ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地285日目ー理由を考えようー

 

 

今、ニュースで話題になっているが、狂犬病だと知らずに子犬とあそんで、外国の方が亡くなった。

実は、日曜日に普通に歩いていたら、犬が襲い掛かってきて、運よく持っていた帽子を噛ませたことにより、噛まれずに、そのままタクシーに乗り込むことができた。

FORTHのサイトを見ると、

f:id:mayabolivia:20190515020604p:plainボリビアは南米でも危険性は低い国。というのも、お国柄で犬が好きで大事にしてて、毎年タダで野犬も飼い犬も注射を打つし、ちゃんと打ってもらっているというのがあるからだと思う。

しかし、エルアルト地区では、年間何百件もの噛まれる事件があるらしいので、気を付けねば・・・。ちなみに私の任地は10歩あるけば、2~3匹の犬に遭遇します。(笑)

 

 

 

さてさて、本日も5年生と6年生の教室へ。

5年生では引き続き、九九練習を初めに行っていた。

だが、なかなか言えない子がいて、先生が「4ずつ増やしていって考えな!」と言っても、びっくりするくらいの違う数字を言ってくる。

ということで、もくもくと一人で子どもたちができない理由を考えた。

おそらく、

声に出して練習する回数も少ない

「2ずつ」「3ずつ」といった〇ずつ数えるのがまだまだ

なのだろうということで、これを作った。

f:id:mayabolivia:20190515020404p:plain

たとえば4の段なら、4ずつ指で押さえて数える。

それをどんどんはやくしていく。

最終的には数字を押さえずに言う。

やはり初めは数字を目で見てやったほうがいい気がする。

明日は算数がないので、明後日することに。

 

6年生の教室では算数をしていたので、これを使って授業を参観して、後で渡した。

これは、以前の自己評価シートの主語をあなたに変えて、あとはコメントを付けられるようにしただけ。

赤いところが、見てほしいところ。全部は読んでもらえないかもと思い、印をつけた。

 

こんな感じ。もちろん、Cは付けない。でもこれは全員にはできない。よっぽど信頼関係があって、もっとよくなりたいと思っている先生にだけ使おうと思う。

 

ここでも、「なぜ、子どもたちはがやがやするのか」という理由をもくもくと考えた。

「子どもがうるさい」のではなく、「教師側に何か静かにできる手立てはないか」を考えることが大事だと思うから。

これは大学時代の先生、配属先の元校長先生に教えてもらったこと。

これは絶対忘れてはいけない。

 

 

 

その後は、中間報告の話。

6月にするつもりだったが、なんだかんだ学校行事などで無理そうなので、7月になりそう・・・。

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