ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

【教員向け】開発教育について考える

 

 

先週、全国OV教員・教育研究会から一件のメールが流れてきた。

そのときはしっかりと読んでおらず、昨日読んでみるととても面白い内容だった。

内容は、「協力隊経験にもとづいた授業・教材の作り方」ということだった。

 

実際、今活動しながら、頭の隅では「日本に帰ったら、子どもたちにどんなことを伝えようかな」と考えていることが多い。

こういうのって日本にないなとか、こういうの日本と同じだなとか、気になった場面はすべて写真におさめている。

 

実際、教職経験の中でそこまで国際理解についての授業をがっつりとしたことがない。

そして自分が子どもだったときもそんな心に残っているものはない。

教員にとって結構難しいテーマな感じがする。

というのも、やはり子どもたちにうまく伝えられないというのが問題にある。

別にこっちは「かわいそう」なんて思わせたくないのに、そんな風にとらえてしまうような授業構成になってしまったり、

自分が話すぎて、子どもたちの中に入ったかと聞かれたら、入ってないんじゃないか…と思うような授業になってしまったりすることが多いからだ。

 

そのメールにはHPのアドレスが記載されていた。

誰でも見られる「JICAネットライブラリー」というサイトである。

10年以上も前に作られた動画らしいが、見ていてとても勉強になった。

まずはじめの切り口が面白い。

たのしいところから入る。子どもたちが考える場面がある。そして考えるんだけれども、子どもたちが思ってもみないような考えが答えというところも面白い。

これなら、「かわいそう」という言葉で終わらない展開になるものだった。

 

協力隊経験がなくても、できる展開ではあるなと思った。

しかし、教材となるものが多いのはやはり経験者。

これからもいろんなことを記録していこうと思った。

 

ぜひ気になる方は検索してみてください!

また、「JICA地球ひろば」というページには映像教材とか、資料集なども掲載されていた!

6年生担任になると、社会の教科書の最後は国際協力についてのページがある。

ただただ教科書を進めるだけじゃなくて、世界に目を向ける時間も関連付けながらできたらいいなと思う今日この頃。

 

そして、今日本の子どもたちにはボリビアという国をまずは知ってもらおうという目線で通信を送っている。少しでも興味を持ってくれているかなあ…。

 

 

 

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