任地9日目ー小さなホームシックー
もうね、題の通りです。
昨日、学校終わりにソポカチ(栄えているエリア)へ。
アルトオブラヘスの薬局には化粧落としが売っていない!!!
ということでバスで。
買い終わった後、中華屋へ。
万国共通で中華っておいしい!どこへ行ってもおいしい。
私が高校の時、オーストラリアで日本が恋しくて泣いたのは、中華屋のチャーハンを食べてだったな。(もはや日本食ではないw)
そして中国の人ってどこにでも住んでいる。アフリカにも中華料理はある。すごいな、その行動力。
でも、食べているときにふと思った。
「あ・・・私、今一人だ。みんなどうしてるんだろう・・・。」
急にどっと一か月分の寂しさが来た。
いや、実はその前から寂しさはあった。
朝、たまたま日本の同期からラインが来た。最近のこと、時差があっても、地球の裏側でもラインできるのね!というやりとり。
楽しかったけれど、すごく寂しくなった。
そう、私は昨日、ここへ来て初めての小さなホームシックにかかった。
任地へ来て、もちろん日本人は一人。
すでに学校は慣れたけれど、家には自分ひとり。町を歩いていても一人。
ホームステイ中は同期がもう一人いたからよかったけれど、なんだか「もう何も食べなくていいや・・・」みたいな感覚になる。
あんなに食べることが大好きな私が、ここ最近あまり食べていない。
そして原因不明のおなかのゆるさ。症状を見ていると、ストレスからくるおなかのゆるさというのが分かってきた。
そんなことを考えていると心がつーんとしてきた。
以前、KTCの同期が寂しい思いをしている時期があった。
その時に調べた寂しさを紛らわす対処法をいくつもやってみた。
歌を歌った。楽しい写真を見た。友だちに話してみた。
んー微妙。
そんなわけで金曜日が終わった。
土曜日。ベッドから出られない。別に元気がないわけではない。
とにかくベッドが嫌になるまでいることにした。
おなかがすいてきた。ということでまたソポカチへ行ってみた。
語学学校横のカフェ。唯一私が好きなボリビアのケーキ。
800円もしたけれど、なんだか食べたら元気になってきた!
オレンジジュースを作るための絞る容器を買った。
ズボンが少なすぎて、何度も洗うから色落ちしてきたため、ジーパンも買った。
(ボリビアの方の方が足が長く、折って履かなくてはいけない・・・)
なんかいろいろしていると、さらに元気になってきた。
もっと歩ける気がして、さらに歩き続けた。
帰り、バスが見つからなくて困っていた。
向かい側を見たら同じようにバスが見つからなくて困ってる人がいて目が合った。
お互い眉間にしわが寄っていた顔を見て笑った。
こうやって全く知らない人ともすぐ会話が始まる。
やっぱりいいな、ボリビア。と思った。
家に帰ってきて待ってくれていた犬。(名前を忘れたw)
こいつは本当にかわいい。道端で吠えて向かってくる犬たちとは違う。
靴の紐かんでくるけれど、ノー!!(笑)とか言いながら結局許しちゃう。
最近はきちんとスペイン語で話しかけている。(笑)
家に帰ると、自然とにこにこしている自分がいた。
元気が出た。ホームシックからの解放。早かった(笑)
たまたま日本にいる人たちのインスタを見て驚愕した。
え、何このおいしそうなごはん!
