任地125日目ーdespedidaー
明日はボリビア全土でデモ&主要道路のブロケオ(道路封鎖)がある。
ボリビアは来年、大統領選挙がある。
それに向けてボリビアではいろいろな出来事や事件があった。
明日は反対派の国民にとってかなり大事な日。
反対派が動くということは、賛成派も動くということ。
明日の活動は自宅待機は命じられていないため活動はあるが、日本でこのようなデモやブロケオはないため少々不安。
大きなデモにならないように、デモが長期化しないようにただ祈るばかり。
さて、本日は6年生のdespedida(デスぺディーダ)に参加。
despedidaというのは「お別れ会」みたいな意味。
どの学年もお別れ会はあったのだが、なんと6年生は外に出かけるということで、私もお呼ばれされた♪
行ってきた場所はここ!
ラパスの大型ショッピングセンター、メガセンター!!!!
ここはラパスの裕福な人たちが多く住む地域になるショッピングセンターで、この前行ったが、物が高すぎて何も買えなかった(笑)
ここに来た理由は、映画を観るため!
これ、まだ日本では公開されていない。
クリスマスの日を舞台にした映画。子どもたちは映画が観られるということで、大興奮。
着いたらさっそく仲良しグループごとで撮影会。
私もなぜか撮影させられた(笑)
※撮影者、子ども(笑)
「まや、ポーズしてーーーー!」って言われたので、助けてのポーズ。
「引率者としていいのか・・・?」と少し日本の感覚で一瞬冷静になったが、先生たちも楽しんでいたので、一緒に楽しむ(笑)
子どもの中でグリンチを持ってきていた子がいた。それだけ楽しみだったんだろうなあ。一緒にお昼食べてた(笑)
お昼はもちろん、ラパス市民大好きなチキン。
初めてコールスローとライスを食べたけど、おいしかった。
映画館は他の小学校の子どもたちもいた。というのも、今日は水曜日で「2×1(ドスポルウノ)」と言って、二人で一人の料金で楽しめる日だから。
映画が始まると子どもたちは大盛り上がり。
(ボリビアは鑑賞中、静かにしていなくていい)
ここの映画館は日本の映画館みたいで、つい私も日本にいる気分がしていた。
「3Dめがねをかけてください」の表示があると、子どもたちは大興奮。
聞くと、初めて3Dの映画を観る子が多かった。
「すごい、触れそう!!!!」って一生懸命腕を伸ばしている子どもがかわいかった。
ボリビアでは海賊版DVDが一枚100円ほどで道端で普通に売られている。
法には触れないようだ。
だから、DVDで観る子が多い。
また、映画を観るのに一人1000円くらいする。
となると、なかなか家族で映画なんて難しい話である。
子どもたちにとって、かなり豪華な日になったんだなあと思った。
6年生が次に学校へ来るのは13日。修了式の参加のみ。
最近6年生がいなくなるのを考えるとかなり寂しい。
初めて入ったクラスは6年生。よくしてもらったクラスも6年生。
先生にも子どもたちにも本当に感謝している。
「中学校にいかないで!」って言うと、「まやが中学校にきて!」って(笑)
まあ、近くに住んでいるし、また会えるよな!!
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任地124日目ーまさかの私が補習授業!?ー
本日も補習授業へ。
また同じクラスへ向かった。
チャイムが鳴る・・・先生が来ない。
音楽の先生が来たが、「今日は算数らしい!!」と言われ、急遽私が授業をすることに。
昨日、子どもたちを見ていて、九九がまったく覚えられていなかったから、今日は九九
練習をしようということにした。
1から5の段までをした。
練習をして、20秒で言えるようにしよう!
先生もやってみるぞー!
なんて言いながらやっていった。
なぜか目をつむってやる子ども(笑)かわいすぎる(笑)
それぞれの名前を書いて、できた分だけ☑をしていく。
(ボリビアでは正解なら〇ではなく✔)
クラス最高記録をたたき出した子どもにはハートマーク、
自己記録更新した子どもには星マークをつけていった。
子どもたち、2時間くらいしたけど、本当によくがんばってた!
ノートにも一生懸命書いて練習していたから、一人ずつのノートにアルパカの絵とか描いたら喜んでた!
