ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地263日目ー1年生の観察ー

 

 

 

今日からは計画を出してくれた先生たちを優先にしながら、授業観察+授業を組み立てる。

まずは1年生A組。

初めにdictado(ディクテーション)をしていた。スペイン語は日本語と違って、なかなかスペルが難しい。だから、結構どのクラスでもディクテーションをしている。

 

 

こんな感じ。子どもたち、字うまいなあ。

 

先生は、

これまで習った文字を使ってディクテーションさせていた。分からない子のために、「sapoのsaだよ!」と言いながら掲示物を指さしていた。

 

ここの先生(というかカウンターパートなんだが)は、学習したことをいつも掲示している。どうして?と聞いたら、「すぐに身につかない子もいるから、その都度その都度復習しているの!」と言っていた。

たしかに、私が授業した曜日も毎日やっている。子どもたちも、私の顔を見るたびに、「プロフェ、今日は月曜日!昨日は日曜日!明日は火曜日!」と言ってくれる(笑)

 

 

また、算数では足し算をしていたのだが、計算の横などに〇や□を描いて指導していた。指も使うんだけど、こういうの大事。

 

 

教科書ですごく気になったところが。

これ、足し算のページなんだが、

 

この横に計算するのが来た後、すぐに、

 

この縦になる。これは混乱すると思う。実際にしていた。

 

 

また、交換法則も出てる!!!先生はここを教えてなかったけれど、あまりにもすぐジャンプしている気がする・・・。

来年度のためにどうやって作っているのか、ラパス市にぜひ聞いてみたいところだが・・・そんなのはしていいのだろうか?

 

休み時間。

先生はこんなのを見せて、字が読めない子に練習させていた。1つ読めると休み時間ができるらしい(笑)

 

たとえばこんな感じ。ピポカはポップコーンのこと。

子どもができたら、これでもかってくらいの愛で包んでいた、素敵だなあ。

 

 

休み時間には、今週一緒にする授業の計画を少し立てた。

金曜日に引き算をするということで、少し話した。私のアイデアに賛成してくれ、また、教科書だとそれがしにくいということで、プリントを準備するそうだ。

 

こうやってすんなり事が進むととても嬉しい。

明日はラパスの先輩隊員が活動を見に来てくれる。楽しみだ。

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