ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

なめくじのように

 

 

最近、ボリビアのいいところを見た。

学校で入院している子がいて、その子のために募金をしていた。

それでも募金が足らなかったのか、保護者の人が福引き大会を計画したようで、来週月曜日に開催されるらしい。福引きに参加するのに1ボリ。みんなが集まれば結構なお金になる。

また、昨日話した土砂崩れの件でも、ラパスの人が助けようという運動を始めたらしい。

ボリビアのそういう助け合いの精神は、本当にすごいと思う。

 

 

 

今日、朝学校へ行ったら、

なめくじ!

なめくじって標高3500mでも生きていられるんだと思った(笑)

 

なめくじは、運動場のど真ん中を横断中で。

子どもたちに踏まれそうになりながらも、のそのそと進んでいた。

それをたまたま見つけた私。

 

なめくじが通った後には、通った跡がついていた。

なんだかなめくじに元気をもらえた。

 

ここ数か月、自分を見失っていた気がするし、なんかよくわからない焦りもあった。

辛い言葉も聞いたし、でも「やらなくちゃ!」みたいなよくわからない気持ちに駆られていた。

 

でも、一昨日のタジェールで案の定遅れてくる先生たちを一人待ちながら、「絶対あの先生は来てくれる」とのんびりと待つことができた。そしてやっぱり、その先生は来てくれた。

 

よく「まーやって生き急いでるよね」と言われるけれど、生き急ぐのはよくないと思えるようになった。

 

自分のペース、自分ができることを精一杯やればいい。

それは誰にも見られないことかもしれない。でも、きっとどこかしら何かしらの形で残るだろう。

でも、きっと誰かは見てくれていて、そっと手を差し伸べてくれるかもしれない。

 

特に協力隊活動は、私は主役ではない。

先生たちが主役だ。

先生たちがいかに主体的に「やりたい!」と思ってもらえるか、そこを頑張るのが私。

先生が「いやだ」と思えば、あきらめる勇気というのも必要。

 

やってみる勇気より、あきらめる勇気の方が大変だし、精神的に辛いということを、ここボリビアに来て初めて知った。

 

 

なめくじペースでがんばります。

明日はそろそろ4月のまとめを書こう・・・。

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