ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地53日目ー今の環境のおかげー

 

まずはこの写真から!

校長先生と話していて、体育に戻るとびっくり。

晴れてるのになぜ・・・?(笑)と。

これ、callaguayaというボリビアのダンスらしい。傘を使ったおどりなんだとか。

10月に各学年踊るという行事があるらしく、その練習。他の学年も練習してた!

 

 

さて、本日の記録。

 

感謝しかないー校長先生&カウンターパートー

今日、また校長先生のところへ行ってみた。

いろいろ話をしていると、校長先生が秘書の人を呼んだ。

なにかな?と思ったら、「まやのタジェールにみんなが来るように伝えて。」って。

休み時間に秘書の人が先生のところを回って、行きますという署名をもらってくれてた。

首を横に振る人もいたけれど、そういうことをしてくれた校長先生に感謝。

Tienen que participar.(参加しなくてはいけない)って言ってくれた校長先生に感謝。

しかも、木曜日に「私もみんなに話したいことがあるんだが、いいか?」って。

もちろんでしょ!一人でするより二人でした方がいい!すごく嬉しかった。

 

また、休み時間はカウンターパートのところへ。

木曜日に校長先生と話したことを伝える。

親身になって聞いてくれた。私が伝えたいことが10あったら、10受け止めてくれる理解してくれる、この職場で大事な存在。少し前まではあまり話せなかったけど、今は思ったことを伝えられる大事な存在。

「まじか・・・それはなんとかせなね。」って言ってくれた。

校長先生・私・カウンターパートという3人で活動をしてくことに難しさを覚えていたけれど、私がこうやって入って話をしたら、うまくいくのかも!

木曜日のタジェールのことも気にかけてくれてて。感謝。

 

 

この立場で過ごすことで・・・

今日は毎週恒例の朝礼。校長先生がそこで、「今日から最後のビメストレですよ!」って言っていた。つまり、のこり2か月で今年度が終わるということ。

 

任地へ来て早2か月が経とうとしている。

先生方の授業を見て、これからどうしていこうか・・・と考えて、研修などを校長先生たちと行っていく・・・という立場になってみて、日本にいたときよりも、さらにいろいろなことにアンテナを向けるようになった。そして、いろんなことに気づくようになってきた。日本で先生方に教えていただいたことを、今フルに使っているような感覚。

 

日本での教職経験は5年。そして2年のブランクが空いて即職場復帰。3月末に帰って4月から職場復帰。文章で見ただけでもかなり恐ろしい。自分が恐ろしいと感じるし、きっと職場の人たちにも迷惑だろう・・・。

 

でも、こんないろいろなクラスを見て回って、よりよい授業へ向けて考えるという活動は、帰国後、きっと役に立つと信じている。

また、外へ一度出てみたからこその見方もできるであろう。

 

また、帰国後、どんなことをしようかなと考えるのも楽しい。

今考えていることは、

①子どもたちが自分の国のことを好き・自分の国のことを自信を持って話せるようになって欲しい

自分自身、ここへ来て、「日本ってどんな国?」と聞かれることが多い。

それに自分がしっかり答えられない。恥ずかしすぎる。

日本を離れる前に、あんなにも日本が大好きだと感じていたのに何も語れないのは何事か。

ボリビアの子どもたちは自国のことをきちんと語れる。

愛国心」とか言うと、とても難しくなってくるが、自国を好きになるのは絶対に大切であって。自国を好きになるからこそ、「じゃあ、他の国はどうなんだろう」と興味が出てくると思う。もっと世界に目を向けた子どもたちを育てたいなあ。

 

②外国にルーツがある人たちと関わりたい

これは仕事外での活動。三重県にはボリビアの子どもたちが多くいると聞いた。

外国にルーツがある子、外国から日本へ住んでいる外国の人たちと多く関わりたい。

今、ボリビアでマイノリティになっているからこそ、感じることがたくさんある。

そんな自分が感じたことを生かせたらなと思う。

 

まだたった3か月住んでみての自分の帰国後の思いであるため、きっとこれからもっともっと深みのある考えが生まれてくるんだろうな。

そう思うと、これからが楽しみだ!

