任地35日目ー調整員さんが見学に来られるー
本日は初めて調整員さんが活動を見に来られる日。
調整員さんというのは、その国でボランティアの活動を見守ってくださる人たち。ボランティアに関連することはすべてしてくださっている人。
今日も昨日と同じクラスへ。
またいろいろともやっときた一日だった。
重視したいことは何なんだろうか・・・
ということ。
結構途上国であるみたい(この前アフリカの隊員も言っていた)だけど、
ノートを綺麗にかく、とか教科書に正解を必ず書くことが大切みたいな感覚が、ここボリビアにもある気がする。
もちろん、保護者の方が見る一つの確認ツールではある。
でも、それに子どもも教員も一生懸命になりすぎている気が・・・。
今日は、昨日の作文を書くことができない理由がよく分かった。
なぜできないのかをもっと考えるのが必要なのでは・・・
と思った。
先生の話を聞いて、ついていけていないのはなぜなのか、
よく考える必要があると思う。
単なるやる気がないで片づけることではない。
もしかしたら、早すぎて聞けないのかもしれない。
もしかしたら、聞けるんだけど、文字が書けないのかもしれない。
私の日本の学校の校長先生がいつも言っていた言葉
「子どもの行動の背景には必ず理由がある」
これをふと思い出して、子どもに聞いてみた。
わたし「ねえ、何が難しい?先生の言ってることは分かる?」
子ども「うん。・・・でも、黒板に書いてくれないと、書けない。」
わたし「あぁ、文字がわからないのか!」
子ども「うん・・・。」
やはり理由があった。
そりゃ分からなくなったら、手遊びもしたくなる。
トイレにも行きたくなる。
ということで、うすく色鉛筆で教科書に書いてあげた。
というのも、他の子が「なんで、手伝ってるの?」って聞くから。
この方法は、日本で大好きだった先生に教わった方法。
そしたら、書く書く書く。
私、筆記体が苦手だから、筆記体で書いてなかったら子どもに「筆記体で書くんだよ」って言われて、途中から筆記体に(笑)
なかなか読むのも難しいらしい。
でも、読んであげると意味は分かってどんどん進める。
んー難しいなあ。
自分ではいろいろやってきたことを生かしてできる。
でも、それでは私の活動はだめで。
先生方にどうやって伝えたらいんだろう、ただそれに悩む日々。
活動後は、ボリビアで初カレーを食べた。
教員時代は月一で食べていたカレー。
訓練所ぶりのカレーはおいしかった。
明日はまた学校でアクティビティがあるらしいし、
来週も再来週の金曜日もアクティビティがある。
行事がやたらと多いここボリビアで、アクティビティをとことん楽しもうと思う(笑)
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