・・・でもそれはいつも私が日本で食べていたものだった。
今ではもうそれが驚きになっている。ボリビアの料理が嫌いというわけじゃない、むしろジャンキーで大好き。でも日本食はやはり違う。
日本食って本当に味が繊細で、本当においしい。
インスタントの味噌汁を飲むだけで、一気に幸せになれる。
あのだしのうまさ、なんなんだろう。
日本の景色にもびっくりした。
花火、海水浴・・・。そうだあっちは夏なんだ。
「#平成最後の夏」というハッシュタグが流行っているようである。
そうか、平成も最後なのか(笑)
平成しか生きたことのない私が、帰ったら平成じゃなくなっているのか(笑)
なんかいろいろ最近日本に対して驚くことばかりである。
二年後、浦島太郎になって帰るんだろうな(笑)
また必ず訪れるであろうホームシック。
今度も楽しく乗り越えよう。
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任地8日目ー教えていただくことの方が多いー
早く本題に入りたいけれど、家のことでまた新たな実情発覚のため、それから書く。
家の実情パート2
①ねずみがいることが発覚
アフリカの同期隊員が「家にねずみがいて、どっちが家主か考えさせてやる!」という投稿を見て笑っていた私。
夜中ふと目が覚めると、何か音がする。じーっと聞いてみると、それは確実にねずみ。
絶対ねずみ。ちゅーちゅー言って、かじってる。
もし近ければ、私のベッドと壁の間。遠ければ壁と壁の間。どっかのテーマパークを思わせる感じでとても楽しい(笑)これからきっと毎晩ミッ●ーが遊びに来てくれるのだろう。
②冷蔵庫がほぼ冷凍庫
先日冷蔵庫に入れてあった半分切った野菜が凍っていた。
あぁ、冷気が強いのかと思い、最小限に設定。本日の朝、水筒に入れるはずのミネラルウォーターが凍っていた。生き残っているのはマヨネーズとケチャップのみ。
どうしたらいいんだろう(笑)
でも、本日はとっても刺激を受けた日。教えていただいたことがたくさんあった日。
れっつごー。
3年生の算数(多角形)
昨日、「明日算数があるからぜひ来てほしい」と言われていた3年生の教室へ。
始まる前に掲示物を見ていた。
時計の掲示物。ペンで何度も書いては消せるよう、透明のテープが上から貼られている。ここにはラミネートなどない。透明テープは万能である。
本日は今まで習った四角形~八角形、多角形の復習だったようだ。
全員がこういうのを持っていた。木の板である。子どもたちに聞くと、先生が用意してくれたとのこと。これに輪ゴムを張って形を作る。
昨日、数字の表を書いていて、それにとても時間をかけていて、ほとんど本題に入れないのを見た。3年生の発達段階的にも、定規で線を引いて図形を描くよりも、すぐに作れて、本題に入りやすいと思った。
このクラスは本当に落ち着いていて、2時間、静かに授業を受けていた。静かさの中に楽しさもあって、子どもたちも大満足の2時間だったようだ。私なら2時間、無理かもしれない・・・。
また、毎日算数があるなしに関係なく、30マス計算を実施しているらしい。
朝ごはんを食べてから行っていた。
5年生の教室
昨日から「明日の休憩後に来て!」と言われていた教室へ。とても気さくな先生。でもすごく厳しい。
「時間を守らないのはありえない。遅れてきたら武士のようにぶった切る!」と言っていた(笑)厳しさの中に笑いあり。
また、「算数は死ぬまで大切なんだぞ」ということを必死に子どもたちに訴えていた。それは私が来たからとかそういうのではなく、いつも言っているようで、子どもたちは先生のセリフを一緒に言っているほどだった。
私が来たということで、算数のマジックを私にしてくれた。マジックのタネがわからない。「magia~~~~!(マジックーーー!)」と先生はとても喜んでいた(笑)
また、ノートを綺麗に書く、そうじをしっかりするというのにも厳しいそうで、ノートを見せてくれた。
うん、どの子も本当に美しい。そうやって考えていると、私の去年の相方の先生を思い出した。その先生も厳しさの中に笑いあり。ノートもきちっととらせるし、掃除もきちっとされている方。なんだか背丈も似ている気がしてきて、懐かしく感じた。
ここへ来て、教えていただくことの方が多い。
私も一教員としてボリビアへ来ている。もちろん帰国後は教員として働く予定である。
「ボランティア」ではなく、「一教員」として見てほしいなと思っていた。