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任地52日目ー国語に対する疑問ー

 

 

本日は日曜日。久しぶりに休息できた日曜日。

教員時代も休息って大事って思っていたけれど、ボリビアへ来てからさらに思う。

(これ前も言ったはず)

 

富士山以上の標高

強い紫外線

慣れない文化

スペイン語・・・

 

慣れてきたとは言うものの、体は正直。

そういえば、昨日、2週間ぶりに会った先輩隊員に「まーや、めっちゃ黒くなった!」って言われた。腕の微妙な部分から焼けるのが嫌だから、最近昼間は半袖で焼いている(笑)言われてみればたしかに自分がどんどん黒くなっている気がする・・・。

みんなには「10年後が大変よ!後戻りできないわよ!」って言われたけど、焼いてます(笑)

 

 

よし、今回は国語教育について話をしようかなと。

何日か前に、「今度書きますね」といったことについて。

 

 

 

基本的に、国語の指導はこんな感じ

この前、たまたま日本人の方で、子どもをボリビアの現地の学校へ行かせている人と話をする機会があった。

「こんな長く住んでいて、もうカルチャーショックなんてないと思っていたけれど、子どもを小学校へ入れて、すべてがカルチャーショックだ」と言っていた。

たしかに日本の教育を受けてきた人にとってはそう感じる。私もその一人。

いろいろな人の話を聞いたり、自分がこれまでに見てきた国語の授業はこんな感じ。

 

・文字をひたすらなぞる練習

筆記体の練習

・綺麗に書く練習

・聞いて書く練習

ここは「ノートを綺麗に書こう!」というのがすごく強い。

前にも書いたが、保護者が見るものは唯一、このノートだけ。

だから、子どもたちも色ペンを使って、すごい細かく書いていく。

日本の子どもたちと比べたら、ノートのきれいさはボリビアの子どもたちが圧倒的に勝っている。ものすごくきれい。

 

また、スペイン語だからというのもあると思うのだが、ディクテーションが多い。たいていどのクラスでもやっている。というのも、「L」「R」の発音が難しく、綴りができない子が多い。だからこそ練習しているのはとてもよくわかる。納得できる。

 

また、読み取り(物語文系)はこんな感じ

 

・読んで終わり

・読んで好きな場面の絵を描く

・「誰が怒りましたか?」「●●は何をしましたか?」という一問一答形式に答える

 

かなり驚いた。この1時間で何がしたいんだろうと一生懸命くみ取ってみたが、難しかった。

配属先の校長によっては、日本の国語教育を取り入れてみようという学校もあって、算数に限らず、国語もやっていく配属先もあるようだ。

 

でも、私の要請は算数である。

また、会話していく中で、お願いされていることも算数。

なかなか「ん・・・?」と思ってもできない。

 

そして最近思う。

自分にとって「ん?」であっても、先生たちにとってはそれが当たり前。

そして、それで子どもたちが困っているか・・・と言えば困っていない。

日本の教育の押し売りになってはいけない。

現地の人が「これいいな、やってみよう!」と思わないと。

そして持続していけるものを。

 

職種が違う同期も、これにすごく悩んでいる。

自分がどこまで突っ込んでいいのか、かなり難しい。

 

私はとりあえず疑問は持ちつつ、チャンスがあれば国語もやりたい・・・

でも、今は言われた要望に一緒になって活動することがベストかな。

 

ボリビアへ来てあと4日で3か月。

少し進みつつあるものの、困ることも多い。

自分という存在意義を考えながら、

自分がいなくなった後のことを考えながら、

一番に大好きな配属先の先生たちと子どもたちのことを考えながら、

将来的にはラパスの先生、ラパスの子どもたちのことを考えながら、

がんばるぞ!

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任地51日目ーボリビア初タジェール!-

 

 

ついにやってきた、初タジェールの日。

いつも通りに起きて、バナナジュースを飲んで出発。

緊張はなかった。(これは案外いつものこと)

 

VCさんと、同期隊員と出発。

 

初タジェールは約1時間半。

教員養成校の先生方と、数人の学生たちが来てくれた。

 

私が話した内容は

①日本の学校の一日の様子

②学級経営について(すこしだけ)

 

学級経営の話では、大きくわけて2つの教師にとって必要な力の話をした。

「授業力」と「学級経営力」について。

他にもまだまだあるけれど、今回は2つだけ。

 

これはだるまさんがころんだをしているところ。日本語がまったく知らない人たちに、すべて日本語とジェスチャーで説明。

子どもを「何がしたいのかな?」「なんでこういう行動をとるのかな?」とみるということも学級経営で必要なことだと思っていて。

今回は学級経営という言葉を聞いたことがない人たちばかりだったから、ゲームで感じてもらおうと考えた。

参加してくれた5人の人たちは、一生懸命私が伝えようとしていることを目を使って理解してくれようとしていた。「それが学級経営で大切なことの一つだよ」っていうのが伝わったかな・・・?

