んでいるのに心配してくれる同期。

私は一人じゃない。元気に帰らなきゃ!って本当に思った。

 

とにかく活動に復帰できることが何よりもうれしい。

11月は研究授業もあるし、体調に気をつけながらがんばろう!

 

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