ここでは、すでに一教員として見てもらっている。この先生が言っていて嬉しかったのは、
「私たちや子どもたちはあなたが困ったとき(言語など)で助けたいと思っている。まやは算数や授業のことで一緒に協力してほしい。」という言葉。
ありがたい環境だなと改めて実感した。
さらにありがたかったのは校長先生
今日、中休みの時間に校長先生が「ここに座って。」と言い出した。
なんだろうと思っていると、
「まや、9月ごろから授業の補佐をしてくれないか?今週は1年生、来週は2年生・・・と言った感じで。」
それ、私がしたかったことだと思い、即OKをする。
また、
「9月から11月までのプランを立てないか?」とあちらから言ってくださった。
(ボリビアの学校は11月までである)
いつ言い出そうかと思っていたことを、校長先生から。これは嬉しかった。
来週月曜日はプランを立てようということなので、今思っていることをスペイン語にするのが今週末の私の課題。よし、がんばろう。
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任地7日目ー広げていこう、子どもからー
明日で任地での生活も早1週間。
とりあえず、1週間たった今の実情を紹介。
家での実態
①とにかく寒い
家は広いし一人暮らしだし、夜にはマイナスの気温になるラパス。
とてつもなく寒い。暖房器具はない。日本から持ってきた水筒にお湯を入れて湯たんぽにしている。
まあでも寒いのは日本のアパートもそうだったからよし。
②一定の時間で真水になるシャワーに苦戦
毎日思う。ある一定の時間になるとお湯が真水になる。(笑)
でも入れているだけまし。とにかく頭を洗うまではお湯で洗えるようにスピーディに。
本日も最後顔を洗うときには真水でした。まあこれも仕方がなし。
③食べる量がさらに減った
ここへきて下痢(食事中の方すみません)が続いている。特に体調が悪いわけではない。おそらく食べる量もホームステイのときからまた減っており、そして食べるのは基本油分の多い物だからだと予想。むしろ食べると胃の調子がいい気がする。いい気がするのではなく、本当に食べる量が少ないのだろう。
ボリビアへ来てからすぐに満腹になる。ホームステイのときにはもう一人隊員がいたから一緒に何か食べていたけど、今は一人。ふらっと小さな商店によっても「〇〇ください」と言わないと買えないからなんだか面倒だし(商店はセキュリティー上なのか柵が建てられていて、そこから中の商品を見て頼むシステム)、お肉屋さんへ行ってもなんだかほぼほぼ骨みたいなものしか売ってなくてもったいない気がして買ってない(笑)
明日は都会へ出る用事があるから、お昼はとことん食べたい。
てなわけで本日の記録。
今日からカウンターパート(以下CP)以外の教室へ!
今日は朝からCPに今日から違う教室を見てきてもいいか許可を得る。
「もちろん、あなたの好きにしたらいいのよ!」って快くOK。
前任者の引継ぎ書で気になっていた方々の教室へ。
初めて見た母性溢れる先生
さっそく行くと、出迎えてくれた。「見てもいいですか?」と聞くと、「今日は算数ないけどいいの?」と聞いてくれた。もちろん、学級の様子も見たかったから入らせてもらう。
教室には学習の掲示。前任者の方としたときの名残であることが予想できる。
朝のあいさつはスペイン語・英語・日本語で行われていた。
この先生のいいなと思ったところは、子どもたち一人ひとりへの愛情がとてもあるところ。決して怒鳴ることはない。約2時間ぶっ続けで行われるボリビアの小学校の授業。子どもたちは相当疲れてくる。そんなときにも、手遊びをしたり、「あと少しで外に行けるね。がんばろう。」と声をかけている。
日本でとても大好きだった、あこがれだった先生に似ていた。
子どもたちも先生のことが大好きで、先生に褒められたくて頑張っていた。
中休み。秘書が私を探しているとのこと。
行くと、ようやく全クラスの算数の時間割をくださった。ラッキー。
その後、運動場で校長先生と会話。
9月からタジェールをしたいこと、同期の隊員とまずはタジェールを行いたいことを伝えると、快諾。
というか、校長先生なのに休み時間、運動場のど真ん中にいた。いろいろ話を聞いていると、職員室(というか休憩室)でコーヒーを飲むのがあまり好きではないそう(笑)
いきなり先生がいなくなった・・・!?
