任地25日目ーいつも気づかせてくれるのは子どもたちー
ついにボリビアへ来て2か月。
早かった。
このまま早々に過ぎていくのか。まだ何もしてない。
自分は現職参加だから1年9か月。あと1年7か月。
何ができるんだろう・・・
そんな不安がよぎる今日この頃。
でも、そういう考えを払拭してくれる言葉があった。
本日も引き続き1年生の教室へ
朝からlenguageの勉強。
aから始まる言葉を考えるという授業。でもいきなりは難しいから、先生がこういうプリントを用意していた。aから始まる言葉が載っている。
この言葉を確認した後、子どもたちそれぞれがこの単語から5つ選んで文を作りましょうという活動に入った。
私は困っている子どもたちのところへ行って一緒にやっていた。
10分くらいが経った。ほとんどの子は終わり始めた。
私は一緒にやっていた子が終わったので、その子のとなりの男の子をふと見た。
まだ2つしか終わっていなかった
「あー、先生も次に進みそうだし、どうしよう。」
と思いながらその子に近づいた。
すると、その男の子はにこにこしている。
ん?なんでだろうと思った。
すると、その男の子はこう言った。
あと3つで終わる!がんばる!
私はハッとした。
私は、「まだ2つしか」と思ったのに、
この子は「あと3つ!(もう2つした!)」と。
私はその子をマイナス的な感覚で見てしまっていた。
そうだったとまた思い出した。
教員だったとき、いつもプラスのイメージで子どもたちを見ようと気を付けていた。
子どもたちは何も怠けてなんかいない。この子は2つ、やり遂げた!という気持ちがある。それを大人が「まだ2つか!」って決めつけるのはいけないなと。
出来たことを認めることが大事だなと。
この考えは、協力隊員が必要な考えだと思う
これは別に子どもたちへの見方で大切なことだけではないなと。
協力隊員として活動していく中で絶対に大切になってくるなと。
「このまま早々に過ぎていくのか。まだ何もしてない。」
「他の同期の現職隊員は経験年数が自分より多い。自分も他の教員みたいにできるのか。」
と思っていた自分。
他の隊員もいろいろそういったことで悩んでいる。
でも、本当にこの2か月何もしていないのか。
町の人に名前を覚えてもらった
配属先の人と会話できるようになった
少し仕事を与えてもらえた
配属先の人が自分がやってきたことに興味を持ってくれた
任国・任地の言葉で少し話せるようになった
これらは自分たちがこの2か月で活動してきたこと。
何もやっていないんじゃないなと。
教員のときもそうだったけれど、いつも何か気づかせてくれるのは子どもたちで。
またここボリビアでも、子どもたちに気づかせてもらった。
子どもたちがもっともっといろいろなことに目を向けて、
自分の足で突き進んでほしいから、
本当に1ミリ単位の活動かもしれないけれど、
自分なりに、自分なりの活動を続けていこうと思った。
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