少し疲れてきたところで日本語の授業。
帰り際まで「おはよ!おはよ!」って言ってた(笑)
どんな子だってがんばりたいし、そのがんばりを認めてもらいたい。
さて、明日は卒業する6年生たちと映画館へ遠足です!
スペイン語、理解できるかな・・・(笑)
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任地123日目ー補習授業ー
今日からは補習授業。
昔は小学校での落第が当たり前だったらしいが、最近では「やっぱりそれは・・・」という考えになってきたらしく、少し学力的に厳しい子どもたちは補習授業に来ることになる。
6年生は水曜日で最後であるため、全員参加。
その他のクラスは10人程度。多いところでは半数以上の子どもたちがいた(笑)
私は、8月から見てきて一番気になった子どもたちのクラスへ行った。
かなり学力的に厳しい子どもたち。
でもやる気はあって、褒めてもらえるとすごく喜んでハグをしてくる。
そんなクラスへ。
行くと担任の先生は通院かなんかで休みで、別の先生が来ていた。
クラスに子どもは8人。
ここから私は、かなりつらい時間をすごした。
まず先生はこう言った。
「あなたたち、なんでここにいるかわかりますか?」と。
これ以上のことを言っていたけれどもう思い出したくない。
なぜそんなことを言うのだろう。
子どもたちは親に励まされここに来ている。
(実際、週末に保護者と子どもに会って、お母さんは「まやと頑張っておいで!」って言ってた)
しかも実際問題、子どもたちにやる気がないわけではない。
本当に難しいことが多い子どもたちなのだ。
次3年生だが、繰り上がりの計算をするときに指を使う。
しかし、「8」と言われてその数字を指ですぐに出すことが難しい。
でも1、2、3・・・と数えてなら出せる。
「15」と言ったときにその数字を書くのが難しい。
でも、「15」は「1」「5」と言えば書ける。
途中から数を数えられない。
でも一緒に数えていって慣れれば自分でできる。
板書は一文字ずつ見てしか視写できない。
なんでじっくり見てあげないんだろう。
じっくり一緒にやっていると、「でもこれはできる!」というところが見えてきて、それを使いながらスモールステップでできた。
先生は「早くしなさい。」と言う。
九九も覚えるのが難しい子どもたちが、そんな言葉を言ったらすぐできると思うのだろうか。
そりゃ分からなくて助けがなかったら集中も切れて遊んでしまう。
また、なぜ補習授業でその子たちしかいないのに、その子たちに合ったレベルから始めないのだろう。
また、「もう時間切れです」と黒板を消すのだろう。
一番困っている子がほとんどできた!っていうくらいの授業になぜしないんだろう。
私は「ぜったい、この子のノートにmuy bien(よくできました)を書いてもらうぞ」という意気込みで支援に入った。
計算もかなりてこずる。でも10問あって、5問目くらいになると、どんどん自分でやっていく。
muy bienがもらえた!!!!!