次の授業へ。ここも快諾。算数をしていた。
偶数、奇数を学習した後、素数かそうでないかを考えようという授業。
1~100までで、素数かどうかを調べてくるのが宿題であったものの、おそらく子どもたちはほとんど理解できてなくて、宿題をせずに来ていた。
授業中も分かる子がどんどん言ってしまい、分からない子は遊びに走ってしまう。
そこで、先生が怒った。
(私の耳を通しての理解でしかないけど)
「なぜ自分で考えない、考えることをしなさい。」
はい、先生がいなくなった。
え。
子どもも私も途方に暮れる。でも子どもたちは先生が大好きだから解こうと必死になる子が出てくる。とともに、分からないからあきらめて遊ぶ子が出てくる。
どうしようわたし。
よし、分からなさそうな子のところへ行こう。
ということで指導開始。
つたないスペイン語で少しずつやっていく。少しずつやっていくとできる。
ひっ算も一緒にするとできる。
「ほら、できた!ゆっくり一つずつ考えるとできるじゃん。次もやってみな。」
と言うと、にこっとする。他の子でゆっくり一つずつやっていた子がいて、
「分からない子いるでしょ?ほら、こっち来て。彼女、すごく頑張ってる。気になる子は見においで!」
たくさん寄ってくる。あぁ、最初はそうすればいいのかと戻っていく。褒められた彼女はにこにこしている。
授業の後、「先生、助けてくれてありがとう!さようなら!」って。
・・・ちょっとは役に立てたかな。(笑)
ちなみに15分後くらいには先生ちゃんと戻ってきた。
放課後の教室が・・・
汚いんです。すごく。
日本くらいだしな、掃除をするという文化は。ここでは住み込みの用務員さんがしてくれています。だから、床に平気でポイ捨てしていく。前任者も取り組んでいたけれど、これはなかなか難しいよう。
こんな感じ。
で、もうそうじしたくなってきて、校舎の入り口と外のごみ拾い開始。
すると、子どもが寄ってきた。
子「プロフェ!何してるの?」
私「ごみ、すごく多くない?だからね、拾ってるの。」
子「手伝う!」
おぉ!感激!
ちなみに先生方は、「まやー何してるのー?また明日ー!」という感じ。
別にそれに対して私は何も思わない。また一から提案すればいいと思っただけ。
一人の子どもがし始めたから、「ありがとう!いいね!」とでかい声で言ったら、どんどん増える。
「プロフェ!ごみばこはここだよー!」とかも教えてくれた(笑)
最後には教室の中までしていた(笑)
まだここへ来て1週間も経ってない。できることから、少しずつ、賛同してくれる人から、少しずつ。(先生の中でもごみ拾いをしている先生はいる模様)
日々日本の教育との違いに驚いているけれど、別に落胆するようなことでもない。
ここにはそういう文化が根付いているんだという認識。
その文化にいきなり来た日本人が改善を求めるなんておかしいし、やっぱり先生方が「いいな」と思ってくれないと広がっていかないし。
明日からはいよいよ算数の授業に限定して見せていただきます。
早速、「明日来てくれい!」と言ってくれた先生もいるので楽しみ。
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任地6日目ーカウンターパートの授業&同期と熱く語った日ー
今日から8時45分に学校が始まった。
時間は基本的に冬時間と夏時間というのに分かれている。
ただし、いつからその時間に切り替わるとかそういうのは教育省が決める。
そして、何時から始まるかも教育省が決める。
