ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地110日目ー誕生日プレゼントー

 

 

本日で研究授業がおわる・・・はずだった。

朝の研究授業へ行って1時間待っても始まらない。

よくよく聞いてみるとやるたくなくてやめたらしい(笑)

早くいってほしかった。

 

休憩後の研究授業もなぜかなくなった(笑)

ということで今日はタジェールの準備をして、校長に見てもらった。

 

さて、本日の本題。

https://www.instagram.com/p/BqaNdgjHkIs/

先生たちにプレゼントをもらいました!!!涙。

 

朝、研究授業だったはずのクラスで待っていると、

いつも仲良くしてくれる音楽の先生が来て、

「まや、休み時間、la sala de te(先生たちがお茶を飲むところ)に来てね!」

と言ってきた。

なんだろう・・・会議かなと思って行く。

 

すると、全員集まってきて、サルティーニャやコーラが配られる。

近くにいた先生に、「今日は何の日?」って聞くと、

「火曜日よ!ははは!」と言われる(笑)

よくよく聞くと、昨日はel dia de hombre(男性の日)だったらしい。

 

あーなるほど。女性の日も祝ったからそれでか!

と思い始まりを待つ。

すると、

「まや、誕生日当日は祝えなくてごめんね。誕生日おめでとう!!!」

と言ってもらった。

 

もうそれだけでびっくり!

私校長とテレサにしか言ってなかったのに!!!

しかも、プレゼントまで!!涙。

 

「先生たちみんなでお金を集めて買ったの!すごいいいから使ってね!」

って・・・涙。

プレゼントは私がこっそりほしかったこれ!!!

大好きなmate de manzanillaを冷やして飲みます!!

コップも割れないコップでうれしい!!

あぁーーこれに麦茶いれて飲みたいーーー。

 

校長先生からの一言。

「まやはいくつになったんだっけ?あぁ、15歳だったな!おめでとう!」

さすが(笑)

「一緒に働いてくれてありがとう。たくさんのことを教えてくれてありがとう。」

と言ってくれた。

 

その後、たくさんの先生からの「felicidades!(おめでとう!)」の言葉と

いつもよりきついハグ!!!

 

祝ってもらえるだなんて思ってもなかったから、すごく嬉しい!

恩返しだと思って、木曜日のタジェール、頑張る!

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ウユニ旅行ープライベートツアー・coqueza村・フラミンゴ・リャマ・アドバイスー

 

 

前記事はデイツアーについて紹介しました! 

maya-bolivia.hatenadiary.com

 

今回は、次の日に行ったプライベートツアーをご紹介!

ボリビアを知ってほしいという思いで書いてます!!

 

プライベートツアーだと、好きな時間に来てもらえる

デイツアーの次の日はかなり疲れていたため、プライベートツアーへ。

もちろん本日もホダカで予約。

初めは同期3人だけで予約していたが、前日に仲良くなった中国の人たちが誘ってくれて5人で行くことに。

プライベートツアーだと時間は決まっていない。朝をゆっくり食べて11時からツアー開始。これもホテルまで迎えに来てくれる。

 

コルチャニ村の後、水が噴き出ている場所へ。

ボコボコと湧き出ている。舐めてみたらしょっぱい。そして鉄の味がする。

ウユニ塩湖の下にはリチウムがたくさん隠れている。そのためか?

 

その後は1時間車を飛ばしてcoqueza村へ。

ウユニ塩湖の端にある、死火山がある小さな村。

ウユニ塩湖の写真は見たことがあったが、ウユニ塩湖の端っこの村を見たことがなかった。境界線を見て興奮。

ちなみにここも雨期の時には来れない。だから日本人のインスタにはこの村が紹介されていないのであろう。

 

山の方へ行くには、トイレ料金を含め30ボリ(600円ほど)。

 

ここでお昼を食べた。食事も含まれたツアー。ハエがたくさん飛んでいたが満足。

 