 

いろいろなことを苦手とする子はクラスの中でたくさんいる。

でも、それを「だめだ!」って言うんじゃなくて、なぜそういう行動をするのかを見ることが大切だよねって話をした。

また、クラスの中にはいろいろな子がいるという話をして。

クラスの中には目立たないけれどじっくり、こつこつと頑張る子がいる。その子を見落とさないようにしてほしいなということを話した。

 

また、授業力と学級経営力はどっちが大事とかではなくて、どちらも大切だと思うということを、二つの力を自転車に例えて話をした。

タイヤのどちらかが大きかったら進めない。

タイヤのどちらかが壊れていたら進めない。

バランスをとってこそ、進めるよねって。

だから、どっちかを大切にするんじゃなくて、両方してこそクラスは進んでいけるんだよと。

 

聞きに来てくれた人は、本当に熱心に聞いてくださって、質問もたくさんしてくれた。

うまく答えられなかったのが申し訳ない・・・。

終わってからも質問がきたり、連絡先を聞かれて、「またいろいろしよう!」と言ってくださった。

 

 

初タジェールはどたばたでスタートしたけれど、

まずまず頑張った方なんじゃないかな!と自分を褒めたい。

来週は配属先での初タジェール!

がんばるぞ!

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任地50日目ーel dia de estudianteー

 

 

任地でついに50日目を迎えた。

そしてこのきりのいい日は

el dia de estudiante 生徒の日

el dia de primavera 春の日

el dia de la amistad 友情の日

らしい!今日からボリビアは春!

ただしラパスは富士山以上の標高。お昼は半袖でいいけれど、夜は長そでじゃないと寒い・・・。最近はありが台所で出るようになったし、ハチが飛ぶようにもなった。

日本のように四季はない。日本の桜を見たい・・・。

 

今日は授業はなく、朝から子どもたちとお祝いをする。

朝行くと、6年生の先生が準備していたので手伝った。

風船を作って!って言われたけれど、酸素が少ない&風船がまったく膨らまないということで、酸欠になるかと思った・・・。というかふらふらした(笑)

 

今回は先生たちが子どもたちに踊りなどを見せる。

私は2つに参加!

百一匹わんちゃん。

ポレラコロラダというダンス。

 

他にもおもしろいものがあって(笑)

 自前の手術服(笑)これ、写真撮って!って言われていてどんなことをしたのか分からないけれど、この格好にはまじで爆笑。ほんと先生たち好き(笑)終わったあと、すごい楽しそうだったのを見て、ほっこりした!

 

一通り終わると、次はみんなでダンス!

https://www.instagram.com/p/Bn_tLXSF96g/

みんなノリノリ。

 

その後教室へ行くと、保護者の人たちがいろいろ準備。

食べ物もこういうプレゼントもすべて保護者が用意するらしい。

先生たちも子どもたちに一人ひとりハグをしながらプレゼントを渡してた。

行くクラス行くクラスで食べ物をもらって、ありがたい。

最近、保護者にも自分の存在が伝わってきた。

PTAのような保護者の人たちには名前も覚えてもらったし!

 

 

子どもたちはこの日、制服は着なくてよかった。スパイダーマンがいた(笑)

女の子の中にはドレスを着ている子もいた。

 

 

日本にはない行事にこうやって参加できること、本当に楽しい。

ボリビアって本当にいろいろな行事が多いけれど、それもそれでこちらの国では大事なんだろうなと思う。

これからもたくさんの行事があるから、楽しみだ!

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任地49日目ー同僚と&校長先生との会話ー

 

昨日はブログが書けなかった。

というのも、土曜日の教員養成校でのタジェールと、来週の配属先でのタジェールの準備で眠れない日々が続くくらい困っている。

嬉しい困りなのだが、パワポや言いたいことをスペイン語にまとめたものを見るたびに「あぁ、これはこういう方がいいかな」というのが出てしまって、完成しない。

今日、カウンターパートに「見てください、お願いします。」と言ってしまっていたから、昨日どうしても終わらせなければいけなかった。

 

 

そんなすごく疲れている中、今日はとても嬉しいことがあった。

 

 

同僚と衣装を借りに行く

明日はel dia de estudiante(生徒の日?)で、授業はなく、学校行事がある。

先生たちが子どもたちに向けてダンスを見せるらしい(笑)