私が知っていた時間とはまったく違う時間からのスタート(笑)
そう、そして私は朝から闘いが待っていた。
先生方の名簿がもらえない
初日(金曜日)から名前を知りたいから名簿をくださいと言っていたが一向にもらえる気配がない(笑)
よし、子どもに聞けばいい。
ということで開始30分前から学校へ。
おぉ、来た来た。速攻子どもを呼ぶ。
私「何年生?」
子「んーーーー2年生。あ、まちがえた。1年生。」
かいすぎる(笑)
私「1年生のクラスで、どのクラス?」
子「んーーーーAかな、Bかな。」
他の子「あなたBじゃん!」
私「Bなのね(笑)じゃあ、先生の名前は?」
子「んーーーー〇〇先生!」
このやりとりを何度もしていく。クラスは計18クラス。
18回で終わるわけがない。
でも私は早く終わらせたくて、
私「あのさ、おとなりのクラスの先生の名前知ってる?」
子「うん!しらない!」
まさかの知らなかった(笑)よし、次は大人へ。
私「〇〇先生、おはようございます。あの、知りたいことがあって。あの、3Aの先生って誰ですか?」
先生「んー知らないなあ(笑)」
ま じ か ! (笑)
先生同士なかなか交流がないって知っていたけど、学年は知っていると思っていた。
うん、ここは日本ではない。仕方がない。
でもなんとか全員の担任を知ることができた。
ほとんどの人に折り紙プレゼントできたし、半分以上の先生の名前は覚えた。
(昨日夜な夜な覚え、朝起きてすぐテストした甲斐があった)
今日はカウンターパートの授業の参観
カウンターパートはすでに教室へ。昨日は会えなかったため、今日渡すと、
「私からもプレゼント!」
有名なティワナク遺跡の石の置物と、ウユニ塩湖のアルパカをプレゼントしてくれた。
後でJICAの人に聞くと、かなりいいものらしい。
しかも、「ようこそこの学校へ!」という言葉まで。すごく嬉しかった。
さっそく授業参観。
いいなと思ったことたくさんあったけど一つ紹介。
黒板に「porque」の文字!「なぜ、どうして」という意味。
答えだけではなくて、「なぜそうなるのか」というのを子どもたちと話し合ってた。
私もこうしてたなあってことが鮮明によみがえってきた。
とともに私も授業がしたくなった。
中休みはミニ職員会議
職員会議の時間はほとんどとれないため、中休みに行われる。
今日は、サルティーニャとコーラ付き。
校長先生から歓迎の言葉をいただく。とともに、
「みなさん、clase abiertaにしていきましょう。まやとともに頑張ろう」と言ってくれた。クラスを開放していこうということ。なかなか扉が重い教室もあるだろうけど、いろんな先生とコラボしたい。
昼からはJICA事務所へ
今日は家賃の請求のため事務所へ。調整員さんといろいろ話す。
これだけ恵まれた環境はすごいとのこと。私も幸せである。
その後、ラパスの同期(現職教員)とミーティング。
それぞれの学校で見た状況や、これからのタジェール(研修)の話し合い。
これから毎週火曜日に集まってタジェールの内容を厳選していこうということに。
とにかく
短いタジェールを
何度も行って
やってみよう!と思ってもらって
何かお土産になるものを持って帰ってもらおう!
そしてゆくゆくは現地の先生主催にしていこう
ということは決まった。
まだまだ経験年数は浅いし、自分が日本で別に特別な教員でもなかったけれど、
自分の経験が少しでも役に立てられるなら、なんでもする!
そして何よりも、子どもたちのこと、授業のことを考えていることが楽しい。
すごくパワーをもらった。
夢は大きく広く!
