ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

質問返しー辛い時にどう乗り越えたかー

 

 

報告書やら引継ぎ関係の書類を提出するのが2月25日までというのをつい最近知って(完全に読んでなかった)、家にいる間はずっとパソコンに向かっている(笑)

 

私ももう、最後の報告書を書く時期が来た。

ボリビアについて、最初のオリエンテーションで、報告書の説明を受けたときに、「5回書くのか・・・」なんて、まだまだ先だぜみたいな感覚で聞いていたのが、ほんとつい最近のように感じる。

12月中旬には、帰りの飛行機が送られてきて、乗り換えの待ち時間17時間にびびったり、14時間のフライトで私の座席は通路側かなんてことを心配して座席確認したりしたなあ。

え、そっから1か月半も経っている・・・早すぎる。

 

最近、過去の記事を見て、自分の記事で恥ずかしくなったり、いろんなことを思い出したり、自分にとってブログを開設したことはよかったなーと思う。

 

 

さて、今回も質問返しだが、今回のテーマは

辛い時どう乗り越えたかについて

書いていこうと思う。

 

※注意※

これはあくまでも個人的な意見です。

私個人が考えていることだと思いながら読んでください。

 

 

よく言われるのが、

え、まーや病んでたの?嘘! 

 

という言葉(笑)

そう、見えませんが病んでました、確実に。

病まなさそうに見えて、私も落ち込みます!!(笑)

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もうこの時がマックス。配属先で心が本当にぽきって音がしたように折れて、トイレにこもって泣いているのを見つかった日(笑)

今では笑えますけどね、もう本当にこの時が限界だった。

活動もうまくいかない、スペイン語全然上達しない、活動がうまくいかない・・・これの繰り返し。「もうだれも助けてくれないんじゃないか」と思ってた、本当に。 

部屋からも出たくなくて、ものすごい心配してくれたテレサがドアを叩いて呼んでくれても無視をしてしまったくらい(ほんとにごめんなさい笑)

みんなが敵に見えて、外にも出たくなくて、外に出ることを考えると吐き気したり、夜になると泣けて来たり・・・

 

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11日後のブログ復活。心なしか元気になった。

まあでもまだまだ泣いてたけど(笑)

唯一の救いが我がボリビアの愛犬だったなあ。

 

ここから二ヶ月くらいかけてだんだん取り戻していきました。

じゃあ、なにがあったのか。

まあちょこっとここにも書きましたが、

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もう一度振り返りましょう。

 

 

あ、ここにも書いた(笑)

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やはり自分自身、人を頼るということが苦手なんだなあと気が付いた。

今まで結構自分で処理してきた、というか、それが普通だと思ってる節があった。

でも、人に頼ることも大事なんだと気が付いた。

自分でなんとかなるという考えがダメだった。どんどん自分を追い詰めていっただけだった。

一番辛かったとき、調整員さんと何時間にもわたり、自分の今一番困っていることを洗い出したときは、本当にすっきりとしたというか。本当に調整員さんには感謝だった。

 

あと、同期の存在。国も全く違うのに、話を聞いてくれた同期がたくさんいて。

自分の周りにはこんなにも人がいるんだと思った。

人を頼るのが苦手ということを知ってからは、逆に「人を頼ってみよう!」ということをするようにもなって、気を張らずに生きている気がする。

 

また、会ったこともない方々の温かいメッセージにもかなり元気をもらった。

その温かさに負けないように、私も元気にならなくっちゃ!って思えた。

 

そうそう。

これらのことがあったおかげで出来上がったのがFacebookでの教育系隊員のページ。

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ゆったりと話せる場所、同じような仲間が集まる場所ってなんかほっとする。

少しでも自分のような悩む隊員がほっとできる場所になりますように・・・そういう思いを込めて作った。

 

そして、一番乗り越えられた出来事は、先生たちのクラスで授業をさせてもらえたこと。

全員ではなかったけれど、18クラス中15クラスで行えた。

そこから波が変わって、先生たちのやる気も見て変わった。

とにかく子どもたちと授業するのは楽しいし、45分の時間感覚も忘れてなかったし、子どもたちが考えられる授業ができたのは自信になった。

現職隊員なら分かると思うが、ちょうど1年くらいたつと、帰国後の不安がどっと押し寄せる。(なんならこの時期、毎日学級崩壊を起こす夢ばかり見てた。)

授業ができたことによって、かなり元気を取り戻せた。

 

あと、あってよかったなーと思うことは、語学学校での授業。

この時期、DELEを受けるのに週2、3回語学学校へ通っていた。

そう、嫌でも外に出なきゃいけない(笑)

でもこのおかげで外に出てたし(何回かは申し訳ないけど休んだ(笑))、

語学学習は楽しいし、人と話すの楽しいし、帰り道に「外に出たご褒美」ということで大好きなジューススタンドやドーナツ屋に行ったり、ラパスのきれいな景色を見たり・・・これでも元気になれた。

 

そういうことを続けていると、配属先へ行くと、いいことが見えてくる。

つい数週間前には見えなかったいいところが、たくさん見えてくる。

「なんだ、私ここにいていいんだ。」と思えてくる。

そこから、自分の思いはきちんと伝えるようにしたし、思いを伝えるためにスペイン語の表現も覚えた。

あと、いい意味で諦めることを覚えた。すると、「あれ、楽しいじゃん活動。」ってなってきた。

 

 

長くなったので(笑)

 

今まで話したことをまとめると、私の乗り越え方は

①人に頼ってみたこと

②授業をさせてもらえたこと

③語学学校へ通っていたこと

これらのおかげで元気になりました!(笑)

①はかなり自分的に勇気がいったことだけど、あとの②と③は言ってしまえばたまたまのことだった(笑)

 

だから、もし違う風に考えるとしたら、

①人に頼ってみる

②いつもと違う環境をあえて作ってみる

 いつもと違ってもそれをチャンスだと思ってやってみる

③隊員ではない誰かと話をしてみる

    活動以外の楽しみを見つける

これかなー!と。現地の友だちを作るのも一つかも!

 

結構これ、簡単なことに見えて、本当に辛いときはなかなか難しい3つだと思う。

 

協力隊活動2年間の中で、落ち込まない時期はないと思う。

でも、それもあってこその活動だし、

結局最後は全部いい思い出

 

ただ、無理はせず。絶対誰か助けてくれる。

そして休むことも大事。

 

もし今、悩んでいる人たちがいるのなら、

また元気になって活動できますように。

明けない夜はない。

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