ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地266日目ー3年生の授業ー

 

 

昨日はなんだかいろんなことを「まあ仕方がない」とあきらめられた日だった。

ある先生に「まやとしていることが違うから、一緒にはできない」と言われて、まあ、押し付けるのはよくないし、もうこういわれたら仕方がないと思えるようになった。

タジェールが火曜日にあるはずだったけれど、次の日が祝日だからということで、木曜日に変更。

...と思ったら、先生たちの都合のより、二日間開催に。私の負担は...?(笑)

もうそういうのも慣れた(笑)

 

 

さてさて、本日は1年生の授業が専科のみなので、3年生へ。

3年生の先生は、前々から指導案を作ってくれていて、それの授業。

 

テーマは「かけ算」。やはりまだまだ身についていないということで、先生はいろんな策を練ったようだ。

 

授業の始まりは、計算ゲームから。

 

まだ指使っちゃうよね・・・(笑)

 

その後、先生は一人ひとりにこれを渡し始めた。

 

なんだろうと思っていると、これのことだった。

紐を重なるように置いて、交わった点が答えってやつ。

 

子どもたち、楽しそうにしていた。

でも、なぜ今ここでやったんだろう・・・と少し疑問は残るが、この後の活動もそうだけれど、「子どもが楽しく学習できるように」と考えてやったのがすごく伝わったから、何も言わなかった。

むしろ、こう思いを持って、頑張って取り組むのがまず第一歩だと思うから。

 

お次は南米のあそび「ドミノ」のかけ算バージョン。

日本でいうドミノとは少し違う。

 

答えに合う式を探して、連結させていく。これが南米のドミノ。

(本来のドミノは、同じ数字を連結させていくというゲームだが、今回はそれがかけ算の答えと式になっている。)

これも、子どもたちから大好評。やはり、ドミノ好きなんだなあ。答えに合う式を頑張って探していた。

 

 

授業を見ていて思ったのは、やはり「かけ算って何?」とかそういう部分がやはり抜けているということ。ただ覚えるとか、ただゲームをするのではなく、そういう部分も大事な部分。

 

でも、先生の指導案から、がんばって考えたのがすごく伝わったし、子どもの人数分、2種類の紐を切って用意していたし、練習問題のプリントもあったし。本当にこの姿勢が素敵だったから、先生にはその話だけをした。

 

また、嬉しかったのは、子どもたちの表情や取り組み方がやはりいつもとは違う!

先生が練ったからこそ、子どもたちがいきいきしていた!

やはり毎日じゃなくていいから、こうやって練るって大事だなあと思った。

 

 

その後は、1年生の音楽へ。

音楽の先生に、「ねえ、数字の歌ってなに?」と聞かれた。

子どもたちが歌いたかったようで、先生の前で披露。「すてきだね」って言ってもらえた。

 

 

明日は先生と私とで考えた授業をする。楽しみだ。

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