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任地5日目ー初出勤ー
今日は初出勤。
(金曜日はactividadであったため、授業を見れるのは今日が初めて)
緊張で目覚めた朝
教員一年目の4月1日のような気分で目覚めた朝。
でもそんな緊張する必要なかった。
道を歩いていると、「プロフェ!」と言ってくる子ども、「おはよう」と言ってくれる町の人。学校へ着くと、「マヤ!ようこそ学校へ!」と言ってくれる先生方。
本当に恵まれているなと思った。
今日は校長も出張で遅いし、カウンターパートは休日ということで秘書の方(ボリビアでは教頭はいない、秘書という人がその代わりにいる)にいろいろお願いして写真撮影の許可と、いろいろなクラスをみせてもらう許可をもらった。
快くOK。さっそく開始早々6年生の教室へ。
いろいろな授業を見学
6年生の教室へ。「見させてもらってもいいですか?」と聞くと、「もちろん!どうぞ!」とのこと。本当にありがたい。なかなか扉を開かない先生も多いって聞いていたけど、他の見たどのクラスも快くOKしてくださった。
どのクラスも先生方のいいなと思ったところがあった。
導入のときにちょっとした体操をしてみたり、
「授業の約束、ちゃんと話を聞こう」などをみんなと共有していたり。
私もやってたなあってところもあって、すごく懐かしい。
でも生活環境が少し汚れていたり、体と机といすがあまりあっていないこともあって、なかなか子どもたちが座りにくい、集中がなかなか続かないという状況はある。
このような先生方とならどんなことがあっても絶対やっていけると思った瞬間。
少し教室をご紹介。
基本子どもたちは2人1組で長机を使用する。
基本机といすの大きさはどの学年も同じ。(1、2年生だけは少し小さめ)
1年生の文字を練習する教科書。入ってみていると、「プロフェ!これがんばったから見て!写真撮って!」って(笑)やっぱり1年生ってかわいい(笑)
ちなみに入っていたときには、ちょうど朝ごはん提供の時間で、みんなパンと牛乳のようなものを飲んでいた。(ボリビアでは中休みの時間に全員に食べ物と飲み物が渡される)
日本の子どもたちも、ボリビアの子どもたちもまったく変わらない。
素直で先生が大好きで、がんばっているところを見てほしい。
ぐんぐん大きくなっていってほしいなあ。
先生は一人ひとりに寄り添って読めるかの確認をしていた。
できると、☆マークをもらえる。「5つたまってん!」って見せにきた子どもたち。
私もよく花丸くんマークをたくさんつけてたなあ。
とにかく休み時間は先生を見つけては名前を聞いて写真を撮る。
名前が覚えられない。「マヤ、あなた3回目よ(笑)」って笑われた。
つたないスペイン語でも「上手ね、たくさん勉強したでしょ?」って褒めてくれる。
褒め上手な先生方。
あと、まやという名前は本当にありがたい。ボリビアのアイマラ語でまやは「1」という意味で、長女とかに付ける名前でもあるらしい。すぐ覚えてもらえる。
お母さん、お父さん、ありがとう(笑)
12時半になって、やっと校長先生と話ができて帰宅。
お昼、疲れたけど買いに行く
たった半日なのにスペイン語をずっと聞いて、コミュニケーションとるのが疲れるのか、家に帰ってだらーっとする。でもおなかはすく。
ということで近所へ買いに行く。
チキンと麺とポテトのセット、300円。大盛り。
ここへ来てからこの大盛りを基本二食に分けて食べる。
ついでに近くの商店で野菜を買う。カブ4つで40円。安い(笑)
ここでは鶏肉とかも売っていたけど、売られている部位が少なかったので断念。
なんだか小さな商店で買うのが楽しくなってきた。
お店の人との距離も近いし、いろいろ話してくれる。
今日はボリビアで買った財布をかわいいねと言われて、あんまりお金もってると取られるから気を付けなきゃだめだよ!と教えてもらった。(このアルトオブラヘスへ来てから泥棒や強盗の話、すごく聞くんだけどwwwww)
なんと、お昼をくれた(´;ω;`)明日の朝ごはん、作らなくていい!!