ここの村は小さい村。地元の人に聞いたら、22世帯ほどが住んでいると言っていた。

ラパスから来た観光客は、この景色に驚くだろう。

土壁と藁でできた家に住んでいる人たちがまだまだボリビアにはたくさんいる。

この人たちの生活に足を踏み入れてしまった申し訳なさが少しあった。

でも、観光地になっているからこそ、お金をかせぐこともできるのだろうなとも思った。

 

これは死火山。山のてっぺんはペルーのレインボーマウンテンに似ている。

山の中腹にある洞窟へ連れて行ってもらった。

 

ここが入り口。この中には雨でふさがって出られずにそのまま亡くなってしまった家族のミイラがあった。

 

山の上から見たウユニ塩湖と村の境界線。

 

博物館もあった。

しかし、説明もないため聞くしかなかった。

キヌアってこんなに種類あるんだ。

 

ウユニ塩湖はもともと海だった土地が盛り上がってできた場所。

そのため、貝殻の発掘もされるんだとか。

 

その後、境界線まで行ってフラミンゴを見に行った。

塩は乾季のため固かった。

 

フラミンゴは2羽しかいなかった(笑)しかもどんどん遠ざかっていく(笑)

その代わりにリャマが大量にいた。

近づいて近づいて・・・

かわいくて動画もたくさん撮った。

基本大人しい性格のため近づける。毛はふわふわしていた。

 

帰りは空港まで送ってくれる。

ただし、空港へ入るときに4ボリ(90円ほど)を請求される。

 

 

私たちからのウユニ旅行のアドバイス

3日間ウユニへ滞在して思ったことをここに記しておく。

何かの役に立てればと思う。

他にも聞きたいことがあれば、

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ここへどうぞ!!

 

①ウユニはラパス同様、高地ということを忘れることなかれ

私たちはラパスに住んで早4か月が過ぎた。

そのため、かなりハードな旅行日程を組んだ。

(月曜日からはまた活動のためというのもある)

ラパスに1日滞在して、そのままウユニへ来た人はかなり辛そうだった。

ゆったりとした日程にしたほうがいいと思う。

 

②ツアーに必ず参加すべし

運転手さんに聞いたところ、ツアーに参加せずにテント泊をしたくて来る人がいるそうだ。

その中で夜、寒くて凍死してしまう旅行客もいるらしい。

かならず安心できるツアー会社を探して行くべき。

旅行会社はたくさんある。いろいろインターネットで調べて、自分がいいと思ったところを見つけるべし。

 

③ほぼスペイン語しか通じないと思うべし

英語はカタコト、日本語はちょっとした単語のみ。

私たちは運転手がスペイン語で話したものを中国の人や日本の人に対して英語や日本語で通訳した。

ボリビアに限らないかもしれないが、スペイン語しか話せない人が多い、ここボリビア

「指さし会話帳」など持っていくといいかもしれない。

(荷物になると思ったら、google翻訳を入れておこう)

 

SIMカードを買うならENTEL(エンテル)がおすすめ

私たち隊員はTIGOを使っている。悲しいことにほとんど携帯が使えなかった。

ウユニの地方はENTELが主流らしい。

SIMを買うのであればENTELを勧める。

ホテルにはWi-Fiはあった。

 

⑤ホテルでは洗濯はできない

泊まったホテルに「洗濯しないでください」という文字が書かれていた。

ウユニ塩湖付近のホテルは節水を宣言していた。

鏡張りのところではかなりズボンが汚れる。でも洗えない。

そのため、捨ててもいいズボンを持ってくる、もしくは着替えを持ってくることを勧める。

私の同期はズボンを一つしか持ってきておらず、ずっとそのズボンだった(笑)

 

⑥とにかく乾燥する

ラパスもかなり乾燥しているが、最近体が適応してきたため、完全に油断をしていた。

ウユニはラパスよりも乾燥がひどい。

また、塩水+日光+乾燥のトリプルパンチで私たちの肌は大変なことになった。

保湿クリームを持ってくることを勧める。

(そして、日焼け止めクリームとサングラスもお忘れなく。)