私は2つのダンスに参加。

1つは、衣装が必要ということで、以前借りに行った場所へ先生たちと行った。

衣装を選んでいるときも楽しかったけれど、休憩がてらに行ったジュース屋さんでの会話とか、新しい場所を教えてくれたときとか、学校ではしないようないろんな話ができて、すごく嬉しかった。

ボリビアには慣れた?」「ボリビアの料理で何が好き?」とか、いろいろ話が弾んで嬉しかった。ちょっと冗談とかもわかるようになってきて、自分が言った冗談で笑ってもらえるととても嬉しい。

 

 

校長先生と30分も話す

話を学校の時間帯に戻す。

今日は、タジェールの内容確認をしてもらっていたため、授業中に担任の先生に一言言って校長先生のところへ行ってみた。タジェールのこと以外にもいろいろ聞きたいことがあったから。

 

いろいろ話していると、ぽろぽろと語り始めてくれた。

「困ってるんだよね」と話してくれた。日本でいう研究授業のことで困っているそう。

ボリビアには研究授業という概念はない。でも、以前JICAが教員のプロジェクトでそういうものを入れていったそうだ。そのプロジェクトに参加したことがある先生は研究授業の意義、研究授業がいかに教員の技術向上に大切かを知っている。

しかし、研究授業という言葉さえ知らない先生にとっては「やりたくない」ことの一つ。うちの配属先で研究授業を知っているのはほんの4~5人。

そういう中で、いきなり「研究授業しましょう!」と言ってみたもののついてくる人は少ない。それで悩んでいるそうだ。

 

ボリビアには教頭先生はいない。つまり、学校を運営していくには一人で、辛いなと一人で感じることを乗り越えなくてはいけないみたい。実際、そのような場面をこの2か月で何度か見た。

自分も同僚ではあるものの、いちボランティア。タジェールをやるにも、カウンターパートがいるといえども、まだなんだか孤立感はある。言葉の壁もあって、理解できないこともまだまだ多いし…。

 

話を聞いていて、「この困り感をどうしていけばいいんだろう、何か自分ができることはないのかな。」と思っていた。

すると、

「まや、次のタジェールは『研究授業って何だろう』というのでやってみないか?一緒に考えてやろう。」と言ってくれた。

 

自分から提案もするけれど、

「相手が困っていて、その相手が困っている部分に自分が何かしらのお手伝いができる」

「さらに、ボランティアから『しましょうか?』と言うんじゃなくて、相手から『こういうの必要じゃないかな?』と言われる」

これがベストなのかなと。

しかも今回は「一緒にしてくれないか」という言葉が嬉しかった。

私任せじゃない、なんとしてでもやってみたいという思いがすごく伝わってきた30分間だった。

 

どういう活動がいいんだろう、

自分には何ができるんだろうと悩むことも多いけれど、

こういう言葉をもらえると、がんばろうと思える。

配属先の人たちが大好きだし、

配属先の人たちが教育に携わっていることを誇りに思って、楽しんでできるように、

お手伝いしたいなと思う。

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任地47日目ー嬉しさと悲しさー

 

今週で任地50日目となるのか・・・早い。

今はとにかく土曜日の養成校のタジェールと、来週の配属先のタジェールの準備で本当に疲れている。

人に伝えようとすること、ボリビアの人に伝えようとすることは難しい。

まずは言語が違う。ちょっとしたニュアンスが伝わらないことがある。

テレサが好意で昨日の夜、添削をしてくれた。A4サイズで5枚にもわたるレジュメ。長いのに一つひとつ添削してくれた。

テレサには伝わったみたいで、「これいいね!大切なことだよね!」って言ってくれて、レジュメにいいところに赤線を引いてくれて嬉しかった。

 

もう一つ嬉しいこと。

これ前にも書いたけれど、やっぱり配属先の先生たちと仲良くなれてきている!

ハグでのあいさつも慣れてきた(笑)

Mayaではなく、Mayita(女の子にitaを付けるのが一般的)と呼んでくれる。

そして、先生同士のwhatsapp(結構どんな連絡もこれを使っている。というのも、曜日によって来ない先生がいて、全体共有を顔を見合わせてできないから)で「タジェールします!」って連絡入れたら、

「ありがとうまや!」「わかったよ!」「本当にありがとう!」と顔文字付きで返事をくれた人が8人。

8人?って思うかもしれないけれど、8人も行こうと思ってくれているそのことが嬉しい。私の今回のタジェール参加人数目標は10人。目標は達成できそうである。

(なぜ全員でないかというと、先生たちは午後から他の仕事をしている人もいるし、遠方から出勤している人もいるため。まずは初めなんだから、目標は小さく!)

