質問返しー異国での活動においてここだけは譲れないことー
これから4回に渡って、「質問返し」という記事を書く。
4名の方がありがたいことにインスタグラムを通して質問をしてくださった。
どの質問も、自分的に書いてみたいと思ったので、記事にさせていただくことに。
※注意※
これはあくまでも個人的な意見です。
私個人が考えていることだと思いながら読んでください。
今回のテーマは
異国での活動において、ここだけは譲れないこと
私たち協力隊員は、
任国の人がメインの活動。
配属先が求めること×自分ができること×自分がやりたいこと
これがうまくできたらいい話。
でも、そんなの本当に難しい。
それでも、1年半、「ここだけは譲れへんぞ」 と思ってきたことが、今ぱっと思いついただけで5つ出てきた。今日はその5つについて書いていく。
①子どものためになっているかどうか
別にどんな行事があってもいいし、どんな授業スタイルがあってもいいと思う。
でも、ぜったい譲れないのは「子どもためのものであるか」ということ。
「ただ、自分が楽をしたいからプリントさせよう」とか、
「自分がやりたいようにできていないから叱ろう」とか、
「今、この子はできていないから放っておこう」とか、
まあそういう場面はあまり見てこなかったけれど、そういうときはちょっとアドバイス的な感じで先生に伝えたし、かなりもやもやっとした。
また、「この子はできない」と決めつけ、私がいろいろ言っても先生が変わらなかった場合は、私がフォローした。
学校は、学力向上はもちろんだけれど、子どもたちのいろいろな力を見つけて、認めてあげる場所だと思う。
②授業時間は守る
自分が授業をした際は、絶対に授業時間を守った。
どんなに途中でも、子どもたちの休み時間は絶対奪わないようにした。
チャイムが鳴ったら、そこで集中は絶対途切れちゃうし、学校で過ごす時間で、一番楽しいのは休み時間なはずだから(笑)
これに関しては先生たちも守っていたのでうれしかったなあ。
③叱る場面は3つ
これは日本で担任をしていたときと全く変わらない。
① 3回注意をしても繰り返す場合(直そうとする態度が見えない時)
② 明らかに友だちをいじめている、相手が明らかに嫌だと思うことをしている場合
③ 命に危険があることをしている場合
私のスペイン語が幼稚だったのか、全部のクラスではないが、あるクラスの子どもたちに授業をした際、明らかに私をバカにしている態度をとった子たちがいた。
授業でそういうことをした場合は、基本的に無視。関わった方がいい続けるから。それで諦める子もいる。
でもあまりにも言う場合は、「1回目です。3回注意されないようにしなさい。」とだけ言って、あとは普通に授業をした。
叱る際にはねちねちしない。カチッと叱り、あとは普通に授業をする。(むしろ叱ったその子を誉められるところを頭の中では探してるかも...。)
④褒めることを忘れない
これは、子どもに対しても先生に対しても絶対忘れずにした。
どの子にも、どの先生にも素敵なところはある。
私たちはあら捜しをしに来たわけではない。むしろ、いいところを伸ばして、そこからさらにできることはないかと考える方がいいと思う。
初めの2か月、手紙しか書いてないじゃないか(笑)
結構ボリビアの先生は子どもを褒めることが少ない。
だから、自己評価シートにも「子どもたちを褒めているか」という項目、作ったなあ(笑)
人ってついつい悪いところが見えがち。でも、絶対いいところはある!!
⑤自分の感覚を信じる
はじめに「私たち協力隊員は、任国の人がメインの活動。」と言ったのに、矛盾しているのではないかと思われたかもしれない。
でも、これって結構活動において大事なんじゃないかなと思う。
ピンと閃いたことはとにかくやってみた。
自己評価シートもそうだし、
授業記録グラフもそうだし、
これっていいかも!と思ったものは、結構先生たちにとってもよかったなと思う。
もちろん、先生たち主体の活動ではなければならないけれど、そのきっかけを作るのは結局隊員側ってこと、多いんじゃないかと思う。
「これって上手くいくかな」とか悩む前に、「よし、やってみよう!」とやってみた人こそ、なんか上手くいっている感がいろいろなところから伝わってくる。
わたしも残り1ヶ月と少しだけど、ひらめいたことがあるので、ただいま計画中。
以上!
わたしが譲れないこと5つでした。
書いてて思った。これ、需要ある?(笑)
まあ、いっか!(笑)
次回の質問返し、おたのしみに~
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