 

⑦夜になるにつれて極寒になる

まだ序の口らしいが、ウユニの夜はとても寒かった。

6月くらいにはマイナス15度とかにもなるらしい。

また、長靴は寒い。

分厚い靴下やタイツ、ヒートテックなど防寒を忘れず。

ちなみに私はおおきい長靴をはいたままジャンプをしたら長靴が脱げて大変なことになった。(足がちぎれるんじゃないかと思いながら過ごした(笑))

 

 

吸い込まれるような夜空を見に来てほしい

ウユニの町はほぼ明かりがない。

夜になると星がたくさん見える。ラパスではありえない光景。

吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほどの空。

私は鏡張りよりもなによりも、この夜空が好きになった。

 

ぜひこの絶景を見に、ボリビアへ来てほしい。

そして、ウユニだけでなく、いろいろな背景を持ったボリビアを知ってもらいたい。

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ウユニ旅行ー飛行機・旅行会社・列車の墓場・トリック写真・鏡張り・夕景ー

 

 

どうも!まーやです!

お誕生日の日は活動後、ウユニへ行ってきました!!!

ラパスの同期は土曜日が誕生日!(一日違い!)

ということで任地が同じ同期3人でお祝いに行ってきました!

 

今まで行った場所の中で断トツによかったのでぜひ来てほしい!

そしてボリビアを知ってほしい!!!!

ということで活動外ではありますが、ブログにします。

今日活動を終えて、タジェール準備して、語学学校へ行った後、ようやく一眼レフの写真の整理をしました・・・。

少し写真も載せていきます!!

そして、ラパス在住者から見たウユニ、そしてアドバイスまで書きます!

 

 

エルアルト空港からウユニ空港へ!

飛行機は朝早いか夜遅い便しか出ていない。

ということで活動のある私たちは19時の便で。

バスだと10時間、2000円ほどで着く。ただし、日本人観光客が来るのは雨期。

道は日本のように舗装された道ばかりではない。

土砂崩れなどがもう今現在も起こっている状況。バスはかなり危ないらしい。

しかも飛行機ならラパスから1時間で着く。

お金をとるか、時間をとるかは自分次第。(ちなみに隊員は夜行バスはだめ)

 

行きはボリビアーナ航空、帰りはアマゾナス航空。

アマゾナスの方が少しお得。ただし席は狭い。(しかし座席はふかふか(笑))

ウユニ空港はこんな感じ。周りは何もない。

荷物は空港の職員が運んでくれる。それを取る。

 

ウユニ空港からホテルまでは一律15ボリ(400円)で行ける。

ホテルへは「キエロイール!」と地図や予約して印刷した紙などを見せればわかってくれる。

 

 

今回の旅行会社は穂高(ホダカ)

名前は何とも日本っぽいが、職員は全員ボリビアの人。

ここの上司の方が以前付き合っていた方が日本人らしい。

ツアーメニュー表。

ありがたいことに長靴付き。一日ツアーだとランチもついてくる。

「カガミバリ、カガミバリ!」と日本語で言ってくれた。

ツアー説明は英語がいいかスペイン語がいいか聞かれた。

基本的に予約ツアーは知らない人たちと一緒に行く。

今回、プライベートツアーも頼んだが、高い。

 

 

デイツアーの一日を紹介

今回は私たち3人と、ブラジル在住の中国の人2人と、クエートで働いている日本人1人の合計6人のツアー。

ラッキーなことにホテルの目の前まで迎えに来てくれる。

お世話になったミゲルさん。英語は単語程度。日本語も単語程度。

でも日本語を覚えたいらしく、メモ帳にたくさん書いてあった。

 

まずは列車の墓場へ!

