ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地101日目ーソーラン節披露!ー

 

 

今日は待ちにまったFESTIVAL DE DANZAS AUTOCTONAS!

日本語に訳すと「その土地固有のダンスまつり」

各クラスがボリビアの各土地のダンスを発表するという日。

私はそこでカウンターパートのクラスでソーラン節をさせてもらい、披露。

 

朝からいろいろあったし、思うこともたくさんあったので、時系列で紹介。

 

朝からポルテラがいなくて焦る(笑)

ボリビアの学校の行事は、それぞれ分担されていて、準備はその先生たちが中心となって行う。

つまり、分担に入っていない先生はぎりぎりに来てもよい。日本では考えられない。

私は分担に入っていないけれど、行事のときには45~60分前に学校へ行く。

今日は45分前に到着。担当の先生がまじで焦ってる。

何かと思うと、ポルテラ(用務員さん)がいなくて、スピーカーなどの準備ができないらしい。

まじか・・・(笑)と思いつつも、なんとかポルテラを見つけ、開始時刻は20分ほど遅れたくらいで始められた。

 

ソーラン、大成功!

撮影者。音楽の先生。

なぞの私はセンターで踊らされた(笑)

日本の音楽に合わせて踊るのは、子どもたちにとってとても難しかったみたいだけれど、ここまでよく頑張ったなあとしみじみ・・・。

 

学校に来ていたカメラマンに撮ってもらった。ちなみにこれテイク3。

カメラマンさん、写真撮れてなくてやりなおし。全員で撮れなかったのがショック。

この法被はお母さんたちの手作り!すごい!ちなみにこの肩のところの白いものは、「魚をとる網」をイメージ。

いやー、いつも思うけれど、ボリビアの何かを作るクオリティはすごい。

0から作るということが多い、ここボリビア。本当に尊敬。

 

各クラスのダンスも最高!よくがんばった!

各クラス、よく練習してきたなあと思った。これまでほとんどのクラスの練習風景を見てきたけれど、今日が一番よかった!衣装を着ているのもあるし、何よりも大好きなお母さんたちが来てるからね!みんな必死!

写真撮りすぎて充電がさいごまで持たず・・・。

 

また、ボリビアのダンスをしっかり見るのは2回目だが、ボリビアの民族ダンスにはいろいろな話が入っている。

一番印象に残ったのは「インカ」というダンス。スペイン人がボリビアを占領していく話になっている。

保護者や先生たちは、スペイン人が占領しに来て、ボリビア人たちが負けたところになるとブーイングコールをして、「悪いスペイン人め!!」と言っていた。

私たちにはこういう歴史がないからよくわからないけれど、ボリビアの人たちの心には、独立した今も、こういう気持ちが受け継がれているのだな・・・と思った。

 

 

司会の先生の言葉は・・・響かず。

司会の先生はダンスの合間に、

「ごみはごみ箱にお願いします。学校でもいつもやっていることですので協力してください。」と言ったようなことを何度も言っていた。

拾ってくれる保護者の人たちも、いつもより多かったけれど、やはりこのありさま。

そうじのおわりがけだけど、こんな感じ。

私が校長先生や他の先生に、「この状況を変えたい!」って言ったら、「本当にそうだよね。」って。

また私が、「子どもたちに指導することも大切だけど、まずは保護者だよね(笑)」って言うと、「ほんまそれ!!!!(笑)」って言ってた。

やはり来年度からはそうじをきちっとやっていきたい。保護者が来る行事にはみんなで掃除して帰りたいなあ・・・。

 

 

とにかく楽しかった1日。

はじめての海外での指導もいい思い出になった!

明日は振替でお休み。

ゆっくり過ごそうと思う・・・。今週は長かったし疲れた・・・。

 

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