本当にいろいろ気を遣ってくれるお母さん。
下のはバナナの素揚げ。これが結構おいしい。バナナチップのように堅あげではない。これが結構はまる。でも食べすぎ注意。
その後知らぬ間に寝てしまっていた。
明日はカウンターパートも来るし、算数の授業も見られそう。
(そう、私は一応算数の授業改善で来ている)
明日もがんばろう。
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任地4日目ー初めてラーメンを作るー
¡Hola! 本日もいきましょー!
生玉ねぎにやられた夜中
夜中、目が覚める。
う・・・気持ち悪い。トイレへ行く。
きっと食あたりだ・・・何食べたっけと考えていると思い浮かぶのは生野菜。
「生玉ねぎ」と検索すると、出てきた「生玉ねぎ 腹痛」
そうだった。私日本でも生玉ねぎ食べた後、体調悪くなるんだった。
もう食あたりはしないと語学学校でもテレサ(大家さん)にも誓ったのに。
またもや食あたり。最悪。
とにかく白湯を飲むとよいって書いてあったから飲んでまた寝る。
なんだか本当に疲れていて、また眠れた。
同期のラパス隊員と会う
今日は独立記念日で休み。朝からラパスの同期隊員と会う。
家からテレフェリコまでは徒歩で25分ほど。結構遠い。
バスもそんなに通ってないので、歩く歩く歩く。
テレフェリコに乗ると、ブラジルに日系社会で派遣された同じ現職の人から久しぶりに連絡が来た。
なんと、かなり面白い、興味深い話。おもわず賛成して、協力すると言った。
私がやりたかった、国同士を音楽でつなげるという計画。これからが楽しみ。
テレフェリコを乗りついで降りると、そこには日本人。
三日しか経ってないのに、すごく安心感。
そのまま市場へ。
肉のよくわからない部位がどーん!と売られている。
鱒やエビも発見。とにかく野菜とか本当に安い。
お昼ご飯を作ろうということになっていたので、日本食を作ろうとうろつく。
「ラーメン作ろう!」ということになる。
鶏やネギ、卵、細麺を買った。
帰る前におそろいのパーカーを買った。あったかくて、これから役に立ちそう。
本当は色違いにしようと思ったけど、みんな同じ色が好みだったようで、本当におそろい(笑)ボリビアにいるからこんなことできるんだろうなと笑った。
今度はボリビアのサッカージャージを買いたい。
同期の家にお邪魔して調理開始。
鶏をとにかく煮た。ネギとニンニクと一緒に。するとまあ、とってもおいしい。
その後、塩コショウ、中華だし、しょうゆ、ごま油で調節。
日本で食べたことのあるラーメンの味になった。
ボリビアではカップ麺も売っているけど、なかなか微妙な味で正直満足したことがなかった。(笑)なんだ、自分で作れるじゃんと思ってほっとした(笑)
麺をゆでて完成。
麺はゆですぎてすごいことになったけど、スープは完璧。
テレサにも今度作ろうと思う。
まずは中華料品店で中華だしを買わねば。
帰り道
テレフェリコで帰ってきて、途中のお店でみかんを買う。
まさかの25個!しかも500円!嬉しいけれども重たい。
酸素が薄い×急な階段×25個のみかんは本当に辛かった。
途中休憩していると、野犬が二匹吠えながら向かってくる。
一定の距離を保ったまま、吠えられる。歩くと着いてくる。
かまれたらどうしようと本気でビビった(笑)
家につくと、かわいい犬二匹がしっぽを振ってお出迎え。この犬たちとは仲良くできそうだ(笑)
明日から本格的に活動開始。その前に同期と会えてよかった。
自由に言語を使える幸せをかみしめた一日。
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任地3日目ーなぜかとても眠い&乗り越える壁ー
今は8月5日の夜8時。
もう日本は8月6日の朝ですね。
