インド式!? 3けた×3けたの簡単なやり方!
さて、昨日に引き続きの算数ネタ。
先生方、3けた×3けたの筆算を指導するとき、結構つまずく子ども多くないですか?
保護者の皆様、いくら家で教えてもうちの子できない...というときありませんか?
とくにこの掛け算の答えを段違いに書いていくとこ!
もうどうしてもできない!
掛け算はできるのに!
って時の新たな方法をお教えしましょう(笑)
といっても、この前算数の授業で見たのです(笑)
それがこれ!
Multiplicación Hindú!!!
インドの計算らしい!
ん?でもhindúってヒンズーやよな...?
でもインド式って先生は言ってました(^-^;)
ではさっそくいってみよう!
例は351×457にしましょう。
まず、計算するためには3マス×3マスのマスを描きます。その後、一つひとつのマスに斜め線を書き入れて2つに分けます。
そのつぎに、かけられる数を横に、かける数を縦にして書きます。
次はこの分けた部屋を説明します。
一マスだけ見てくださいね。赤い字で、DとUが書かれていると思います。
これはDは十のくらい、Uは一のくらいという意味です。どのマスも同じです。
さあ、今から普通に掛け算をしていきます。
百マス計算は左から計算しますが、これは右から計算。まずは1×4=4。一のくらいのマスに4と書きます。十のくらいはありませんね。ありませんので0と書きます。
同じように計算します。
5×4=20。十のくらいのマスに2、一のくらいのマスに0を書きます。
同じように全部やっちゃいましょう!
こんな感じ。簡単ですね!
さあ、ここからが少し難しいですのでついてきて!(笑)
今からはマスを斜めに見ていきます。
こんな風に。赤く印をつけてみました。この印のとおりに斜めに見ます。
そうしたらその数を足し算!!!
こんな感じ。足し算も簡単!
そうしたら、出た答えを右下から順番に足していきます!右下から!!!
数字が一桁の場合はそのまま下ろす!
2けたの場合は十のくらいを繰り上げ!
繰り上げてさらに繰り上げみたいなところも。ここが少し大変です。
それが全部終わったら、あとは上から読むだけ!答えは160407。
ほんまか!?と思われるかもしれないので計算してみましょう!
お!合ってる!!!
さあ、これがインド式の3けた×3けたの計算でした!
いかがでしたか?もしかしたらこっちの方が簡単!って人もいるかも!最後の計算が大変ですが、それに慣れたらいいかも!
ぜひ試してみてくださーい!
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任地179日目ー立て直しー
昨日から一記事一記事カテゴリー分けすることにした。
これまでのはすべてカテゴリー分けできたので、見やすくなった&探しやすくなったかと。パソコンからの方が見やすいです。
さて、まずはおとといの話から。
いきなり久ぶりの大学の友だちから連絡が来た。
何かというと、「自分の教え子が将来協力隊になりたい」とのこと。
その子は中学生で、今からどんなことが必要かなどの質問が来た。
実は中高生からの質問はこれで4回目。みんな将来協力隊員になりたいと。
いろいろ質問に答えたが、今回は今までで一番自分的にしっくりとした返答ができた。
自分の頭の中が整理されてきたのだろうか・・・
こうやって聞いてくれるのは嬉しいな。
できれば日本の学校とテレビ電話などで交流をしたいが、やはり現場は忙しくて頼むことができない・・・。
さてさて本題へ。
今日は中学年を参観。
どきどきしながらクラスの扉を開けた。というのも、ここのクラスは去年荒れに荒れていたから。そして、昨日から新しい担任が来たのだ。
開けるとそこは、静かな教室だった。子どもたちが熱心にノートと向き合っている。
先生はニコニコして一人ひとりの机をまわっている。
そこに向かおうとする子どもがいると、「昨日のこと覚えてる?歩かないんだったでしょー!」って。それに従う子ども・・・!!
