ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地47日目ー嬉しさと悲しさー

 

今週で任地50日目となるのか・・・早い。

今はとにかく土曜日の養成校のタジェールと、来週の配属先のタジェールの準備で本当に疲れている。

人に伝えようとすること、ボリビアの人に伝えようとすることは難しい。

まずは言語が違う。ちょっとしたニュアンスが伝わらないことがある。

テレサが好意で昨日の夜、添削をしてくれた。A4サイズで5枚にもわたるレジュメ。長いのに一つひとつ添削してくれた。

テレサには伝わったみたいで、「これいいね!大切なことだよね!」って言ってくれて、レジュメにいいところに赤線を引いてくれて嬉しかった。

 

もう一つ嬉しいこと。

これ前にも書いたけれど、やっぱり配属先の先生たちと仲良くなれてきている!

ハグでのあいさつも慣れてきた(笑)

Mayaではなく、Mayita(女の子にitaを付けるのが一般的)と呼んでくれる。

そして、先生同士のwhatsapp(結構どんな連絡もこれを使っている。というのも、曜日によって来ない先生がいて、全体共有を顔を見合わせてできないから)で「タジェールします!」って連絡入れたら、

「ありがとうまや!」「わかったよ!」「本当にありがとう!」と顔文字付きで返事をくれた人が8人。

8人?って思うかもしれないけれど、8人も行こうと思ってくれているそのことが嬉しい。私の今回のタジェール参加人数目標は10人。目標は達成できそうである。

(なぜ全員でないかというと、先生たちは午後から他の仕事をしている人もいるし、遠方から出勤している人もいるため。まずは初めなんだから、目標は小さく!)

 

でも、少し悲しいこともあった。

「研修、みんなに伝えるね!」と言ってもらえたのに、なかなかしてもらえなかったこと。今、いろいろ学校行事もあって忙しいのは重々分かってる。でもちょっと悲しかったな・・・。でも初めてだし、今回は自分から積極的に動いてみた。結果オーライなのかは終わってみないと分からないが・・・。

というか、もしかしたら、私よりも感覚的にゆったりなのだろうな。私がきちきちしすぎているのかもしれない。

 

 

さて、本日の記録。

 

学期途中(学期末)から入ることの良さを知る

ボリビアは2月が新学期、新しく学年が変わる。

学校は12月に終わる。私が入ったのが8月。のこり3~4か月の時期。

配属される前は、「なんで、こんな途中から・・・」と思っていたが、実際来て見てみると案外いい時期に入ったな!と思う。

 

理由は二つ。

①この時期だからこそ、先生たちの1年間の成果が見える。

うまくいっていれば、子どもたちの雰囲気やクラスの雰囲気があたたかい雰囲気で、みんなが勉強に向かっている様子が見られる時期。だから、この先生はどんな学級経営をしてきたのかなというのが感じれる時期。

②この時期だからこそ、課題を見つけ、新学期に向けて準備できる。

実際、「いいな!」と思うクラスもあれば、「ここはこうした方がよかったのかも・・・」と思うクラスがある。先生自身も困っていることはあって、「この子どう思う?」と聞いてくれる先生もたくさんいる。その先生自身がこの1年間に困ったことを、ここから9月・10月・11月・12月・1月とタジェールをしていく中で、新学期いいスタートを切れるんじゃないかと思う。

 

 

今日のクラス

今日のクラスは一言で言って雰囲気がばつぐんにいいクラス。

先生の褒め方がとても温かい。

手を挙げて発言させるのだが、Levante la mano para participar.(参加するには手を挙げなさいよ。といった感じ)を言うときも温かい。

「守らなくっちゃ!」と思える声。

 

手前の女の子を見てほしい。この前のめり加減!(笑)

他にも前のめりで先生の話を聞いている子がいた。

それだけ先生が大好きだし、「がんばりたい!」と思っているんだなと後ろから見ていてほほえましくなった。

 

 

最近気になっているのは、lenguage(国語)の授業。

この話をするととても長くなるので、明日に持ち越そうと思う。

さて、今からまたタジェール準備します!

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