任地104日目ー初ボリビアで算数授業ー
今日は研究授業やら、自分の授業やら、モンドンゴ(スクレの料理)づくりやら、タジェールやらたくさんある一日。
すべて書くととんでもない量になるので、一つずつ記録していく。
今日は初めてボリビアで子どもたちに算数の授業をしたことについて書く。
昨日、「黒板の使い方について教えてほしい!」と言われた。
説明をしてもうまく伝わらず、「授業してくれないか?」と言われた。
せっかくだし!と思い受けた。
・・・と言っても今日の夜のタジェール準備&練習もあるし、
教科書の内容も知らないし、既習事項も知らないし焦った(笑)
昨日は日が暮れたことも知らずに準備をした。
単元は「角の大きさ」。5年生で初めて学習する・・・らしい。
また、本単元の本当にはじめのとこらしく、「角ってなに?」ということを勉強しようと考えた。
授業後の板書はこちら。
物足りないといえば物足りないかもしれない・・・
(でも何もつっこまないで!!!(笑))
とにかく、めあてと今日学習する大切なことを入れた。
流れはこんな感じ。
「さあ、この魚の中で、一番おなかすいてるのはどれでしょう?あ、ちなみに、一番おなかすいてる魚は一番口を大きく開けてますよ!」
↓
子ども「Bの魚!だって魚でかいもん!」全員がBと答える。
ちなみに答えはAの魚(笑)
↓
「さて・・・本当かな・・・?調べてみよう!」
と魚のプリントを配る。久しぶりに配った。
いつも学校でやっていたように、「アキティエネ!(はいどうぞ!)」を言った私。
体に染みついてるなあ。
↓
「さて・・・どうやって調べよう?」
子ども「定規!コンパス!三角定規!」
「おおいいねえ。今から5分あげるから、お隣さんとしてもいいし、自分だけでしてもいいから、調べてみよう。ただし、一つの方法で調べられたら、他の方法はないか、考えていこう!」
必死に私に説明してるところ。
ここで子どもたちから、「あーーー!!Bとちがう(笑)」という声が。
↓
「さて、どうやって調べた?」
ということで子どもたちを前に。
前に出て発表するということがあまりなかったみたいで恥ずかしそうだったけれど、頑張って説明してた!
↓
子ども「先生!紙を重ねるって方法もある!!!」
「まじか!!!!すごい!!!!」
みんなで試してみた!
子ども「ほんまやああ!!!!!!」
↓
こうやって自分の意見を言いたすぎる子が多くて大変だった。
「今は彼女が話すから、手は挙げません(笑)」と言ったほど。
↓
その後、「角ってなに?」を学習して、「直角」まで学習。
日本の2年生が直角を学習するように、適当に切った折り紙を使って学習。
↓
「直角のものって、みんなの周りにたくさんあるんだよ!」
ということで、直角のあるもの探し。
子ども「5つ見つけた!」「私は8つ!!!」という感じで探していく。
本当に5年生か?と思うほど(笑)
探したあと、みんなで発表!
↓
「角を測るのに、みんな今日はいろいろなもので測ったけれど、実は・・・こういうのを使うんです!」ということで分度器の登場。
分度器を知っている子もいた。
「どうやって使うかは・・・次の授業のお楽しみ!」
ということで授業終了。
先生は「こうやって書けばいいんだな!」と携帯で記録してた。
また、この授業の撮影もしてくれた。ありがたい。
子どもたちは、「先生、明日も勉強するんやんな!?」って。
いえ・・・しません(笑)
校長先生に「してきましたよ!」と写真を見せると、ぜひ来週黒板の使い方についてタジェールしよう!ということになった。
・・・また準備せねば(笑)
先生側から「これ教えてほしい!」って言ってきて、それに応えられたのはよかった。
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