まずは挨拶をした。すると、私の活動を知らなかったのでいったん校長先生のところへ話しに行ってしまった。
その間子どもを見て回っていたのだが、すごく頑張っている。分からなくて立ち上がっちゃう子もいるけれど、説明したり、一緒にしようかと言えば元の席に着く。
戻ってくると、私に「あなたのことをちゃんと知らなくてごめんなさいね。私のクラスはいつでも来ていいですからね!」と言ってくれた。
その後、彼女はこう話した。
「今、本当は1年生でしなくちゃいけないことをしてるの・・・。昨日の初めはずっと走り回ってて、ノートに字も上手く書けなかったの。だから、1年生のことだけれど、ここからしているの。あなたは特に算数や国語の授業を見ると今聞いたけれど、今私は文字の練習をさせているの、ごめんなさいね。」と。
ノートにはびっしりの練習の足跡が。
でも子どもたち全然嫌な顔してない。むしろ張り切ってる!
「まや、見て!」って見せてくる。
先生がたくさん褒めている。
全くごめんなさいではない、むしろどうやって2日間でこうしたのか知りたい・・・!
「やりたくないー!」って言ってた子がこんなにびっしり書いている!!!
ボリビアは担任がほぼ変わらない。だから、急に先生がいなくなれば、新しい先生はどんなクラスの状況であろうとそこへ自動的に入ることになる。
荒れていたらそれを立て直しにかからなくてはいけない。
この先生はたった2日で落ち着かせていた。彼女の話し方や引き付け方は優しいのだけれど、その中にほどよい厳しさがあった。自分ならできない・・・。
また嬉しかったのは放課後。
チェックしてもらったノートを広げて母親に写真を撮ってもらうクラスの子。
なによりも保護者たちが嬉しそうだった。
これからすべてのクラスとコラボしていくけれど、この先生のことはもっともっと知りたいなと思った。
来週は1日いさせてもらえるようにお願いしよう。
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任地178日目ー低学年の授業参観ー
昨日と今日で、低学年の参観が終わった。
いろいろありすぎるので、長くなるの覚悟で書いていく。
初日は一年生を参観。
入学式はないので、セレモニー後、廊下で一人ずつ名前を呼んでクラスへいれる。
これまじ大変だった(笑)
ここでお母さんと離れられなくて泣く子が続出。お母さんも離れないから大変。
一年生担任が懐かしい(笑)
お母さんいなくなるとすっかり泣き止むの、あれなんだろう(笑)
教室に入ったら、手遊びして和ませる。
「今から話を聞こうねー。耳2つあるでしょ?どっちの耳からも聞けるようにしようねー。」とカウンターパート。さすが。
話をしたあとは、一人ずつ自分の名前を黒板に書かせてた。これは名前がかけるかの確認もかねてるらしい。
幼稚園で死ぬほど練習してるから、ほとんどの子がかけていた。
そのあとは、校舎巡り。
二列になるだけでも大変。一年生担任が懐かしい(笑)
そして今日。
朝から一年生の子どもと保護者がうろうろ。
なにかと思えば、「教室に誰もいないから入れない」とのこと。
もうすぐ来ますから、私いっしょにいますねーと言って、保護者はかえってもらう。
一年生二日目だから、はやく来てほしかったなー。私はクラスを聞いて、案内して、泣いていないか見回りしてた。
一年生は先生が来なくてもじっと緊張しながら座っていた。
先生が来て、ホッとしてる様子。
他の学年は前のクラスを見に行ってニヤニヤ。ひとつ学年が上がったのが嬉しいんだろうなあ。
一年生の2クラス見に行ったんだが、昨日のタジェールで話したこと、実践してくれてた!