線路。ここでみんな写真撮ってた。

 

列車に登った。ここで私はお尻を強く打った。金具が出ていることがある。

また、古い列車のため、気を付けて登った方がいい。

 

お次はコルチャニ村へ。

主にお土産を買う場所。トイレは2ボリ必要。

ウユニの塩が売られていた。とってもかわいい。

コカの葉のキーホルダーもかわいかったが、日本への持ち帰りは禁止。

持って帰った瞬間、逮捕されるので、注意すべき。

 

その後、塩のホテルでランチ。

その前に塩のモニュメント、国旗がたくさんある場所で記念撮影。

ちなみに日本の国旗がないので、だれか飾りに来てほしい(笑)

 

塩のホテルは歩くところも塩。

ここでランチ。お肉と野菜とバナナ、ごはんを食べた。ちょうどいい量。

 ここのトイレはなんと5ボリ(100円ほど)。でもここでしておかないと、後でする場所がない。

 

お次はいよいよ塩湖!乾いた場所へまずは行った。

青い空、白い塩。周りには何もない。絶景。

ただし雨期(12月くらいから)に入ると、この景色は見れない。

この景色が好きなのは西洋の人なのだとか。アジアの人が好きなのは鏡張り。

 

同期と民族衣装をオーダーメイドして挑んだ撮影。

こういう派手な色がここには映える。

 

トリックアート写真は運転手さんが撮ってくれる。動画も撮ってくれて、かなり満足のいくもの。

 

お次はサボテンの島へ。

ここは雨期には立ち寄れない場所。いい時期に来た。

ここは少し登れるところがある。トイレ料金込みで30ボリ(600円ほど)。

私たちは疲れすぎていて登らなかった(笑)

 

お次は夕景。鏡張りのところなので長靴をはく。

毎分ごとに変わる景色に心奪われる。

暗くなる前に撮影もあった。

 いろいろポーズ指定をしてくれる。動画もクオリティ高い!

ここまでが1日のツアー。

かなり大満足のツアー。

 

次の日はプライベートツアーで中国の人たちとフラミンゴが見られる場所へ行った。

それは次の記事にて。 

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誕生日

 

 

ボリビア時間で、今日は28歳の誕生日。

去年27歳になったときに、「27歳の1年間はどんな年になるかなー。ボリビアでやってけるのかなー。」なんて思ってた。

3月31日で一度教師という職業を休職し、

4月5日から青年海外協力隊となるべく70日間の訓練。

訓練が終われば2週間で出国。

青年海外協力隊として活動できるのは2020年の3月まで。

ボリビアへ来て早5か月が経ってくる。

 

今、ここへ来て

「協力隊として活動しようと決めてよかったな」と思っている。

もちろん、どうしたいいんだろうと頭を悩ませることもある。

活動が上手くいかなくて、「自分は何しに来たんだろう」と思うこともあった。

いや、今ももちろんある。

 

でも、日本で過ごしていたらできない経験ができているし、

新しい視野が広がった、そんな気がしている。

 

 

10歳のとき、20歳のときに考えていた28歳とは全くちがう。いい意味で。

 

「このまま教員としてずっとやっていくんだろうな...。次はどんな学校へ赴任するんだろう。」なんて思っていたけれど、

ここへ来て狭かった考え方がぐんと広がった。

三重県に住む南米の子どもたちにこれから 何ができるのだろう、

三重県に住むこれから多くの南米の人たちと関わるであろう子どもたちにこれから何ができるのだろう、

そして、今目の前にいるボリビアの子どもたち、ボリビアの先生たちに何ができるだろう。

今までに考えたことのなかったことを考えている自分がいる。

 

いろいろなことを考える年齢だけれど(笑)

自分色の

自分だけにしか作れない

自分のためのストーリーを描けてる。

 

ここへ来られたのは両親が背中を押してくれたからであって。

 

そんな両親は昨日、家族のグループLINEで

「そっちはまだ15日やけど、誕生日おめでとう!」と送ってくれた。

久しぶりの父親・弟からのLINE。(母親とはほぼ毎日やりとりしている)

本人たちには言わなかったけど、嬉しかった。

 

 

