ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地316日目ー実習生ー

 

明日はいよいよカーニバル本番。衣装はこれ。

いやいや、セーラームーンかて(笑)という衣装。スカートは中にふわっふわのを履くから超絶かわいい(笑)

 

 

さてさて、最近実習生が10人くらい来ている。

3人は音楽の先生になる実習生たち、他は小学校の先生になる実習生たち。

日本との違いにかなり驚く。

一つ目、服装など。髪の毛とかおしりくらいまである女の人が体育を一緒にしていても、絶対にむすばない(笑)

二つ目、態度。疲れたら椅子に座って携帯をさわったり、ため息をつく。また、朝来ても挨拶もしない(笑)

ボリビアで先生になりたくてなる人というのはかなり少ない。同じラパス隊員の人は子どもと関わる活動をしていて、子どもと将来の話をしたときに、「大人の人で、何人が自分のなりたい職業をしてると思う?」と聞かれたらしい。つまり、なりたい職業につくというよりかは、「できる職業」または「安定している職業」に就くという感じ。

医者や弁護士ほどの学力はない、でもまあまあの学力はある・・・となると、教師を選ぶというのも聞いたことがある。

 

なら、なにを思って実習をしているんだろう。自分の将来はこんな子どもたちに囲まれて仕事するんだなあとかそういうこと考えているのかな...。

私が実習をしたときには、自分の将来にすごくワクワクしたことを今でも覚えている。

 

そういえば、昨日聞いた話。

ボリビアの教育省は、テクニカ(技術や家庭のような授業)の先生になるのを、解放?しようというのをしているらしい。

つまり、料理が得意であれば、テクニカの先生になれる・・・みたいな。

教員としての専門性って何なんだろう・・・と疑問に思っていたが、やはり先生たちもそう思っているようで、今日はそのストライキやデモ行進が中心地で行われている。

 

この国を知れば知るほど、教育に関する問題はたくさんでてくる。

でも、それを知ることも、ここで活動するにあたって大切なこと。

実習生と話してみたいなあ。(若すぎて、声を掛けられない(笑))

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