みんなよく聞いてたし、この先生こういうのうまいんだよなあ。
またこの先生は、
パペットを使って「話すときは手を挙げるんだったよね!」とかやっていた。楽しかった。
ここで思ったのだが、タジェールは各学年でしたほうが濃く、学びの多い時間になるのではないかと。
さっそく校長のところへ。
話してみると、「タジェールにもよるけど、たしかにそのほうがいいかもねー」って。
次はそうしてみようかな。
二年生のクラスへいくと、三年生へ上がれず留年になった子を見つけた。
でも、彼は別にいやがってもなかったし、むしろ前より落ち着いて専科の授業を受けていた。
しかも、逆に困ってる子とタッグを組んで、教えてる(笑)
いつも自信なさげな表情だったのに、すごいイキイキしてた。この子にはこれがベストな選択だったのかもしれない。
また、ある先生がまさかの退職していた。
どうなるのかと思ったら、今日から新しい先生が来ているということで、挨拶しにいった。見違えるようないい雰囲気のクラス。笑顔の先生。
自己紹介をすると、「ぜひ明日来て!あなたと話したい!!」っていってくれた。
また新しい、いい風が吹いてきたなと思いながらの帰宅。
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任地186日目ー新学期初っ端のタジェール失敗ー
今日から新学期。
新学期のセレモニーがあったので、保護者だらけ。
セレモニーでは先生の紹介があったのだが、私の紹介もしてくれた。すごい嬉しかった。
1年生は本当にかわいいなと思った日。このことについては明日書くとする。
さて、本日は新学期早々のタジェール。
テーマは「黄金の3日間」について。
これがまじで大失敗だった。
というのも、先生たち、久しぶりのお仕事で疲れている・・・。
疲れているのに私がつまらない話をしてしまったから最悪。
しまいにはある先生に「もう1時だからはやくして」って時計を指さして言われてしまった。
夜のタジェールは参加率が低い、でもこの時間にすると、子どもを返す時間がかなりかかるから時間がとれない・・・。
ならどうしたらいいんだ!!!!!!!(´;ω;`)
でも、毎回成功なわけないから、これからもこつこつやっていこう。
てなわけでタジェールの中身紹介。
まず。「黄金の3日間は、クラスをいい感じにスタートできる、一つの戦略ですよー」という話をした。
また、「唯一の機会である」ということも伝えた。
今日の子どもたちはやっぱりいつもより一生懸命話を聞いていたから、「たしかに」っていう感じだった。
じゃあ、戦略を練らないとどうなるかという話。
子どもたちは先生の話を聞かなくなり、喧嘩も増える・・・
つまり「学級崩壊」を起こしてしまう。立て直すにはすごく時間がかかるし、もしかしたら立て直せない可能性もある。
やっぱり私たちは自分たちの子どもが大好きだし、彼らと素敵な思い出を作りたい。
子どもたちだって「今年はがんばるぞー!」って思っている。
なら、戦略立てよう!!!っていうことで進めていった。
戦略なしの学級経営は成り立たないよなあ。
ここからは、3日間の大まかな戦略をそれぞれの日で紹介。
「なぜ学校へくるんだろう?」とかいったことは、模擬授業形式でやっていった。
この話したことを、先生たちメモしていたなー。
やっぱり、「早く学校へいきたい!」とか、「ママ見て!こんなのしたよー!」とかそういうことを言ってくれるような子どもたちになって欲しいよねーって。
子どもと教師の関係づくりも大事だけれど、子どもたち同士の横のつながりも、授業をしていく上では大事だよねという話。毎時間でなくていいから、取り入れていこう!ということを話した。
あとは「楽しい授業」を取り入れるのも大事。またそこには横のつながりを作っていくための練られた活動も大事だよねーっていう話をした。
結構そういう活動を先生たちがされていたから、先生たちの考えた活動の中から紹介した。ここでも結構メモを取っている先生がいたなー。
また、大切なのは「ほめること」「継続すること」ということも伝えた。
だって子どもたちは先生から褒められるのが大好きだから。
その後は初めての学年で考える時間。
やっぱり自分のクラスだけがんがん進めていくより、チームで動くことをしてほしかったから。これが私の活動の目標でもあるから。
全部を考えるのは大変なので、いくつか共通で取り組んだ方がいいことについて話し合ってもらった。結構話はうまく進んでいたようだ・・・。
でもやはり時間が足らない。1時間でできるようなそんなものじゃない。ましてや、始まったのは12時ではなく12時20分。約30分でこれをしたから・・・そんなのできるわけがない・・・。
それでも、すべての項目書き終えるまでみんなやってくれた。本当に申し訳なかった。
早く帰りたい先生たちと、どうしてもやりたい私。
私のタジェールより、先生たちを優先したい。先生たちのそこは保障したい。
タジェールの開催の環境をどう整えるか・・・
やはり、ちょっとした技やテクニックを知るのが、先生たち的にはいいんだろうなと思ってきた。
そして一緒授業を作っていく環境をどう整えるか・・・
新学期から悩みが増えた・・・。
もっと先生たちが活動できて、
もっと先生たちが楽しめて、
もっと先生たちが学べる...
