ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

任地22日目ー同期の配属校を見学ー

 

来週にはいよいよボリビアへ来て2か月!

毎日充実した日々を送っています。

では、本日の記録。

 

 

本日は前記事でも書いたようにうちの学校は休み。

ほとんどの学校が休みだったようで。

 

でも同期の学校はやっているとのことで見学させていただいた。

同期の学校はかなり凄腕の校長先生がいる。

話を聞いたことがあったけれど、なんだろ。日本の教員と同じような感覚で話ができる。見ていること、考えていることが同じ。

 

いろいろな学級を見学させていただいた。

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これ、日本でよくあるやつ。「声の大きさ」の掲示

0が声をださない。

1はありさんの声だよーとか1年生でよくやるやつ。

この学校は以前にもボランティアが入っていたので、こういうのが残っている。

 

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これは学級のルール。

「話すときは手を挙げる」とかのルールが掲示されている。

 

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この学校ではグアテマラでJICAが共同して作成したGatematicaという算数の教科書を使っている。これは何がいいって、考えるところもある。結構どの教科書を見ていても計算計算計算・・・と言った感じで、考えるという時間がない。

また、指導書もついていて、1時間でこれだけ進めるというのが先生方にもわかりやすい。ぜひうちの学校も取り入れたいところだが、先生たちがいいと思っていないのに取り入れるのは難しい。

私は、今先生方が使っている教科書でいかに反復練習させるところと、考えさせるところを見極めるというようなタジェールを組む必要があるなと思った。

 

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これはdecimales(小数)のひっ算の授業。聞いたところによると、前日、子どもたちが位を揃えて計算するということができなかったらしい。そこで、この先生は右の位の図を使って考えさせていた。今日はきちっとできるようになっていた。この教室の子どもたちはとても落ち着いていた。日ごろの先生の指導のおかげなんだろうなと実感できた教室。

 

 

校長先生とも話をした。同期は来週からの打ち合わせもしていた。

昨日は少しもやっとした気持ちでいたけれど、誘ってくれた同期のおかげでもやっとした気分が少し晴れた。

今の私には担任している子どもたちはいない。私の活動の中心はあくまでも先生方。

先生方の気持ちを大切にしたいし、いろいろな現状をくみ取りながら、先生方ともっと関わろうと思った。

同期といるといろいろなことに気づかされる。自分より経験年数が多いこともあり、私よりも視野が広い。そして、熱心である。

子どもたちが帰るときに、ほうきで掃除をしていた。いいなと思って私もさせてもらった。私も月曜日からもっと積極的に掃除をしていこうと思う。

 

 

 

活動終わりにまたボリビアでできた友だちと会った。

本日はメルカドの10ボリ(200円)ランチへ。

スープ・パン・セグンド(お肉料理)がついて200円。ありがたい。

冷蔵庫はないようで、目の前に生肉が置いてあった(笑)

本日はfalso conejo(にせもののうさぎ)を食べた。

おいしい。ボリビアのごはんはそんなおいしくないとかネットにあったけど、本当にそれは嘘だと思う。最高においしい。量も多いし。スープなんて日本だったら2人前くらいあるんじゃないかというぐらいくるし。

ネットの情報って本当にあてにならないと思う日々。ボリビアの人のこととか読んでいても、私が実際に感じる印象と全く違う。そんな記事を見て「あの国の人は」とか「あの国の場所って」とか言う前に、実際に来て感じてほしいなと思う。

これはたぶん、海外に住んでいたり、いろいろな場所へ出かけた人はそう思うと思う。

 

 

 

 

明日はラパス隊員の歓迎会。先輩とも会えるし、調整員さんとも会える。

いろいろな話をしたいな。

 

また見つけた壁画。これから撮りためていく予定。

 

*ブログ、読んでくださりありがとうございます!読んでもらっているんだと思うと、とても元気になれます!*

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