任地8日目ー教えていただくことの方が多いー
早く本題に入りたいけれど、家のことでまた新たな実情発覚のため、それから書く。
家の実情パート2
①ねずみがいることが発覚
アフリカの同期隊員が「家にねずみがいて、どっちが家主か考えさせてやる!」という投稿を見て笑っていた私。
夜中ふと目が覚めると、何か音がする。じーっと聞いてみると、それは確実にねずみ。
絶対ねずみ。ちゅーちゅー言って、かじってる。
もし近ければ、私のベッドと壁の間。遠ければ壁と壁の間。どっかのテーマパークを思わせる感じでとても楽しい(笑)これからきっと毎晩ミッ●ーが遊びに来てくれるのだろう。
②冷蔵庫がほぼ冷凍庫
先日冷蔵庫に入れてあった半分切った野菜が凍っていた。
あぁ、冷気が強いのかと思い、最小限に設定。本日の朝、水筒に入れるはずのミネラルウォーターが凍っていた。生き残っているのはマヨネーズとケチャップのみ。
どうしたらいいんだろう(笑)
でも、本日はとっても刺激を受けた日。教えていただいたことがたくさんあった日。
れっつごー。
3年生の算数(多角形)
昨日、「明日算数があるからぜひ来てほしい」と言われていた3年生の教室へ。
始まる前に掲示物を見ていた。
時計の掲示物。ペンで何度も書いては消せるよう、透明のテープが上から貼られている。ここにはラミネートなどない。透明テープは万能である。
本日は今まで習った四角形~八角形、多角形の復習だったようだ。
全員がこういうのを持っていた。木の板である。子どもたちに聞くと、先生が用意してくれたとのこと。これに輪ゴムを張って形を作る。
昨日、数字の表を書いていて、それにとても時間をかけていて、ほとんど本題に入れないのを見た。3年生の発達段階的にも、定規で線を引いて図形を描くよりも、すぐに作れて、本題に入りやすいと思った。
このクラスは本当に落ち着いていて、2時間、静かに授業を受けていた。静かさの中に楽しさもあって、子どもたちも大満足の2時間だったようだ。私なら2時間、無理かもしれない・・・。
また、毎日算数があるなしに関係なく、30マス計算を実施しているらしい。
朝ごはんを食べてから行っていた。
5年生の教室
昨日から「明日の休憩後に来て!」と言われていた教室へ。とても気さくな先生。でもすごく厳しい。
「時間を守らないのはありえない。遅れてきたら武士のようにぶった切る!」と言っていた(笑)厳しさの中に笑いあり。
また、「算数は死ぬまで大切なんだぞ」ということを必死に子どもたちに訴えていた。それは私が来たからとかそういうのではなく、いつも言っているようで、子どもたちは先生のセリフを一緒に言っているほどだった。
私が来たということで、算数のマジックを私にしてくれた。マジックのタネがわからない。「magia~~~~!(マジックーーー!)」と先生はとても喜んでいた(笑)
また、ノートを綺麗に書く、そうじをしっかりするというのにも厳しいそうで、ノートを見せてくれた。
うん、どの子も本当に美しい。そうやって考えていると、私の去年の相方の先生を思い出した。その先生も厳しさの中に笑いあり。ノートもきちっととらせるし、掃除もきちっとされている方。なんだか背丈も似ている気がしてきて、懐かしく感じた。
ここへ来て、教えていただくことの方が多い。
私も一教員としてボリビアへ来ている。もちろん帰国後は教員として働く予定である。
「ボランティア」ではなく、「一教員」として見てほしいなと思っていた。
ここでは、すでに一教員として見てもらっている。この先生が言っていて嬉しかったのは、
「私たちや子どもたちはあなたが困ったとき(言語など)で助けたいと思っている。まやは算数や授業のことで一緒に協力してほしい。」という言葉。
ありがたい環境だなと改めて実感した。
さらにありがたかったのは校長先生
今日、中休みの時間に校長先生が「ここに座って。」と言い出した。
なんだろうと思っていると、
「まや、9月ごろから授業の補佐をしてくれないか?今週は1年生、来週は2年生・・・と言った感じで。」
それ、私がしたかったことだと思い、即OKをする。
また、
「9月から11月までのプランを立てないか?」とあちらから言ってくださった。
(ボリビアの学校は11月までである)
いつ言い出そうかと思っていたことを、校長先生から。これは嬉しかった。
来週月曜日はプランを立てようということなので、今思っていることをスペイン語にするのが今週末の私の課題。よし、がんばろう。
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