その子は本当に嬉しそうだった。
これまで観察に入って一度も書いてもらったのを見たことがなかった。
「お母さんに見せる!!!!」って言ってた。
今ごろすごく褒められているだろうなあ。
いつも日本の配属先の校長先生が言っていた
「子どもの行動の背景には、必ず理由がある」
やっぱり私たちは、その行動の背景をきちっと見極めて、
その子にあった関わり方をする必要があると思った。
子どもたち、一人ひとり違う。
いくらたくさん技を持っていても、その持っているすべての技を使ったとしても、
できるようにさせてあげられないかもしれない。
でも、「絶対できるようにさせてあげたい!」という気持ちがあれば、何かしらはきっと変わると思う。
でも、これって言葉で言っても伝わりにくくて。
ましてやここは違う文化圏。
どうやったらこれが伝わるんだろう。
悩みは尽きないなあ。
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11月の記録を書いてみるー活動4か月目ー
もうこの記録も4回目。
なんだこの時間が過ぎるはやさは。
ちょっとした活動ネガティブな期間も少し脱出できた感じがする。
今月は隊員総会などで1週間いなかったこともあったが、まあまあ充実した1か月だったんじゃないかなと。
しかし、ちょっとした悲しいこともあった。まあでも全員が私のことをいいと思うわけないんだから。同期に相談してもそのようなアドバイスをもらったから、そういう気持ちで過ごしていこうと思っている次第。
ではいこう。
11月はこう頑張ろうと思ってました
今後の算数のタジェールに向け、教材・授業案を考えていく
先生たちとの関係ができてきたから、少しずつアドバイスを始める
活動計画表の作成(というか案)
今月は研究授業もあるということもあり、アドバイスを始めようと決意。
あっちから聞いてきてくれている先生もいたけれど、そんな人ばっかりではない。
どうアドバイスをしていこうか、どういう切り口で話そうかを毎日考えていた。
でも言えたのはほんの少し。まあ、そんな初っ端からいろんなこと言いすぎたら、先生たちのプライドがずたずたになってしまう。
また、今月もやはり算数のタジェールはできなかった。
というか、それよりも基礎的なことが大切だと思い、あえてしなかった。
でも先生たちは私が算数の教員として来ていると思っていることは確かで・・・。
まあ、算数は来年度からにしよう。
主な活動記録
①研究授業での参観・アドバイス
今月のメインはこれ。
各学年1人ずつ研究授業を行った。
と言っても、4年生と5年生はしなかった。
これにはかなりショックを受けたが、もう仕方がない。
「前任者は全員の先生とはしてなかったじゃん」って言われたら、確かにそうだから、何も言えない。
での私は全員としていきたいんだよということを校長と一緒に言っていくしかない。
研究授業後の事後検討は15分。子どもたちを教室に残したままだから、そんなに長くは取れない。
ということでこういうものを渡した。
これは先生へ渡す手紙と、子どもたち全員に向けて書いた手紙。
これは私の日本の配属先の校長先生がやっていたものをアレンジ。
先生の素敵な所と、「こういうところはこうしたらもっとよくなるかも!」ということを書き、子どもたち向けのには、素敵な所だけを書いた。
これは結構先生から反響があった。研究授業という嫌なこと(笑)をした後にもらえる手紙は嬉しかったようだ。
また、実際、この研究授業を見て、
この先生たちはかなり協力してもらえそうだなということや、
この先生は重点的に一緒にやっていった方がいいかなとかいうことが見えてきた。
校長は来年度は年に2回、全員が研究授業をするという計画を立てている。
それには私も賛成。
②「黒板の使い方」に重きを置いた授業を先生に見せた
研究授業の前に「日本では黒板をどう使うんだ?」と聞かれた。
説明をすると、「分からないからやってくれ」と言われた。
ということで角の大きさの導入授業でさせてもらった。
ボリビアで初、子どもたちへ向けての授業開催。
ダンス発表会後なので、子どもたちの髪の毛がすごい(笑)
「待て、今は前に立ってる子が発表するんだ。とりあえず手をおろせ(笑)」の図。(笑)
めあて、課題、まとめ、練習問題を入れた授業展開。
先生は「なるほど」と言ってくれた。ここまではよかった。
・・・なんとこの先生は研究授業をしてくれなかった。
私がこれをした意味ってなんなんだろう。私はたださせられただけなのか?と思った。
でも、これのおかげでタジェールができた。
③「黒板の使い方」タジェール開催
校長先生と次のタジェールはこれでいこう!今の黒板の使い方ではあかん!ということで実施。
参加人数は少なかったが、それを活かしてくれる先生がいてうれしかった。
これは来年度、学校が新体制になった後にもう一度やりたい。
先生たちの前で話すことも慣れてきた。まだまだカンペは手放せないが(笑)
先生たちに次の日の授業の板書計画をその場で作ってもらった。
