突然のお別れ
7月11日、大好きだったフォステルが交通事故で亡くなった。
旅行から帰ってきた次の日のことで、ブログを再開しようと思っていた矢先の出来事だった。
10日に帰ってきたとき、ちょうど車を入れるのに家の門が開いていた。
案の定、フォステルは外へ飛び出してて、私の声が聞こえたから門まで帰ってきた、といった感じだった。その時に、「これ、門が開いたとき危ないなあ」と思っていた。
11日もおそらく同じように門を開けたときのことだったんだろう。たまたま来た車がフォステルを轢いたらしい。
テレサから「フォステルが死んだ」というメッセージが来たときに、上から庭を見てみると、残りの2匹は2匹でうずくまっていた。そんな様子、ほとんど見たことがなかった。
泣きながら下に降りていくと、優しく迎えてくれた2匹。
座っていると、2匹は私のもとを離れず、ずっと顎を私の膝にのせてくれていた。
来たのは4月の初め。
その時は私が一番辛かった時期で。とぼとぼと家に帰ってきたら、突如現れたフォステル。まだ生まれたばかりですごく小さかった。
抱っこをするとすぐ寝てしまって、写真を撮ってもこんな顔ばかり
私の膝の上が大好きだった。
そう、朝失踪?事件もあった。草むらに隠れるくらいの小さな犬だった。
最近でも膝はお気に入りスペース。
でも、大きくなってきていて、ここで寝ることも大変そうだった。
もっと抱っこしてあげたかったし、フォステルが大きくなるのをすごく楽しみにしていたのに。
ボリビアではどんな細い道でも猛スピードで車が走っている。
どこかの統計ではボリビアでの交通事故死亡率は、日本での交通事故死亡率の200倍らしい。
また、飼い犬であっても飼い主は平気で外へ放り出す。散歩は犬一匹でする。ごはんをやらない日もある。門を開けたとき、平気で飛び出す犬でもつなを着けたり、小屋へ入れたり、抱っこをしたりなんかはしない。
また、「どこへ埋めたの?」と聞いても、答えてくれなかった。埋めたのかさへも分からない。
犬は私にとって家族。ペットではない。一匹の大事な命である。
これまでに実家の犬やハムスター、学校で飼っていたウサギなどと暮らしてきたが、交通事故で死なせたことはなかった。
これが、ボリビアでの犬の現実なんだろう。
残りの2匹にはどうか交通事故で亡くなって欲しくない。
昨日は、フォステルが亡くなったであろう場所で手を合わせた。
走ったり、遊んだりするのが大好きだったフォステル。
たった4か月ほどだったけれど、私を元気にさせてくれたフォステル。
ものすごく痛かっただろうから、空の上で安らかに、元気に走り回ってほしいなと願う。
明日から、また投稿していきます。
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