見知らぬ土地、ましてや地球の反対側。

そんな場所へ送り出してくれてありがとう。

同期隊員は「両親に会いたい!」と言っている人もいるけれど、

私は今そうは思わない。いい意味で。

 

なんだかわからないけれど、ぐっと背中を押してくれている感じがして。

きっと心配なのだろうけれど、応援されているのが分かる。

 

寂しいとかそういう前に、

ここで頑張っている姿を見せることが今、私ができる親孝行だ。

そう思っている。

 

ここまで育ててくれた両親に感謝するとともに、

今ここボリビアで頑張っている姿を見せられるように、

今年1年も自分の人生を楽しみ、一生懸命生きようと思う。

 

最後に、ボリビアへ来てから大好きになった歌の歌詞を載せて終わりにする。

 

ママ、私が生まれた日の空はどんな色

パパ、私が生まれた日の気持ちはどうだった?

あれから言葉を覚えて、

私なりの愛も甘え方も体にしみこんだ。

 

生きてこそ 生きてこそ

今ここから始まる

生きてこそ 生きてこそ

広がってまたつながる

 

ママ、私を初めて抱く気持ちはどうだった?

パパ、私が生まれた日は嬉しかった?

あれからキセキを重ねて

私なりの愛も出会いも育てて生きたい

 

生きてこそ 生きてこそ

無限に羽ばたいていく夢

生きてこそ 生きてこそ

その根は深く太く強く

 

生きてこそ 生きてこそ

今ここから始まる

生きてこそ 生きてこそ

広がってまたつながる

 

生きてこそ 生きてこそ

無限に羽ばたいていく夢

生きてこそ 生きてこそ

その根は深く太く強く

 

羽ばたいて

生きてこそ

 

        Kiroro 「生きてこそ」

 

お母さん!お父さん!そして弟!

2020年3月に大きくなった姿を見せられるように頑張ります!

体にはどうかお気をつけて!

私もサルモネラにはもうかからないように気を付けます(笑)

 

帰ったらお寿司とか、焼き肉とか、うなぎとか、

とにかくお腹が痛くなるまで日本食が食べたいです!(笑)

 

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任地105日目ー前任者のCPの学校でタジェールー

 

 

この話は昨日の話。

昨日は夜、前任者の元カウンターパートが今校長として働いている学校でタジェールをさせてもらった。

元カウンターパートとは家がとても近くて、会うのはこれで3度目。

まさかこんな簡単にタジェールをさせてもらえるだなんて思ってなかった。

それだけ前任者の活動が素敵だったのだろう。

この学校の先生とはまったく面識がない。ということでかなり緊張した。

テーマは「日本の教育の紹介」と「聴く指導」。

 

学校には夜にも関わらず20人ほどの人が集まった。

その中には小さな赤ちゃんを連れて来ている先生も。

途中で子どもをあやしながら、とても熱心に聞いてくださったし、休み時間や終わった後にたくさん質問をしてくださった。

 

 

初めて会うということもあり、まずは何をしようかと考えた・・・。

そこでやったのはこれ(笑)

 

ボリビアで好きな食べ物!」(笑)

私はチキンが大好きだし、でもまだ食べたことない食べ物もあるから教えてくださいー!!って(笑)

これ、かなりもりあがった。(笑)

ボリビアのごはんはすべておいしい!!」という結論に至った(笑)

 

その後、日本の学校の一日を紹介。

そうじや給食、そして45分授業ということについてかなり興味を持っていた。

また、教師に必要な能力について話をした。

(これ、毎回のタジェールでやってる。授業力・学級経営力、どちらも大事だよってことを自転車の車輪に見立てて話すもの。前のタジェール記事に載ってます。)

その力をつけていくために日本では校内研修や、長期休暇のときの研修についても話をした。

いろいろ聞いてみると、ボリビアでも研修はあるものの、最大で200ボリ(約4000円)を自腹で払うらしい。こっちの先生にしたらかなりの大金。無料で研修というのは無理らしい。

 