やっぱりすぐに使えるものでないと、先生たちには浸透していかない。
これは明日使えるお土産として持ち帰ってもらった。
そしてこれが当日の板書。いいじゃん!先生!!!!(´;ω;`)
また「あえて」子どもたちの考えもこうやって書いていますよというのを紹介したら、授業で子どもたちを前に出したり、活躍させる時間が増えていて嬉しかった。
来年度はもっとこういう黒板が増えてほしい。
④他の小学校の教員向けのタジェール開催
これは、前任者のCPが校長として働いている学校へお邪魔させていただき、開催。
午後からの活動先を探したかったというのもあるし、とにかく自分の名前を売りたかった。そこでお願いしてやらせてもらった。
初めてのところはやはり緊張した。どういう人たちなのかもわからないし。
でもJICAに対する関心はかなり高かったからよかった。
そしてなにより嬉しかったのはこの笑顔。
やっぱりタジェールは楽しくなくっちゃ!かなり興味を持ってくれる先生も多くてうれしかった。また行きたい学校。
快くOKしてくれた校長には本当に感謝。
⑤配属先の問題分析
調整員さんに教えてもらった「PCMワークショップ」のやり方を使って、まずは一人で問題分析をした。
自分のもやもやっとしたところがかなり明確になってやるべきことが見えてきた。
ということで校長にも次の日やってもらった。
説明がかなり難しいのでパワポも準備。
やはり作っていってよかった。すんなりとできた。
なにより嬉しかったのは、問題だと思っているところが校長と一緒だった。
その後、CPに話をした。CPは担任だからなかなか3人で話ができない。
だからいつも「一緒に話せなくてごめんなさい。あとでじっくり説明します」と一言言ってから校長のところへ行っている。CPはそれで全然許してくれる人でよかった。
CPにその問題について話をしたところ、「ほんまそうだわ」の一言。
「まやのタジェールに来ないのも一つ問題だよねー」って。確かに。
でも、タジェールだけではないと思うからその話をした。
やっぱり大事なのは日々の教育活動だと。
そこに私が入って一緒にやれば、それはタジェールに聞きに来るのと同じだし、その方が良くない!?って。
12月7日には先生たちに向けて同じワークショップをしてもらう。
おそらく子どもたちへの問題はたくさん出てくるであろう。
問題は、、、先生たちのが出てくるか。
出てこなければ、、、の返しをしっかり考えておく必要があるな。
12月の目標
・活動計画作成完了する
・活動計画を新体制後に説明する準備をする
・計画をもとに来年度のことを一人でぽつぽつ考え始める
・算数の教材や指導案を考える
・ラパスの教員に向けたタジェールの準備
この最後のタジェールは12月11日の予定。
80分ほど、算数の話を同期から頼まれた。
がんばらねば。
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任地120日目ー活動計画ー
今日は学年末。
「3年生が終わります、もう授業は終わり、来年また会いましょう。
今はゆっくりするとき、、、、でも勉強したすべてのことを覚えてなきゃだめだよ。
4年生ではもっともっと覚えなあかんことが待ってるよ。」って。
これを見て、なんか泣きそうになったのは私だけか(笑)
なんか自分が担任しているときの学年末を思い出した。
私は毎年泣いてしまう(笑)だって毎年、毎年、たくさんの思い出ができるんだもん。
ちなみに初任で担任して、去年六年生でまた担任した子どもたちの卒業式は、一番はじめに泣きはじめて保護者に笑われた(笑)
そして、毎年、3月31日まではその思い出に浸る。
そして4月1日からは、新たな子どもたちとの楽しみを胸にまたやっていく。
「また2月に!」と子どもたちと言っていると泣きそうになった(笑)
これ、帰国する時、どうなるんだろ(笑)1週間くらい泣き続けるのかな(笑)
ちなみボリビアでは、クラス替えはないし、担任も変わらない。
それに驚いて日本のことを伝えると校長に、
「え、また子どもたちの実態把握からせなあかんの大変やな」って言ってた。
たしかに。
でも、毎年の出会いや毎年のストーリーがあるのも最高に楽しい。
さてさて、本題。
昨日は夜一人で、担当の調整員さんに教えてもらったやり方で、配属先の課題を考えていった。
すると、とっても頭がすっきりしたし、ぜひ校長としたいと思った。
というのも、校長は優しすぎて人にあまり言えないタイプで、何を考えているのか分からない。(笑)
話をしていても、「まやの好きなようにしていいんだよ」とか、「んーわかんない」と言ってしまう人(笑)
校長がどう思っているのか、校長としての問題意識を持ってほしかった。
ということで、昨日は夜な夜なパワポづくり。これは先生たちにもしてもらうためというのもあったけど、明日ちゃんとスペイン語でやり方が伝わらなかったら終わってしまうと思い、視覚的なものとして作った。
そして、朝、いざ決戦へ。
最初は「んーーーーー」と言っていたけれど、書きだすとたくさん出てくる!