そんなタジェールをせねばなぁ。
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いよいよ明日から
最近携帯の電波もE(3Gより下)が多いし、Wi-Fiもすぐ消える。
ということでブログが書けない・・・
かろうじてワッツアップは使えるのでいいが、調べものもできない。
いったいどうしたものか・・・
昨日書いたこの記事
これに結構反響があって嬉しかった。現職ってちょっと応募方法が違うから知りたいですよねー。だからブログを始めたってのもあります。質問、いつでもどうぞ。
さてさて今日は、新隊員の方を連れて、ラパス観光。
アラシータの市も行ってきた。
この前悩んで買わなかった、エケコ人形用のカメラを購入。
か、か、か、かわいい・・・♡
久しぶりのアピ。
新隊員さんはちょっと苦手だったみたい・・・わたしは好き。
おじさんが売っていた、ボリビアのけん玉。
二つで500円しないくらい。日本に帰って、子どもたちに紹介したい。
その思いで購入。
さてさて、明日からまた活動が再開する。
子どもたちはどんな気持ちで明日を迎えるだろう。
「今年はもっとがんばろう」
「勉強できるかな」
などなど、いろんな思いを保護者の方と感じているだろう。
先生たちはどんな思いで明日を迎えるだろう。
ボリビアは担任も変わらないし、クラス替えもないから一体どんな気持ちだろう。
「今年こそはこの子の勉強をもっと見てあげたい」
「今年こそはもっと学級経営をよくしたい」とか、期待を持っているのかな・・・。
私は新学期が結構好きだった。
新しい子どもとの出会いにわくわくした。
「私が担任でどうかな・・・」と不安もあった。
でも、「今年はこんなクラスを作りたいな」というわくわくの方が大きかったなあ。
私は明日、全クラスを見に行こうと思う。
どんな出会いの一日になるのか、今から楽しみ。
そして、明日は新学期早々、タジェール。
大事な掴みのタジェール。がんばるぞ。
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もうすぐ春募集が開始だってさ!!!
なんと、2019年度春募集は2月13日かららしい!
早くなった!!なんでだろう・・・
つまり、早くなったということは、現職教員の募集も早くなっているはず!ということで調べてみた。
JICA募集ページ
現職教員の募集ページ(文部科学省HP)
JICA海外協力隊「現職教員特別参加制度」平成31年度春募集について:文部科学省
おおお、やはり早くなっていた。
しかも現職が文部科学省へ出す締め切りは3月25日!!!
つまりは市の教育委員会へ出すのはもっともっと早いはず!
目指している現職のみなさん、大変です。
成績処理もあれば、年度末の処理もあり・・・。
これは大変かも。
でも、ラッキーちゃ、ラッキー。
だって、一緒に働いてきた管理職の先生に評価を頂けるから。
人によっては、新しい校長先生に書いてもらわなくちゃいけなった人いたはず。
とにかく参加を考えている人は、
校長先生へ話す
市の教育委員会へ問い合わせをする(締め切りがいつとか)
これをまずしましょう!
そこからは書類の嵐です。
ちなみに今現在、JICAのサイトでは要請検索ができなくなっている状況。
もうすぐ復活するだろうけれど。
どの国にするかとか悩みますよねー。
それに関するブログはこちら↓
maya-bolivia.hatenadiary.com
応募調書、難しいですよね・・・。考えるまとめるのって大変。
それに関するブログはこちら↓
いや、そもそもなんで協力隊目指したの!?って思われる初見さん。
それに関するブログはこちら↓
試験の内容が気になる・・・!という方も多いはず。
それに関するブログはこちら↓
※注意※
内容が変わっている可能性もあるため、鵜呑みにしないでください><
先生方、忙しい時期になってきたと思いますが、
ぜひ一生懸命自分と向き合って、応募するか考えられたらな・・・と。
そして夢が叶いますように!