 

でも、少し悲しいこともあった。

「研修、みんなに伝えるね!」と言ってもらえたのに、なかなかしてもらえなかったこと。今、いろいろ学校行事もあって忙しいのは重々分かってる。でもちょっと悲しかったな・・・。でも初めてだし、今回は自分から積極的に動いてみた。結果オーライなのかは終わってみないと分からないが・・・。

というか、もしかしたら、私よりも感覚的にゆったりなのだろうな。私がきちきちしすぎているのかもしれない。

 

 

さて、本日の記録。

 

学期途中(学期末)から入ることの良さを知る

ボリビアは2月が新学期、新しく学年が変わる。

学校は12月に終わる。私が入ったのが8月。のこり3~4か月の時期。

配属される前は、「なんで、こんな途中から・・・」と思っていたが、実際来て見てみると案外いい時期に入ったな!と思う。

 

理由は二つ。

①この時期だからこそ、先生たちの1年間の成果が見える。

うまくいっていれば、子どもたちの雰囲気やクラスの雰囲気があたたかい雰囲気で、みんなが勉強に向かっている様子が見られる時期。だから、この先生はどんな学級経営をしてきたのかなというのが感じれる時期。

②この時期だからこそ、課題を見つけ、新学期に向けて準備できる。

実際、「いいな!」と思うクラスもあれば、「ここはこうした方がよかったのかも・・・」と思うクラスがある。先生自身も困っていることはあって、「この子どう思う?」と聞いてくれる先生もたくさんいる。その先生自身がこの1年間に困ったことを、ここから9月・10月・11月・12月・1月とタジェールをしていく中で、新学期いいスタートを切れるんじゃないかと思う。

 

 

今日のクラス

今日のクラスは一言で言って雰囲気がばつぐんにいいクラス。

先生の褒め方がとても温かい。

手を挙げて発言させるのだが、Levante la mano para participar.(参加するには手を挙げなさいよ。といった感じ)を言うときも温かい。

「守らなくっちゃ!」と思える声。

 

手前の女の子を見てほしい。この前のめり加減!(笑)

他にも前のめりで先生の話を聞いている子がいた。

それだけ先生が大好きだし、「がんばりたい!」と思っているんだなと後ろから見ていてほほえましくなった。

 

 

最近気になっているのは、lenguage(国語)の授業。

この話をするととても長くなるので、明日に持ち越そうと思う。

さて、今からまたタジェール準備します!

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任地46日目ー違う見方ー

 

今日は同期隊員の配属先が休み。

ということで配属先を見学しに来た。

 

一言で言うと、いい一日だった。

というのも、

客観的な意見をもらえたし

客観的な配属先のいいところ、これから伸ばしていけるところを知れたから。

 

1か月半配属先にいて、いろいろ見てきて、

良くも悪くも感覚がマヒしてくるところもあった。

来てくれたことによって、がんばろうという気持ちになれた。

 

今日は久しぶりにいろいろなクラスを参観。

これは子どもが自分で考えた読みやすい方法。

初めの文字を赤く印をすると、どこ読んでいるのかわかりやすいらしい。なるほどな。

 

分数の先生の自作プリント。しっかり等分されている。

実は分数の定義をしっかり理解してない人も多い。難しいもんな、分数。

 

 

最後、6年生のクラスへ。

一目でわかる、いい6年生。積極的な6年生。

私たちが来て、詩を朗読してくれたり、何人かでシンデレラの劇を見せてくれたり。

高学年になると、どうしても恥ずかしいという気持ちが大きくなってなかなか自分を表現するのが苦手になる。

でも、自分を表現することが大好きな子どもたちが多かった。

「子どもたち、表現するのが大好きでね!」って先生。

そういう先生だからこそ出来上がったクラスだなと思った。

 

子どもたちにとって、教師の影響力ってすごい。

教師によって良い方にも悪い方にも転ぶ。

この先生によって、自分を振り返るきっかけになった。

見習いたいところがたくさんあった。

 

今週の土曜日は教員養成校にてタジェール。

27日には配属先でタジェール。

やっと活動らしくなってきた。

スペイン語で自分の思いを伝える難しさ。

今は、日本語で考えて、それをスペイン語に直すという作業をしないと、考えられない。

半年後にはもっと伝えられるようになっているのだろうか・・・。

 

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