よしよしよし!!
しかも、考えていたことはほぼ同じ。
最後、「どれを中心にしてやっていきたいか」を考えるときに、指さした2つは、昨日まさしく自分がそれを改善したいと思ったものと同じだった。
結局1時間くらいやっていた。
「たくさん時間をかけてしまい、すみません」と言うと、
「いやいや、いいよ!だって、やらなきゃいけないことが明らかになったから!!」って。
やはりここで大切なのは、大まかに言うと
「先生たちが同じ目標を持って取り組むこと」
「研修、自己研鑽の継続」が大事だなと。
言葉で言ってしまえば超簡単だが、そこが難しいところ。
校長と話した後、具体的な活動の計画を少し書いてみた。
うんうん、これならできそうだ。(わからないけれど)
来週は先生たちにも問題意識を持ってもらいたいし、そして自分たちの強みも知ってほしいから、同じことを先生たちにもやってもらうことに。
私の活動計画だけれど、
私たちの活動計画であって。
そして、私がいなくなった後も残る先生たちで作り上げていくもの。
だからこそ、みんなで考えたい。(何人来てくれるかも問題(笑))
来週からは活動計画策定に、他の学校での算数のタジェールに・・・
案外忙しい・・・
よし、がんばるぞ!
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任地119日目ーたとえ0.1ミリであったとしてもー
今週はなんだか体調がすぐれなかった。
別に熱もないんだが・・・って感じ。
お父さんのような校長先生をこれ以上心配させてはいけないから、活動後はかなりゆっくりとした時間をすごしている。
たしかに4月からのことを考えると、
慣れない訓練が70日続き、その後休む暇もなく表敬訪問などを済ませ出国。
ボリビアへ来てから慣れない高地に順応しながらの生活、活動開始。
もう明後日(ボリビア時間)には12月。年末じゃん。
そりゃ疲れてるか(笑)
今年は紅白も観れないし、ジャニーズのカウントダウンも観れない。
そして日本よりも13時間後に年明け。なんだか変な気分だ。
さてさて。本日は活動についてぼそっと言ってみる。
今日は8月の初めに見に行って、その後行けていなかったクラスへ。
ここの先生は、前任者ともすごく活動をしていた先生。
授業を始める前に黒板にこの絵を描き始めた。
これは、「聴く指導」のタジェールで伝えたもの。
今日だけやっているのではなく、子どもたちはちゃんとその絵の理由もわかっていた。
そして算数の授業が始まると、この板書。
あれ、この先生、「黒板の使い方」のタジェール参加してなかったのに・・・。
なんでだろう・・・。でも、前の板書はこんなんじゃなかった。
子どもが発表するときの先生の立ち位置。
ボリビアの先生でこの立ち位置はほとんど見たことがなかった。
後ろから見守る先生の表情はあたたかった。
この先生は前から板書がきれいなんだが、本日も分かりやすい板書だった。
小数が入ったわり算のひっ算って難しい。先生も一瞬困ってた。
言おうか悩んだけれど、子どもたちが言い始めたから、もう何も言わなかった。
今日見て思ったこと。
というか、この前から感じていること。
活動とは何か
協力隊活動とは何か
技術移転とは何か
初めの2か月くらいはかなり意気込みすぎてた。
でも、私と活動したくない人がいることが分かって、
タジェールにも全員は来ないことも分かってきて、
「自分の存在意義って何だろう」って思う日々が続いてた。
まわりには元気に見せていたけれど、そんな毎日元気なわけもなく(笑)
また聞きで「まやとはしたくない」って言ってる人がいると聞いたときは、まじで泣いた(笑)
でも、ここ最近、ほんの少しだけど何かが動いてるなと思う。
この前の板書のこともそうだし、今日のこともそう。
これも「聴く指導」のタジェール後に、先生のアイデアで作られたもの。
(詳しくはインスタで)
ボリビアの教育を変えたいんなら専門家を呼べば早い。
そうではなくて、私たちが派遣されている理由。
それは、ともに時間を過ごしていく中で関係ができていって、
「あーこいつの話なら聞いてみよっかな。」って言う人が増えていって、
たとえ0.1ミリであったとしても何かが変わる。
それの積み重ねが私たちの活動なんだろうなと。
目には見えないことからやっていく活動。
他から見たらなんにも変わっていないかもしれない。
数値にも表れにくいかもしれない。
でも、確実に何かが動いてきているのは、わかる。
あせらず、ゆっくりと。
種をまき、水を欠かさずやり続ける。
これは子どもたちへの関わり方も同じ。
いろいろあっても、私はこういう地道なことが好きなんだろうなー。
どんなところでも生えていける雑草のように、
負けじと頑張るぞー!!!
