ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地559日目ーゴミタジェールー   

 

 

 

この前のタジェールが終わってから、

maya-bolivia.hatenadiary.com

 

貼ってくれている人がいる!!!!それをすかさず写真を撮り、「○○先生、ありがとう!」とワッツアップグループに送るという攻め(笑)

 

 

さて、本日はタジェール。

残すところあと2回となった。(と思ったら、今日のタジェールを金曜日もすることにw)

 

今回のテーマは

「いかに子どもたちにゴミをひろわせるか」という話。

楽しい?と思える活動も大事だし、「なぜ拾う方がいいのか」という話も大切。

(日本なら拾うのが当たり前なんだけれど)

 

前任の方のおかげで、ゴミに対する先生たちの意識は高い。

ただ、、、高いけどやらない(笑)言うだけ(笑)

そして子どもたちがやらない。悪循環なので、タジェールをすることに。

 

そうしたら、このタジェール大当たり!!!久しぶりよ、ほんと(笑)

終わった後に先生が、「まやが金曜日もタジェールしてくれるから、絶対いきな!まじでよかった!!!!」とワッツアップグループに送ってくれた( ;∀;)

 

 

少し紹介。

まず、

「私たちは子どもの鏡だ」という話をした。

私たちが積極的に行動をすれば、子どもたちもしようとする。

でも私たちが言うだけなら、「言っているだけじゃん」としなくなる。

だから私はいつもゴミを拾いなさいと子どもに言うときは子どもよりも必死で拾ってるよ。と。

 

そのあと、先生たちが日ごろどのように子どもたちに指導しているかを聞いてみた。

うん、言うだけだな(笑)

でも、意見がめちゃ出てきて、止めるのが大変だったくらい!意欲的だ、今日!

 

そして2つ、子どもたちに語り掛けるようなものを紹介。

一つ目がporteroの仕事。

彼は用務員さん。学校が終わると、次の中学校が始まるまでに全18クラス、そして運動場をそうじする。教室によってはゴミが散らかりまくっている。それをそうじしている。

でも、彼の大変な思いとか、「あぁ、なぜゴミをたくさん落とすんだろう」という気持ちを子どもたちはくみ取ったことがない。

だから、くみ取れるような発問を紹介した。

優しい、人を助ける文化のあるボリビアなら通用すると思う。

 

 

お次はテレサFacebookに載せていて、これだ!と思ったもの。

海に流れたゴミは何年かけて分解されるか。

子どもがよく使うものを先生たちにクイズで出してみた。

答えはこちら。

1・・・4週間

2・・・6か月

3・・・200年

4・・・450年

5、6・・・一生分解されない

もう先生たち、毎回びっくりしてくれる(笑)

いや、私もかなりこれにはびっくりした。みんなが知っていれば、絶対やらないのに。

ある先生が、「魚とかは間違って食べちゃうっていうよね」って。

そう!

自分の大事な犬を毎日道に放しているボリビアの人たち。

「自分の犬が道で食べちゃったらどうなる?」

先生「いやーーーー涙」「ごみは捨てたくない!」

・・・おそらく子どもにしても同じ反応だろう。

子どもたちは捨てた後のことを知らない。だから、教えてあげるのが大事。

 

 

ここからの2つは、子どもたちが楽しくごみ拾いができるような活動紹介。

一つ目は「10個拾おう!」

先生たちって「ごみを拾いなさい!」とは言うけど、数を指定しない。

だから、子どもたちは無限に見えるゴミを披露のはそりゃ嫌がるだろう。

ということで紹介してみた。

じゃあ本当に10個ひろったらきれいになるのかやってみた(笑)

私がちぎった紙を床に捨て、先生たちが一斉に拾う。シュール(笑)

体育の先生が「俺は20個拾う!!」って。そういう子絶対いる(笑)

ものの数秒できれいになった教室。

先生たちから「早かった!」「もうきれいじゃん!」という声が聞けて良かった。

そう、それを知ってほしかった。

たった一人が10個拾うだけですぐきれいになる。きれいになるって気持ちいい。

30人クラスなら5個でも、みんなが拾えば150個も拾えるね!って言ったら、

「たしかに!!!」って。

今日の先生たち、ノリがよすぎる(笑)

 

そして、私はあまり好きじゃないけれど、「ゴミ貯金」を紹介。

帰るときにゴミが落ちてなかったら、ビー玉をビンに一個いれる。

これが溜まれば、学級遊びしようねみたいなやつ。

私はあまり好きではないけれど、ボリビアの先生たちはこういうの絶対好きだし、あと、子どもたちのやる気は出るだろうと思い紹介。

そしたら、やっぱり先生たち、めちゃ食いつきがいい。

 

 

タジェール後、宗教の先生(ほんまに最近やる気向上中)が、

「まや、月曜の朝礼でごみについての劇をするんだけど、一緒にやらない?」って誘ってくれた。

もちのろん!!!!! 

 

私のやった内容も取り入れてくれるようです!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

ブログランキングに参加しています。ぽちっとしてくださると嬉しいです!!

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia