任地132日目ー計画の説明ー
昨日はタジェール後、先輩隊員が家に泊まりに来た。
一人は残り半年の先輩、一人はあと一か月で1年になる先輩。
残り半年の先輩といろいろ話していて、いろいろと考えた。
私はあとのこり1年3か月。
あと1年3か月で何ができるのだろう。
何かここに残せるのだろうか。
1年3か月後には日本に戻る。
日本で使い物になる教師になれるだろうか。
先生たちと足手まといにならないだろうか。
今から心配しても仕方がないが、ずいぶんと子どもに対する感覚が鈍くなった。
今日は大事な日だった。
というのも、調整員さんが来てくださり、校長とカウンターパートと4人で話し合いがあり、その後先生たちへ活動の説明をするという日だった。
調整員さんとの話し合いはかなりスムーズだった。
とにかくカウンターパートがすごくいい。話が合う。これが私の救いである。
黒板の使い方のタジェールが気に入ったと言っていた。
ここからが辛かった。
どうしても先生たち全員に聞いてもらいたいと思い、会議をする場所で待っていた。
すると、
「まやの話が終わったら来るわ。聞きたくないし。」って一人の先生。
小声で言われても理解できる。
私だってスペイン語がわかる。
その後説明。一応担任団は全員いたはず。
まずは問題分析を一緒にしてくれたお礼を話した。
また、「私の計画ですが、これは私たちの計画ですよ」ということも伝えた。
その次は課題分析の結果について。
参加してなかった先生も半分いるから。
先生たちが考える課題、校長が考える課題、そして私が考える課題、すべてを合わせて計画を作ったという説明。
「子どもが悪い」みたいなことだけれど、それは私たちの目標設定や、教授法にも課題があるということだよねと言う話。
私の活動は主に3つの柱。
これはその3つの柱の一つひとつで、どんな活動をするのかの説明。
どの写真も顔が死んでいる(笑)おそらくあの小声にかなり落ち込んだんだと思う。
また、来年度からの研修体制についての話の際に、
「私は確実に2020年に帰国します。でもこの学校は続いていくし、先生方はここで働き続ける。私が帰った後も続くような活動になって欲しい。だから、2019年の間に体制を作って、それを引き継ぎたい。」という話をした。
うんうんとうなづいてくれていた先生が何人かいた。心強い。
その後質問を受け付けた。
やはり聞かれたのは「全員でするのか?」という質問。
「たしかに前任者は全員ではなかったかもしれない。でも、校長もわたしも全員でやっていきたいと思っている。子どもたちをさらに良くしていくためには、方向性を全員で決めてやっていくのがベストだと思う。」という話もした。
やはりここは全員の納得が得られないところなのかもしれない。
でも、異議はなかった。
ということは、やってもいいということだ(という勝手な解釈(笑))
ということで、私は校長とカウンターパートとともにこれでやっていく。
そこで「え、そんなの聞いてない」とか言われたら、
「出席していましたよね。異議はなかったと思います。」と言うだけである(笑)
明日から休みだと思っていたが、急に明日は会議が入った。
頑張ってすべて聞き取れるように頑張ろう。
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