ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

突然のお別れ

 

 


f:id:mayabolivia:20190718004342j:image

7月11日、大好きだったフォステルが交通事故で亡くなった。

旅行から帰ってきた次の日のことで、ブログを再開しようと思っていた矢先の出来事だった。

 

10日に帰ってきたとき、ちょうど車を入れるのに家の門が開いていた。

案の定、フォステルは外へ飛び出してて、私の声が聞こえたから門まで帰ってきた、といった感じだった。その時に、「これ、門が開いたとき危ないなあ」と思っていた。

11日もおそらく同じように門を開けたときのことだったんだろう。たまたま来た車がフォステルを轢いたらしい。

 

テレサから「フォステルが死んだ」というメッセージが来たときに、上から庭を見てみると、残りの2匹は2匹でうずくまっていた。そんな様子、ほとんど見たことがなかった。

 

泣きながら下に降りていくと、優しく迎えてくれた2匹。

座っていると、2匹は私のもとを離れず、ずっと顎を私の膝にのせてくれていた。

 

来たのは4月の初め。


f:id:mayabolivia:20190718004415j:image

その時は私が一番辛かった時期で。とぼとぼと家に帰ってきたら、突如現れたフォステル。まだ生まれたばかりですごく小さかった。

 

抱っこをするとすぐ寝てしまって、写真を撮ってもこんな顔ばかり

f:id:mayabolivia:20190718004433j:image

 

私の膝の上が大好きだった。f:id:mayabolivia:20190718004445j:image

 

そう、朝失踪?事件もあった。草むらに隠れるくらいの小さな犬だった。f:id:mayabolivia:20190718004449j:image

 

最近でも膝はお気に入りスペース。f:id:mayabolivia:20190718004512j:image

 

でも、大きくなってきていて、ここで寝ることも大変そうだった。

f:id:mayabolivia:20190718004519j:image

 

もっと抱っこしてあげたかったし、フォステルが大きくなるのをすごく楽しみにしていたのに。

f:id:mayabolivia:20190718004538j:image

 

 

ボリビアではどんな細い道でも猛スピードで車が走っている。

どこかの統計ではボリビアでの交通事故死亡率は、日本での交通事故死亡率の200倍らしい。

また、飼い犬であっても飼い主は平気で外へ放り出す。散歩は犬一匹でする。ごはんをやらない日もある。門を開けたとき、平気で飛び出す犬でもつなを着けたり、小屋へ入れたり、抱っこをしたりなんかはしない。

また、「どこへ埋めたの?」と聞いても、答えてくれなかった。埋めたのかさへも分からない。

 

犬は私にとって家族。ペットではない。一匹の大事な命である。

これまでに実家の犬やハムスター、学校で飼っていたウサギなどと暮らしてきたが、交通事故で死なせたことはなかった。

これが、ボリビアでの犬の現実なんだろう。

 

残りの2匹にはどうか交通事故で亡くなって欲しくない。

昨日は、フォステルが亡くなったであろう場所で手を合わせた。

 

走ったり、遊んだりするのが大好きだったフォステル。

たった4か月ほどだったけれど、私を元気にさせてくれたフォステル。

ものすごく痛かっただろうから、空の上で安らかに、元気に走り回ってほしいなと願う。

 

明日から、また投稿していきます。

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

ブログランキングに参加しています。ぽちっとしてくださると嬉しいです!!

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia