ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地281日目ー児童会選挙&算数の授業ー

 

 

選挙当日。本当の選挙のように実施。

 

まずは受け付け。住民カードを持っていないと投票できない。

 

その後、投票。

個室を作っているが、作っているのはたいそうマット(笑)(笑)おもしろい。

 

投票箱。

結果はどうなったんだろう。月曜日の朝礼で発表かな?

 

選挙後は

小指にチェックをされる。結構、これ途上国多いよね?他の国でも見た。

 

 

投票の様子はちゃっと見て、私は算数の授業へ。

愚痴を言いたくないが、「選挙があるから算数の授業をしておいてほしい」と言われた。いつもよくしてくれている先生だったから、承諾した。

 

単元は「2けた÷2けたの割り算」

÷1けたはほぼ全員ができた。

÷2けたとなると、商を立てるのとか、引き算の部分が難しい。

というのも見て分かると思うが、ボリビアの割り算は商を立てたあとのかけ算の答えを書かずに頭で計算する。

これに結構てこずってた。

 

商を立てることに関しては、「見積もる」ということを教えた。

これでできる子はできたが、65が60に近いとか、21が20に近いとかそういう感覚が全くない子がいた。

 

まとめまで終わったら練習。このクラスは列で競うということをしているので、列対抗の計算特訓をした。

この□は、日本でいう「正しい」という字を書いて数えていくやつ。

早く計算が3回連続でできたら、maestros(先生)へ認定(笑)先生になると、列の困っている子に教えられる。(できる子とできない子の差があったので、早くできた子のためのもの。)ただ、答えを直接教えてはだめ。

 

子どもたちは45分に満足していたし、本当によくがんばってた。

でも・・・私は不満である。

いくら、いろんなことを子どもたちにやっても、それを先生は見ていない。技術移転ではない。ただ、技術を使わされただけ。

私は、先生たちの空きに入るコマではない。

もし、この時間に怪我などのなにか保護者に報告するようなことがあったらどうするのか。今日は数名の先生が空きコマがあるはず。その人が選挙の様子を監視するのはだめなのか。

 

 

・・・と今言ってもしょうがない。断れない自分が悪い。

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