ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

【パタゴニア旅行】ペリトモレノ氷河ツアー行ってみた



パタゴニアと言えば・・・ペリトモレノ氷河!!!

 


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海抜は200mなのに、どーーーーんとそびえたつ氷河。

高さは50mから70mもあり、その氷河がどこまでも続いている。

地球温暖化でも氷河自体は後退していないそう。氷は1年で10cm移動し続け、前に来るまで400年ほどかかる。

そう、今見えているのは400年も前の氷河。

 

・・・ロマン。(笑)

 

そんなペリトモレノ氷河をトレッキングできるツアーがあるということで参加してきた!

ツアーについて今回は紹介していく。

 

まずは予約から。

予約は「Hielo & Aventura」というところで、ネット予約がおすすめ。

というのも、ハイシーズンは2か月前でも「もう空きがあまりありません」と言われた。そう、当日予約はほぼ無理だと思った方がいい。

船に乗るだけであれば予約はいらないが、トレッキングをしたければ、早めの予約を。

ちなみにカード決済可能だし、ホテルまで送迎してくれるプランもある。

 

私たちはホテルまで迎えに来てくれるプランにした。

しっかり時間通りに来てくれて、ほっ。

バスに揺られて、ペリトモレノ国立公園まで向かう。

 

公園に着いたら、まずトイレのまえでバスが止まる。

今回、トレッキングツアーでトイレへ行けたのは計3回。

氷河の上ではもちろんトイレはできないので、ツアーガイドの方が「トイレできるよ」と言った場所で、きちんと済ませておくべき。

トイレにはトイレットペーパーもあり、手を乾かす機械もある。さすがアルゼンチン。

 

その後、公園の管理者がバスに乗り込んできて、入園料を支払う。

ツアー代には含まれていないので、しっかり持って行くように。(きちんとツアー会社が迎えに来た際に「持ってきた?」と聞いてくれた。)

 

入園料を払ったら、次は氷河へ向かう船に乗り換える。


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 こんなに近くで観られる!もう興奮。

船に乗ると、初め氷河が見えなくて不安になるが、じわじわと見えてくるので、それも興奮する。(じわじわ見えてくるのがたまらないので、ここに載せておくのはやめておく(笑)ぜひ、生のじわじわを味わってください(笑))



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こうやって撮影可能。「今出ていいよー」とか「もう戻ってきてー」をガイドさんが言ってくれる。

 

降りたあとは、いざ、氷河へ。
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ここへ向かう前に、いらない荷物(食べ物は持っていけない)はロッカー?というか、ここのツアー会社専用のログハウスのようなところへ預けることになる。

水と、借りられる軍手とカメラや貴重品だけを持っていく。また、ここでもトイレがあるので、済ませておくといい。氷河トレッキングが始まると、1時間半くらいはいけない。

 

また、氷河の説明もしてくれる。

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ここからは、スペイン語チームと英語チームに分かれる。が、基本的にガイドはどちらも話せる。

 

氷河に着いたら、まずはアイゼンをつける。

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初アイゼン。
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 アイゼンをつけていると、みんなが歩いているのが見える。
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なんかかわいい(笑)

 

 さて、トレッキング開始。トレッキングは約一時間半。

ちなみに私のトレッキングは「ミニトレッキング」。ロングバージョンもある。

ただ、ロングはかなり足が疲れると聞いた。

 

氷河はふわふわしておらず、親指の爪くらいの大きさの氷のつぶがたくさん積もっている感じがした。

ガイドさんは唯一「足を大きく開いて!!!!」という日本語を知っていて、それをしきりに言ってくれる(笑)それだけこのトレッキングで大事な言葉なのだろう(笑)

また、勝手に撮影はできない。足元が悪いし、時間が決められているからだろう。

撮影は決められたところで行う。ただ、何度も何度も「今撮影していいよー」と言ってくれるのでそんな焦ることはない。


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こんな感じで撮ってくれる。一眼レフを使い慣れているガイドさんが多く、きちんと思い通りの写真を撮ってくれる。(これ当たりまえと思うかもだけれど、なかなか南米では思い通りの写真が撮れない・・・涙)

また、半分くらいまで歩いた後、途中で「引き戻したい人はいますか?」と聞いてくれた。中には怖いと感じる人や疲れてしまう人がいるので、聞いてくれるみたい。

私たちのチームには引き戻す人はいなかった。そういうところの配慮、Good!


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自分がまさか氷河の上を歩けるだなんて思ってなかった。

トレッキングツアーはやめて、船だけ乗る人もいるが、私は絶対トレッキングツアーをお勧めする。

私が歩いたところが、100年以上も前の氷河だと思うと、わくわくする。

 

そして、お待ちかねの・・・!

氷河ウイスキー!!

ツアーに参加すると、氷河の氷でウイスキーが飲める。

(ちなみにウイスキーロックなんて生まれてこのかた飲んだことはなかった(笑))
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ガイドさんが作ってくれる。

ウイスキーが嫌な人は、氷河の溶けた水を飲むことができる。
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おつまみはチョコ。 

いっただっきまーす
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うん・・・わかんない(笑)

でも、これをここで飲むことに意味がある!!!うん!!!(笑)

氷河の溶けた水はひんやりしておいしかった!

 

ツアー後は、ログハウスに戻り、お昼ご飯(1時間)

なんと、そこには無料のコーヒーが。寒いからだにしみるー。

 

 

その後、また船にのり、バスに乗り換え、展望台の場所まで移動。

展望台では約一時間、すごすことができる。


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いっぱいルートがあるので、全部まわりたい人は、残念だが1時間では回れない。

ただ、ガイドさんが「この時間なら一番近くで見れるところまでいけるよー」などの説明をしてくれる。

ほら、
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こんな間近で見れた。

運がよければ、氷河が崩れる瞬間を見れる。ちょっと崩れるだけで、まるで雷が落ちたかのような音が公園内に響き渡る。

 

公園内では、きれいなトイレもあるし、カフェやお土産コーナーも併設。

お土産は町で買えるものばかりだったので、買えなくても大丈夫。 


 

以上がペリトモレノ氷河ツアーの全貌。

 

ちなみに、ツアー客はたくさんいるので、

ツアーの組により、順番は変わってくる。

私の同期は、展望台に行ってからトレッキングツアーだった。

 

トレッキングツアーが先なら、その後の展望台で「あぁ・・・私はあの氷河の上を歩いたのか・・・」と胸が熱くなるし、

展望台ツアーが先なら、その展望台で「あぁ・・・今から私はあの氷河の上を歩くんだ・・・!」と興奮できる。

どちらにしてもしっかり楽しめる。

 

 

展望台だけでいいや・・・という人は、いくつかのバス会社から、公園へ行くバスが1日に数本でているので、それを利用すればかなり安く抑えられる。

ただ、もう一度言うが、氷河の上を歩けるなんてめったにないことだから、私は断然トレッキングツアーをお勧めする!

ガイドもとても優しいし、多言語対応なので、安心してツアーに参加できる! 

 

ただ、事前予約をお忘れなく! 

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