南米式!?かけ算のひっ算の検算!
昨年度から混乱していたこれ。
これ見てわかる人はおそらく南米の教育隊員かと(笑)
pruebaということは「検算」ということ。
ひっ算は分かる・・・でもなんだこの右の部分は!?
学期の途中から入ったから、子どもたちはできているし、そして説明聞いてもスペイン語意味わかんないし…であきらめてたこれ(笑)
昨日、ようやく理解ができたので、ご紹介!
日本の先生、そして日本の子どもたち、使えるかも!?
まず、子どもたちがつまずくのってこれ。
「合ってるのかなぁ・・・」・・・と不安になって消しちゃう&書かないやつ。
あともう一つは計算途中で書く場所間違って間違えるやつ。
検算が簡単にできたら確認ができてうれしいところ。間違いにも気づけるいいチャンス!
なんと、ボリビアでは確認できますよ。むしろ毎回検算込みでやってます。
やはり検算をするから、検算が合わないとやり直したり、先生に聞いたりするんですよね。
ご紹介!!!
①まず普通にひっ算しましょう。
②そのあと、上の写真のように横にかけられる数、かける数、そして答えの数字を足します。もし、10や15のように2けたになった場合は、1けたになるまで足します。
次。
①なんかよくわからない「×」を書きます。(笑)
②そして×の上にはかけられる数、×の下にはかける数を書きます。
③②で書いた数を掛けます。今回だと1×7=7となりますね。
④③で出た答えを×の左側に書きます。
⑤④で書いた数字と、筆算の答えの数字をそれぞれ足した数字が同じであれば合っているということになるそう・・・。
他の計算もしてみましょう。
今回も同じように進めていきますが、違うのは、かけられる数とかける数を掛けた後。
9×6=54となります。2けたです。2けたになった場合はそれぞれの数字を足します。5+4=9となるので、9を×の左側に書きます。
お・・・答えと同じだ。
ね?検算できるでしょ?(笑)
でも、申し訳ないですが、なぜこの検算が成り立つのかがわかりません(笑)
だれかわかる方いましたら教えてください。
このやり方はボリビアだけではなく、他の南米でもやっているやり方だそう。
他の国のこういうのを知ると、おもしろい!!!
また、教え方って別に日本のやり方にこだわらなくてもいいと思います。
(もちろん、日本で教えるべきことはしなくちゃいけない!!!!!)
私たちは子どもたちに算数の技術を教えるというより、算数的な、論理的な考え方を教えたいですよね。だから、簡単なやり方とかがあるとしたら、いつも私は「これは一つの技として考えたらいいよ。自分が一番やりやすい方法でいいんだよ。」と伝えています。
だから、どうしてもひっ算で答えを確認したい・・・!ということにこだわる子がいるのであれば、ぜひこれも使ってみてはと思います。
この考え方、おかしいなと思われたらすみません…。
明日は
インド式!? 3けた×3けたの簡単なやり方!
をご紹介します(笑)
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