任地558日目ー価値づけー
今日、本気でびっくりしたこと。
なんと2年生の一クラス、先生が不在(一人辞めて前の担任が5年に移動したため)で、子どもたちだけで過ごしてることを知った・・・。
新しい先生がいつ来るかは誰もわからない。
本当なら3月帰るまで担任してあげたいくらい。
だって、ここ2週間、学習してないってことだし・・・。
そんなの学校に来ている意味がない。
でも、ボランティアという立場でそんなことできないし、なんとも心苦しい。
それがボリビアの現実だと久しぶりに感じた。
さて、少し話を変えて。
今日の1年生のある子どものノートを見てほしい。
これが最初。
そして次がこれ。
いや、別人か!?ってくらいの変容。
さて、これ、どうやってこうなったか。
ただ先生の言葉がけ?支援方法?を変えたのみ。
実は、授業中ものすごく気になっていて、いつ先生に言おうか・・・いやでも、今中断するのはあかんな・・・といろいろ考えてもやもやしていた。
というのも、aの書き方が、子どもによってばらばら。変なところから始める子も多くて、一人ひとり対応するのが本当に大変だった。
「あぁ、まず指書きや空書きで確認すればいいのになあ。」ともやっとしていた。
そしたら!!!
先生が急に動き出した。
子ども一人ひとりに小さな厚紙を渡し、
「さあ、魔法の指をだして!」と人差し指を出すよう指示。
子どもたちは一緒に練習。
そしてみんなで空書きをしながら、できる子はだれかなー?って空書きの確認。
そしたらこの変化!
やっぱりしっかり全体で確認したの、まじでよかった!!!!
放課後、日本も同じように指書きをすることが多いことを説明。
それとともにホムンクルスの脳地図についてももう一度説明。
「先生がやったことは、科学的にも根拠があることなんだよ」って。
いつ口を出そうかなやんだけど、待ってよかった。
先生たちがやっていることを価値づけることも大事なことだなあ。
いつも思う。
先生たちとの関わりは、クラス経営と似ていると。
私が担任で先生たちが児童。担任が子どもたちのいいところを認めて、そこを伸ばす。いいところを価値づけして、子どもたちに広める。
うん、毎日勉強になるなあ。
さて、明日はタジェール!
でもまたダブルブッキングで、金曜日もしなきゃいけないかも(笑)
まあ、いいっか!!
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