任地266日目ー3年生の授業ー
昨日はなんだかいろんなことを「まあ仕方がない」とあきらめられた日だった。
ある先生に「まやとしていることが違うから、一緒にはできない」と言われて、まあ、押し付けるのはよくないし、もうこういわれたら仕方がないと思えるようになった。
タジェールが火曜日にあるはずだったけれど、次の日が祝日だからということで、木曜日に変更。
...と思ったら、先生たちの都合のより、二日間開催に。私の負担は...?(笑)
もうそういうのも慣れた(笑)
さてさて、本日は1年生の授業が専科のみなので、3年生へ。
3年生の先生は、前々から指導案を作ってくれていて、それの授業。
テーマは「かけ算」。やはりまだまだ身についていないということで、先生はいろんな策を練ったようだ。
授業の始まりは、計算ゲームから。
まだ指使っちゃうよね・・・(笑)
その後、先生は一人ひとりにこれを渡し始めた。
なんだろうと思っていると、これのことだった。
紐を重なるように置いて、交わった点が答えってやつ。
子どもたち、楽しそうにしていた。
でも、なぜ今ここでやったんだろう・・・と少し疑問は残るが、この後の活動もそうだけれど、「子どもが楽しく学習できるように」と考えてやったのがすごく伝わったから、何も言わなかった。
むしろ、こう思いを持って、頑張って取り組むのがまず第一歩だと思うから。
お次は南米のあそび「ドミノ」のかけ算バージョン。
日本でいうドミノとは少し違う。
答えに合う式を探して、連結させていく。これが南米のドミノ。
(本来のドミノは、同じ数字を連結させていくというゲームだが、今回はそれがかけ算の答えと式になっている。)
これも、子どもたちから大好評。やはり、ドミノ好きなんだなあ。答えに合う式を頑張って探していた。
授業を見ていて思ったのは、やはり「かけ算って何?」とかそういう部分がやはり抜けているということ。ただ覚えるとか、ただゲームをするのではなく、そういう部分も大事な部分。
でも、先生の指導案から、がんばって考えたのがすごく伝わったし、子どもの人数分、2種類の紐を切って用意していたし、練習問題のプリントもあったし。本当にこの姿勢が素敵だったから、先生にはその話だけをした。
また、嬉しかったのは、子どもたちの表情や取り組み方がやはりいつもとは違う!
先生が練ったからこそ、子どもたちがいきいきしていた!
やはり毎日じゃなくていいから、こうやって練るって大事だなあと思った。
その後は、1年生の音楽へ。
音楽の先生に、「ねえ、数字の歌ってなに?」と聞かれた。
子どもたちが歌いたかったようで、先生の前で披露。「すてきだね」って言ってもらえた。
明日は先生と私とで考えた授業をする。楽しみだ。
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