その後休憩をしたあと、算数の授業で使えるゲームを一つ紹介した。

1年生でよくやった「足し算じゃんけん」。

0から10までの好きな数字を手で出して、お互いの数を足して早く答えを言えた方が勝ちという単純なゲーム。

 

これ、すごい盛り上がった。

「まや、4ポイントゲット!!!」と言ってきたときは笑った(笑)

この笑顔。もうこの笑顔を見ただけで私は幸せ。

 

その後、「聴く指導」について。

「なんで子どもたちって話を聞けないのかな?」という質問に対しては、配属先とは違った意見が出て面白かった。

とにかく毎回言いたいことは、「子どもたちは聞きたくないわけじゃない。年齢に応じて集中して聞ける時間が限られている。それは仕方がないことだから、いかにして私たち教員がいろいろな技を持って聞かせられるかが大切だよね。」ということ。

 

 

もちろん自分ができていないことも言った。

「だからこそみんなで考えましょう。子どもたちはそれぞれ特徴が違うから、『これが正解』というものはない。答えがないからこそみんなで考えましょう。」と言った。

 

最後まですごく考えてくださった先生たちに感謝。

社交辞令かもしれないけれど、「またタジェールに参加したいですか?」という質問に、全員がイエスと答えてくださった。

また、タジェール後に「午後から来てくれ。」「中学校や教員養成校でもやってくれ。」と言っていただけた。

「タジェール一回でお金はいくら必要だ?」とも言われた。(笑)

 

「いえ、必要ありません。こうやってみなさんと一緒に考えられること、みなさんにタジェールができること、それが今の私にとって素敵な経験なんです。」と答えた。

 

ようやくソーラン隊員から本職の小学校教育隊員の活動ができてきた。

学校も12月初めで終わり。

それまで頑張るぞ!

次は来週の配属先でのタジェール!!

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任地104日目ー初ボリビアで算数授業ー

 

 

今日は研究授業やら、自分の授業やら、モンドンゴ(スクレの料理)づくりやら、タジェールやらたくさんある一日。

すべて書くととんでもない量になるので、一つずつ記録していく。

今日は初めてボリビアで子どもたちに算数の授業をしたことについて書く。

 

 

昨日、「黒板の使い方について教えてほしい!」と言われた。

説明をしてもうまく伝わらず、「授業してくれないか?」と言われた。

せっかくだし!と思い受けた。

 

・・・と言っても今日の夜のタジェール準備&練習もあるし、

教科書の内容も知らないし、既習事項も知らないし焦った(笑)

昨日は日が暮れたことも知らずに準備をした。

単元は「角の大きさ」。5年生で初めて学習する・・・らしい。

また、本単元の本当にはじめのとこらしく、「角ってなに?」ということを勉強しようと考えた。

 

授業後の板書はこちら。

物足りないといえば物足りないかもしれない・・・

(でも何もつっこまないで!!!(笑))

 

とにかく、めあてと今日学習する大切なことを入れた。

 

流れはこんな感じ。

「さあ、この魚の中で、一番おなかすいてるのはどれでしょう?あ、ちなみに、一番おなかすいてる魚は一番口を大きく開けてますよ!」

子ども「Bの魚!だって魚でかいもん!」全員がBと答える。

ちなみに答えはAの魚(笑)

「さて・・・本当かな・・・?調べてみよう!」

と魚のプリントを配る。久しぶりに配った。

いつも学校でやっていたように、「アキティエネ!(はいどうぞ!)」を言った私。

体に染みついてるなあ。

「さて・・・どうやって調べよう?」

子ども「定規!コンパス!三角定規!」

「おおいいねえ。今から5分あげるから、お隣さんとしてもいいし、自分だけでしてもいいから、調べてみよう。ただし、一つの方法で調べられたら、他の方法はないか、考えていこう!」

必死に私に説明してるところ。

ここで子どもたちから、「あーーー!!Bとちがう(笑)」という声が。

「さて、どうやって調べた?」

ということで子どもたちを前に。

前に出て発表するということがあまりなかったみたいで恥ずかしそうだったけれど、頑張って説明してた!