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任地118日目ーexposiciónに参加ー
本日は今年度最後の行事、exposición。
日本で言うと学習発表会という感じ。
各クラス、学習してきたことを掲示したり、発表したりするという日。
朝から頑張っているのはやっぱり保護者たち。
せかせかと動いていた。
各学年とても頑張っていた。紹介する。
まずは、専科(家庭・音楽・宗教)の先生の展示から。
音楽
ノートを伝統楽器の形にしてつくったらしい。
家庭
子どもたちが作ったらしい。おいしかった。
技術的な授業
これはペットボトルで植物を育てたよっていうやつ。
担当している全クラスの展示をしようとしていたから、もうそれは大変。
何がどう置かれているのかも大変だった(笑)
これは宗教の授業の展示。ノアの箱舟の作品がたくさん(笑)
お次は学年でよかったものを。
まずは1、2年生。
これは来てもらった人にクロスワードをしてもらうというもの。
2年生。
九九ゲーム。
同義語ゲーム。
結構1、2年生は来てもらった人に自分たちが学んだことをゲームで体感してもらうというものが多かった。お店屋さんごっこみたいでたのしそうだった。
九九に正解したら、フルーツをもらえた(笑)
お次は3、4年生。
これは「自分の部屋を片付けないと、ごみのおばけが出るよ」という劇(笑)
迫真の演技が続いた(笑)
これは4年生の図形の学習で使われた教具。
風船に新聞紙を貼り付けて面を作った作品展示。
「水について学習しました!」という発表。
最後は5、6年生。
このクラスは点字を学習したらしい。
各地域の料理の紹介。よくわからない飲み物を飲んだ(笑)
これはCPのクラス!ソーラン節教えてもらった!って私の写真が!!!(´;ω;`)
まわっていると保護者からの「食べて!」の攻撃(笑)
死ぬほど食べた。もう小麦粉はいい(笑)
この白い砂糖がかかっているのは、大好きなエンパナーダデケソ(チーズを入れた揚げたパン)。砂糖がかかっているほうがおいしいことに最近きづいた(笑)
小さいのを選んだのに、「まや、食べて!」と大きいものをくれる保護者。
ありがたいけど・・・太ってしまう(笑)
終わってから片付けしながら先生と話していたけど、
やっぱりこの展示会は親がかなり関わりすぎていると。
もっと子どもたちがやったことを見せたいんだって言ってた。
たしかに。作品はかなりクオリティが高すぎる・・・。
また、ここからは自分が思ったことで、
ただ展示をしているところと、発表しているクラスとでは全然違うなと。
やらされた感があるのと、「ぼくたちはこういう勉強しました!」と堂々と言えているクラスとでは全然活気が違った。
そして、今回見ていて、学年ではなく、クラスでやっていることが全然違うんだと実感(笑)
確かに似ていることをしているのもあったけど、教科書も違うし、教えていることも違うとこうも違うのかと・・・。
それで全然いいんだ!というボリビアに久しぶりにカルチャーショック。
でも日本は日本で、揃えることをしすぎているのかな・・・。
最後気になったのはゴミ。
やっぱりゴミ。
大量のゴミが校舎内にあふれていて、それを掃除している教員は私のみ。
掃除していると、「ここにもゴミあるよ!」って教えてくれた(笑)
学校行事の時には、みんなで掃除したいなあ。だってこの学校の取り組みの一つは「ゴミ」に関することなんだから・・・。
これをどう伝えていくかがこれから一つの課題だなあ。
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