ボリビア奮闘記ー小学校の先生、ボリビアへ行くー

2018年1次隊青年海外協力隊、ボリビア派遣。三重県の現職小学校教員です。日本の勤務校の子どもたちに見てもらうため、これから青年海外協力隊ボランティアを目指す教員の方に見ていただくためにブログを書いてます。ボリビアでの生活、活動をどんどん紹介します!

タジェール終了!

 どうも!まーやです!

最近、平日にも投稿出来てます。

最終試験に向けて、ブログを書きながらちょっと息抜きしてます。

 

 

さて、今回はタジェールについてお話します!

 

 

 

 

タジェールって何?

そうなりますよね。説明します。

南米のボランティアの報告書に「タジェール」という言葉がよく出てきます。

 

訓練所では、「テクニカルクラス」と呼ばれています。

現地でのことを想定して、各専門分野に関することについて50分程度、研修や模擬授業を行います。

英語圏へ行く人たちは、この70日間で何度もテクニカルをします。

内容は自分の職種のことであれば基本OK。

教員の人たちは算数などの教科の模擬授業が多いですね。

 

もちろん訓練言語で行います。

スペイン語圏やフランス語圏は中間試験後に一人一回程度あります。

「程度」と言ったのにはわけがあり、クラスの先生によっては二回するところもあるからです。

ちなみにうちのクラスは45分のクラスが一回、20分のクラスが一回ありました。

 

 

どんなことしたの?

私の要請内容は、先生方と算数の指導法を考えるという内容なので、先生方への研修を考えました。つまり、模擬授業はしていません。

ちょこっとご紹介。

 

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一回目のタジェール。

「いい先生」「いい授業」って何かな?って考えました。

「いい授業」と「学級経営」は自転車のタイヤみたいだという話をしたり。

「子どもたちがたくさん考えて、楽しいと感じる授業」ってなんだろねということでちょこっと授業をしてみたり。

 

とにかくスペイン語で伝えるのは難しいなと実感。

終わったときには汗だくでした(笑)

 

 

 

 

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二回目のタジェール。

今回のテーマは「割り算のひっ算を全員ができるように!」

 

算数の授業って「考える授業」と「(計算などの手順に)慣れる」の二つに分けられるよねって話したり。

割り算のひっ算が難しい子に教えるにはどうしようねってことで「アルゴリズム」を一緒に学習したり。

それを生かして掛け算のひっ算のアルゴリズムを作ってみようという活動をしたり。

 

言いたいことがうまく伝わらない悔しさを再度味わいました。

 

 

 

タジェールの用意をしている暇はほとんどない。

本当です。早い人は、タジェールの説明後、ほんの数日でしなければいけません。

いつもの宿題をこなしながらの準備。

英語圏の人は本当に大変そうでした。

 

訓練に来る前に、「こんなんやってみたいなあ」とか少し頭の中で考えておくといいかもしれません。

とにかく日本語を訓練言語にするだけでも大変です。

むしろ、日本語にはなくて、訓練言語にはないとか普通です。

ここには語学の先生がいるので、この時こそいろんなニュアンスなどを聞いておくといいかなと思いました。

 

 

 

おまけ ーKTCライフー

https://www.instagram.com/p/BjjZYs3nYIJ/

日曜日にこんな素敵なところを通っておしゃれなランチを食べました。

 

https://www.instagram.com/p/BjmLhEkHa5q/

訓練所の玄関の屋根に鳥の巣があって、コーンが立っていました。

文字に注目。(笑)

 

 

 

 

きっと次書く時には最終試験が終わっていると思います。

「がんばったぞー!」と言えるように最後まで努力します!^^

 

 

 

 

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