ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地116日目ー教師とは、授業とはー

 

 

明日で日本を出発して5か月!!!

早い!濃い!!

ここにいるのも477日らしい。

 

 

さて、本日は・・・いろいろ考えたことをつらつら書くだけ。

 

 

今日は、教師ってなんだろう、授業ってなんだろうって特に考えた一日だった。

今日、午前中見に行ったクラスは私が授業と考える授業はまったく行われなかった。

教科書?ワーク?をひたすらするという一日。

実は前見に行ったときもこうだった。

困った子に教えるのは・・・私。

30人くらいの子どもたちの「たすけてー!」に応えるのは私。

「わかった!」って言って頑張っている子どもたちはかわいかった。

 

たまに教室で辛い言葉を聞く。

「この子はバカだから」

「この子は障害があるから」

「この子は親が・・・」

 

それがなんだ?と思う。

それを言って、自分は逃げてるだけなんじゃないかって思うこともある。

(もちろんそんなことは言わないけれど)

結構この言葉に、辛くて教室にいたくないこともあった。

ボリビアの考え方なんだと思えば気持ちは軽くなるかもしれないが、

やはりそれはおかしいんじゃないかと思ってしまう自分もいる。

 

この前、前任者のCPがそこの学校で言った言葉が印象的だった。

 

いつも自分ではなく、子どものせい、親のせいにしてないか?

じゃああなたたちは、子どもたちを聞くように、意欲的にする技をいくつ持ってる?

もっと自分ができることを考えなさい。

みんなもっとそこを考えるべきだ。

 

私もそう思う。

もちろん、私もできないことはたくさんある。

子どもたちに申し訳ないことをしたこともあるかもしれない。

でも、この考えを持つか持たないかで、子どもたちが伸びるかどうかが決まると思う。

 

教科書を忘れてきて1日何もできない女の子。

でも、困ってた子のところへ行って、一緒にやってた。

教科書を持ってくることがまず大事だけれど、こうやって自分で何かできることを探したこの子をもっと褒めてあげてほしかったなあ・・・。

 

 

教師って何なんだろう。

威厳を持った人?優しさにあふれた人?おそらく両方大事であろう。

教師の与える影響はどれくらいなんだろう。

いい意味で影響も与えるし、悪い影響を与えることもあるだろう。

授業って何だろう。なぜ一斉授業をするのだろう。

みんなといる意味って何なんだろう。

 

自分の教え子たちにとって、自分は一人の大人としてきっちり向かえたであろうか。

 

もう一度ここから考えて、日本で教職に戻るときに再出発できたらなあ。

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

instagram : maya_bolivia

twitter : maya_bolivia