自宅待機3日目・・・
実は、私たちボリビアのボランティアは自宅待機をしています。
原因は、前の記事の大統領選挙に関するデモで。
落ち込んでいましたが、家で仕事もしているので、ちょっと元気に。
少し書きます。
日曜日
選挙の日。
夜には大体の結果が出るということで、テレビを見ていると、????
選挙では、現大統領と元大統領が争っていたのですが、
外国に住むボリビアの人たちはほぼ元大統領に投票したのを見たのに、なぜか票がのびない・・・。
今回、50%以上の票を獲得すれば勝ちになるのですが、ならず。
そして12月の決選投票が決まる。
と思いきや、現大統領の勝利宣言。???
でもまだ、完璧な投票結果はでず、その日は終了。
反対派市民が騒ぎ出す。FACEBOOK上では、不正選挙だ!!!と言う人続出。
不正選挙である証拠を動画に載せる。
(票をすりかえて、箱を家に持ち帰る人の動画とか・・・)
そして、いつになっても、投票結果が更新されず。
ちなみに、投票結果で50%の票を獲得しなくても、
40%以上獲得して、なおかつ2位との差が10%以上離れてればいいらしい。
なぜかここらへんから、「現大統領の勝利!」というまだ決まってもない記事が出始める。
また「みなさんのありがたい投票のおかげで勝ちました」と大統領はテレビで話していた…。
それに対して反対派がまたキレる。
月曜日
語学学校から帰ろうとしたら、爆竹の音と何百人もの人の行進が見える。反対派の抗議、賛成派の対立だった。
これはまずいと走って引き返し、家に帰る。
家に帰ると、Facebookでいろんなライブ動画が上がる。
ラパスの中心地でのデモ、タリハやスクレ、ポトシでの選挙事務所の放火などなど。
これは大丈夫か????ということで、次の日校長に話すことを決める。
火曜日
研究授業後、校長に「へたしたらJICAから自宅待機をお願いされるかもしれない」と告げる。その後、スーパーへお米を買いに行く。
スーパーの小麦粉、油、肉、米、卵類がほぼない。移住地の日本米でさえもない。(いつも大量にあるのに)
これはやばいと思い、ボリビアの同期に連絡を開始。
夕方には自宅待機令が出る。
水曜日
自宅待機一日目。
私はありがたいことに中心地から離れた場所なので、特に問題はなし。
たまに爆竹が聞こえるくらい。
いろんな動画を見ていると、催涙スプレーなどを警察が使っている。
ボリビアの友だちによると、市場にたくさん人が押し寄せて保存食を買っていて、
ぬすまれることもあるから、店主はみんなそこに寝泊まりしているとのこと。
これからいつまで続くかわからない自宅待機に落ち込む。
木曜日
朝から活動の仕事をする。
夕方はスカイプで語学学校の授業を受ける。
活動のことをして、スペイン語をしての繰り返し。
おかげで来月おこなうアンケートが完成した。
と同時に、現大統領が元大統領との差をちょうど10%(ほんまに10%だった。)あけて、一位になったという速報?が出る。
そしてそれに対する抗議で明日は全国道路封鎖だと聞く。
金曜日
朝から全国道路封鎖。テレフェリコも封鎖されているところがあり、陸の孤島みたいなうちの地域は、もうお手上げ。
朝からかなり近くで爆竹が聞こえる。窓からは離れておこう。
今日も朝からタジェールを作ったり、活動の仕事をしたり…
行けるようになったらすぐ再開できるようにしておこう。
幸いにも研究授業は終わったところだったからよかった。
語学学校も丁寧に対応してくれて、無事授業を受けられている。
とりあえず土日は、デモが緩まり、食料品調達等が可能・・・らしい。
でも、道路封鎖していたから、食料は届くの?
結構閉まっている店多いし(防犯上)、大丈夫かな?
とりあえずお米は買ったし、卵も30個入りしかなくて買ったし、大丈夫かな。
来週末は死者の日だから、ボリビアの人たちは小麦粉買わないといけないけど、大丈夫かな??(パンをつくるため。)
日本でもかなりニュース(ネットニュースかな?)になっているそうですが、私は元気です。安全な所にいます。
絶対元気に帰りますし、任期を全うして帰りたい!!!
現場からは以上です。
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