ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地63日目ー子どもたちの将来の夢ー

 

 

本日からまた別のクラスへ。

先週出張でいないから他のクラスと入れ替えてほしいと言われていたクラスへ。

 

とにかく素敵なところがたくさんあった!

 

毎日計算練習をしているらしい。

最初は10マス計算、そして今は70マス計算まできている。

毎日こつこつしているからこそ、九九もほとんどの子がスラスラ言える。

 

他の子が発表しているのを、体を向けて聞ける子が多い!

 

先生は、勝手に話し始める子を容赦なく相手にしない!これってルールを作っていくのに大事だよなあ。

 

今日はlenguage(国語)を見させてもらった。

ペアで考える

全体発表

全体でまとめる・・・

久しぶりにこの順序の授業を見た。

しかもペアで活動するときに、とても落ち着いている!日々しているからこその様子。

そして、子どもたちの頭の距離が近い!

子どもたちの関係を見る時に、よく頭の距離を見ていたけれど、ここのクラスは本当に近い!

 

本日の授業は名刺を見て、そこから大事な情報とは何かを考える授業。

全体でまとめてから、自分たちも名刺を作っていた(笑)

「職業は自分がなりたい職業でいいよ!」と先生。

何を書くのかな・・・と興味津々に見に行く私。

 

子どもたちは

シェフ

警察官

医者

大工

学校の先生

ペットショップ店員・・・などなど。

警察官が一番多かった。学校にも結構来る警察官。たしかにかっこよく見える!

一番笑ったのはroe(英雄)!!!

 

どの子も一生懸命書いていた。

どの子も躊躇なく、悩むことなく自分のなりたい職業を書いていて、書き終わった後、「見て!」って見せに来た子もいた。

 

私はここ数年、

「子どもたちが自分の夢を持って、その夢に向かって大きく羽ばたいていってほしい」

と思っている。

これは日本の子どもに限らず、世界の子どもたちがそうなって欲しいと思ってる。

 

保護者が支えるのが一番大切だけれど、

一番身近な大人として、

勉強だったり、心の成長だったり、羽ばたく準備を一緒にするのが教師の一つの役割かなと思っている。

教師は子どもたちとたった1年や2年だけしか関われない。

でも、その子どもたちには5年後、10年後、30年後・・・の未来がある。

子どもたちの未来を見据えながら関わるのと、

子どもたちの今だけを見て関わるのとでは、教育の質って変わってくると思う。

 

このクラスの子どもたちは、1年間この先生で幸せだったんだろうなあ・・・。

 

明日もこのクラスの子どもたちと一緒に勉強できるのが楽しみだ!

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