子ども「先生!紙を重ねるって方法もある!!!」

「まじか!!!!すごい!!!!」

みんなで試してみた!

子ども「ほんまやああ!!!!!!」

こうやって自分の意見を言いたすぎる子が多くて大変だった。

「今は彼女が話すから、手は挙げません(笑)」と言ったほど。

その後、「角ってなに?」を学習して、「直角」まで学習。

日本の2年生が直角を学習するように、適当に切った折り紙を使って学習。

「直角のものって、みんなの周りにたくさんあるんだよ!」

ということで、直角のあるもの探し。

子ども「5つ見つけた!」「私は8つ!!!」という感じで探していく。

本当に5年生か?と思うほど(笑)

探したあと、みんなで発表!

「角を測るのに、みんな今日はいろいろなもので測ったけれど、実は・・・こういうのを使うんです!」ということで分度器の登場。

分度器を知っている子もいた。

「どうやって使うかは・・・次の授業のお楽しみ!」

ということで授業終了。

 

先生は「こうやって書けばいいんだな!」と携帯で記録してた。

また、この授業の撮影もしてくれた。ありがたい。

子どもたちは、「先生、明日も勉強するんやんな!?」って。

いえ・・・しません(笑)

 

校長先生に「してきましたよ!」と写真を見せると、ぜひ来週黒板の使い方についてタジェールしよう!ということになった。

・・・また準備せねば(笑)

 

 

先生側から「これ教えてほしい!」って言ってきて、それに応えられたのはよかった。

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任地103日目ー初研究授業&黒板の使い方ー

 

 

本日から各学年1人ずつ研究授業を行う。

今日は1年生のクラス。

朝8時に行くと先生はいた。(8時15分から始まる)

まずこれが嬉しかった。

「研究授業なんだ」という意識がある!!!

 

授業開始。

このクラスへlenguage(国語)の授業。

疑問文の授業であった。

 

導入は先生の人形を使った質問コーナーから。

ボリビアで導入がある授業ってあんまり見たことなくてびっくり!

しかも子どもたちもノリノリ!

人形に質問もたくさんしてた!

 

一番驚いたのはこれ!

挙手してる!

このクラスは8月の初めに入ったのだが、その時にはほとんどの子どもが勝手に話して手。できるようになった!!!(´;ω;`)

先生が頑張って続けてきたからこその成長の証!!!

 

 

疑問文の作り方を勉強した後は、隣の人と疑問文を作る練習。

字も上手になったなあ(´;ω;`)1年生の成長って著しい!!!

 

 

授業後は学年の先生と校長先生と私で事後検討。

今日は初めて「もっとよくするためにこうしたらいいと思う」「私ならこうするかなー」という話を初めて入れた。

「まや、ありがとう!」と笑顔で言ってもらえたのが嬉しかった!

 

 

その後は校長とこれからの話。

気になったことを話すとやはり校長も同じこと思ってた。

それは・・・黒板の使い方

書くたびに消されていく黒板。もったいない!

「黒板って、今日の勉強の足跡だから、最後見たときに『あー今日はこういう勉強したんだな』ってわかる黒板がベストだよね。」って校長先生に言ったら、

「そうなんだよまや!!!」って。

考えが同じでよかった。

 

ということで次回のタジェールは黒板の使い方に決定。

でももっとやりたいことがあって、「やりたいことありすぎて困る(笑)」って言ったら校長笑ってた(笑)

 

 

その後5年生の研究授業をする先生に呼ばれる。

なんとそこでも黒板の使い方について聞かれる。

日本でやっていた黒板の使い方を説明すると、「まや、してくれ!」とのこと。

・・・まさかの明日、角度の導入の時間をしてくれと(笑)

教科書も見せてもらってない(笑)

とりあえず分度器もまったく使っていないことは分かった(笑)

 

・・・というわけで明日はタジェールもあり、授業もありの一日。

 

 

ブログ書いてないで練習&準備します(;^_^A

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