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私なりのタジェールの組み立て
昨日は10本目の予防接種。A型肝炎の予防接種。
A型肝炎の予防接種は日本に住んでいたら不要なもの。汚い水などで感染する感染症。
黄熱病の予防接種から始まり、訓練中には8本もの予防接種を打った。
やはり打った後は腕がパンパンに腫れてきて痛い。次の日は少し熱っぽい。
昨日、同期に圧力鍋をもらった。
明日からホームステイに変わるため、引き継いだ。
ラパスでは沸点が低くてスープを作るのにもかなり時間がかかる。
これでやっと素早く料理ができる・・・嬉しい。
さて、今回のブログは「私なりのタジェールの組み立て」を紹介。
※初見の人に説明。タジェールというのは「研修」「ワークショップ」的なもののことを言います。だから私で言ったら、「校内研修」的な感じですかね!
ちなみに「タジェール開催までの持っていき方」についてはこれ。
ではいってみよう!
私にとってのタジェールでの目標
私は教員時代、いろいろな場所である研修会に参加してきた。県や市の教育委員会が開催する研修だけでなく、自分でお金を払って参加するものも参加してきた。
この参加経験が結構タジェールで生かされている気がする。というのもやっぱり来てもらうからには「よかったー」と思ってもらうことが大切だと思うから。参加者としての経験を活かしてタジェールを開催している。
これは二つある。
一つ目「いかに想像させるか」
やはりできるかできないか、ということが自分の中ではっきりしないとなかなかやりづらい。だから、「あ、これなら私できそう。」「明日でもできそうだな。」と思ってもらえることを目標としている。だから具体的な事例を必ず出す。
二つ目「いかにジブンゴトとしてとらえてもらうか」
「自分ならこうするな」と思ってもらわないと、実際の教室では使われないと思う。私が受けてきた研修では、必ず私は自分のクラスが思い浮かんだ。子どもたちの顔、子どもたちの授業での発言・・・などなど「私のクラスならこういうのがいいかもな」と考えながらやってきた。
これを必ず踏まえた上でタジェールのパワポを作っていく。
私なりの組み立て方
①めあてを自分で考える。
これは私のめあてではなく、「先生たちがタジェールを受けてからどんな風になればいいかの到達点」。つまり、授業で言えば、学習目標?って感じ。
もちろんタジェール直後に変わるなんて不可能なので、「タジェール後にどうなればいいかな」ということを考える。
②「この時間は何をするか」ということを明確に作っていく。
聞く時間、活動する時間、考える時間を設けるようにしている。
これは授業も同じ。今何をする時間なのかがわからない授業って、結構まったりどんよりしてしまうと思う。だからしっかり考える。
聞く時間が多くてもだめ、活動しすぎると考える時間がないので、バランスを考える。これが結構難しい。大人相手となるとまたさらに難しい。成功したためしがない。
③根拠となるもの、実感できるものを取り入れる。
「子どもたちは集中力がなぜ続かないのか」
「なぜ授業力、学級経営力の両方を上げていく必要があるのか」
ということなどに関して、
「集中させてください!」
「どっちも頑張ってください!」だけでは腑に落ちないと思う。
子どもにも、先生たちにも趣意説明が大切だと思う。納得をしてこそ、実行に移すと思う。
だからいろいろな文献や自分の考える理由を伝えながらタジェールを行っている。
また、算数ゲームなどの紹介の際には、必ず子ども役になって、実際に体験してもらうようにしている。「楽しい」と思えば、「やってみよう」と思ってもらえる確率が高くなると思うから。
④振り返りを必ず行う。
先生たちには最後の時間、「自分のクラスではどんな風にするか」というのを考えてもらっている。そしてその後必ず振り返りを行う。
ボリビアの学校現場で弱いなと思ったことは、「意見交流のなさ」が一つあげられる。困っていること、成功した事例に関しての交流が本当にない。やはり技術を高め合っていく者同士、そういった時間が必要だと思う。
また、先生たち、結構おしゃべり好きが多いので、途切れなく話してくれるのでありがたい。
私のタジェールの組み立てはこんな感じ。
「あ、これおもしろそうだからタジェールやってみよう」という安易なものではなく、「いかに先生たちに考えてもらうか」ということを考えて、作戦を練ってタジェールに挑むことが大事だなーとタジェールやワークショップの回数を重ねるごとに感じるようになった。
隊員のみなさん、くじけてしまうことも多いですが、一緒に頑張りましょう!!!
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