ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

12月の記録を書いてみるー活動5か月目ー

 

 

そういえば年末年始の忙しさで忘れていたので、今更ながら12月の記録を書く。

・・・と言っても、学校は7日までであったし、会議ばっかりであった。

でも、私にとってもこの配属先にとっても大事な月であったことは間違いない。

 

 

12月はこう頑張ろうと思ってました

活動計画表の作成

活動計画表の理解をしてもらうこと

 

とにかく活動計画表を作らなくてはという気持ちだけが焦った11月。

あれも問題、これも問題・・・じゃあどっからやればいいんだ!という感じ。

でも、案外最後はすっきりと活動計画ができた。

というもの、調整員さんに教えてもらった課題分析が私にとっても、配属先の先生たちにとっても合ったから。

本当にありがたかった。

 

主な活動記録

①先生たちと課題分析

半分以上の先生が出席してくれた。

私たち教員の強み・弱み、そして子どもたちの課題・・・

とにかく話し合ってはそれをミニ用紙に記入していく作業。

その後はみんなで課題の原因グループ分け。

私は即座にスペイン語を理解できないため、ファシリテーター役。

他の調整員には、ファシリテーターが一番難しいし、何よりも自分がいいと思った方法でも先生たちには向いていないかもよと言われていたが、どちらもなんとかクリア。

ほぼほぼ先生たちでやってくれた(笑)

私は椅子に登って撮影係(笑)

こんな感じの課題が出てきて、来年度がんばろう!というものができた。

実際のところ、これをする前に校長とカウンターパートと課題分析を少ししていて、活動計画表もほぼ作ってあった。

この課題を見て、カウンターパートと「あの計画でいけるね!」という確信を持てた瞬間だった。

課題分析をするのに、自分のスペイン語力だけでは足らないと思い、かなり急ピッチでパワポを作成したが、それもよかったのかもしれない。

 

②全教員に向けて活動計画表の説明

この日はかなり落ち込んだ日だった(過去記事参照)

だけれど、この計画に賛同してくれる先生たちもいたからまあよし。

校長もカウンターパートも、これでがんばろうという気持ちでいてくれていることはありがたい。

どうやって多くの先生たちを巻き込んでいくか、その気にさせるかは自分のこれからの努力次第。頑張ろう。

 

③ボランティア合同タジェール

同期ボランティアのいる学校はかなり先進的な学校。

そこで数名のボランティア合同でタジェールをさせてもらった。

私の担当は算数で導入について。

 

やはり参加型がいいと思って、そういう時間をたっぷり用意していたが・・・

やはりここはボリビア。開始時刻が大幅に過ぎた後に始まったため、私の持ち時間は80分から40分に。まきにまいた(笑)

 

でも、参加してほしいところはしっかりと参加してもらった。

やっぱり体験して、「おもしろい!やってみよう!」と思ってもらうことが一番。

そしてボリビアの先生たちは本当に楽しそうにしてくれるから私も嬉しい。

 

フラッシュカードは、作り方までかなり丁寧に説明した。その方がすぐ使えると思ったから。

もちろんカードの紙はボリビアで購入。しかし、厚紙はボリビアには売っておらず、その中でも一番厚さのある紙を選んだ。

結構食いつきがよかったから、配属先でもしようと思っている。

 

そしていつも大切にしていることは、「なぜこれが大切なのか」という趣意説明。

これは実際自分が教壇に立っていたときも必ず子どもたちに伝えていた。

(なぜ指書きが必要なのか、なぜ今叱っているのかなど)

やはり頭ごなしに話してもダメ。むしろここでは私は、いきなり現れた外国人。

だからじっくりそういう時間を取っている。

 

 

1月の目標

・学校経営計画、学級経営計画の作成

(これは私がファシリテーターとしてやる。活動計画表の一歩目。)

・新学期前のタジェール開催

・学年リーダー決定

(この人たちは日本の校務分掌でいう「研修部」の教員になる予定。これも活動計画表の一歩目。)

 

がんばるぞ。

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