ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地298日目ー工夫ー

 

 

2日ぶりの学校。先生たち、すごい心配してくれた(笑)

元気になってよかった(笑)

 

本日からは2年生と3年生のクラスへ。

 

2年生のクラスへ行くと、やる気満々の子どもたち。

というのも、

自分専用のホワイトボードで計算していたから(笑)

ホワイトボードといっても、白い紙に透明テープを貼っただけのもの。でも、子どもたちにとっては自分のボード。これ、計算反復練習とかだと、すぐ消せるし便利。

 

また、先生は、

「位の部屋」の提案授業をしたのを使ってくれてるのか、「部屋の家」としてひっ算を教えていた。なるほど。

また、かけ算では、

「7×2だと袋はいくつ?7袋だね!」と言いながらかけ算の意味も説明。まだ学習したての子どもたちだからだろう。

 

久しぶりに見たこのクラスは、かなり成長していた。先生も自分で答えを言うんじゃなくて、子どもたちに投げかけながらやっていた。

いい工夫だなあ。

 

 

お次は3年生。

こんなものを発見。

これはPROMECAといって、ボリビアで以前行われていたJICAの教育プロジェクトのもの。

紙芝居っぽくなっていて、50項目の学校で守ること、社会で守ることが絵と文になっているもの。この先生はPROMECAを受けた人で、これを使っているらしい。

 

これは、「人に借りたものはきちんと返そう」ってやつ。

このクラスでもいろんな工夫をしている。既習事項を帰る前にしたり、生活の中に取り入れたり。

 

初めのころに見ていた、「先生たちの素敵なところ」が、またいちだんと見えてきた。心に余裕が出てきたのだろう。

先生たちとハグも心なしか温かく感じる。

「まやに授業を見てもらわなくっちゃ!テストだわ!!!(笑)」と言いながら、予定調整してくれる先生。

「まや、この前私指導案書いて授業していないから、来週するわ!」と言ってくれる先生。

 

4月に自分の気持ちを出しすぎた・・・と反省したが、これは日本人的な考えだと感じてきた。日本人は自分の気持ちを直接言ってはいけないような感じがあるが、こっちは自分の意見を直接、しっかり言わないと分かってくれない。むしろ、包み隠してはだめ。

しっかり今の気持ちを言えたから、それに対して響いてくれた人がいるから、今、こうやって活動できているんだろう。

 

何が何でも、先生たちとやりたい。

たとえ花が咲かなくても、種だけ蒔くだけでもいいから、やりたい!

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