日本の方にとって8月6日は広島原爆の日。
こちらのボリビアの方も、広島原爆の日のことを知っている人がたくさんいます。
「ボリビア、日本、どっちにとっても大切な日だね」って言ってくれました。
さて、本日もいろいろありました。
もうとにかく眠い
朝、起きられなかった。何度起きても寝てしまう。
なんだかすごく疲れている。
慣れない土地、あまり人が歩いていないという不安さ、外に出るためには犬と戦わなくてはならないという状況・・・なんかすべてに疲れている。
でも別に嫌な疲れ方ではない。
家の近く歩いていると、「あ、新しいプロフェ(先生)!」と子どもたちに言われるし、家の近くの小さな商店では、「日本人?」と聞かれ、すごく話してくれるし。
この学校の周りの地域の優しさを日々実感。
でもすごく眠い。ちなみにさっきまで昼寝してた(笑)
お昼はテレサのボリビア料理をいただく
13時に約束していたため、13時に行く。
すでに机にはきれいにランチョンマットがひかれていた。
せっかくお呼ばれするからと、日本食と折り紙のプレゼント。
日本食と言えども、テレサの家には歴代の隊員が住んでいたこともあり、ベタなものは知っているはず。
ということで、買って余っていた食材でできる、沖縄料理の「にんじんしりしり」を作って持っていった。
「これは、おきなわ料理でね・・・」と「しりしり」の説明の無事完了。
「名前がおもしろい!」ということでウケた。
味も大好評。おばあちゃんも、クリスティアン(テレサの息子)も大喜び。
「作り方、教えて!!」と言われた。
また昨日のトマト煮込みもおいしかったらしく、日本食だと思われた(笑)
ただ適当に自分好みに作っただけ(笑)でもよかった。
テレサの料理。これまた私好み。
苦手(笑)なボリビアのジャガイモ(マジで無味)も、チーズがはさんであっておいしい。おかわりもした(笑)
おいしいサルサの作り方も教えてもらった。ボリビアでもパクチーたくさん使います。明日市場でパクチー買って作ろうと思う。ソーセージにのせて食べるとおいしいよって教えてもらった。
私が、sopa de mani(ピーナッツスープ)の作り方を聞くと、来週教えてくれることになった。ボリビアの料理をたくさん覚えて帰りたいなー。
私も料理好きだし、テレサも料理好き。そしておそらく頼ってもらえるのが好き(笑)だから、これからたくさんいろいろ聞こうと思う。
食後は折り紙で遊ぶ。
これはランドセル。さすが日本に来たことがあるテレサ。ランドセルを知っていた。
超かわいいと大絶賛。中も見れてこれはすごい!とのこと。
さっそく飾ってくれた。そこには歴代隊員のお土産やプレゼントも。
なんだか自分もここの家の一員になれた気がした。
他にカエルとかパックンチョ(え、名前あってる?)など、遊べるものもプレゼント。
「まや!折り紙教室をぜひうちのクラスでやって!」と言ってくれた。
やったあ、初めての私の仕事が舞い込んできた。
カエルとかそういう遊べる折り紙を子どもたちにしようかなと思う。
食べながらボリビアのニュースを見て、いろいろ解説してもらう。
ボリビアの文化や観光地などをたくさん教えてくれた。
午後は出かけてみた
とにかく部屋が広すぎて寂しいので、外へ。
大きいスーパーがテレフェリコに乗ったらすぐなので行ってみる。
・・・閉まっていた(笑)しかたがなくすぐ戻る。
家の周りの散策。水とトイレットペーパーを捨てるごみ袋を購入。
一人のおばちゃんが営む、小さな店。食料品から日用雑貨までとても小さな店舗にぎっしりあった。
「黒いごみ袋ありますか?」と聞くと、一枚ずつ買えるよとのこと。
仲良くなりたいから、2枚だけ購入。
(ちなみにボリビアはトイレットペーパー流しちゃだめ。来た当初は間違ってよく捨ててたけど、最近はそれがなくなった(笑))
いろいろ思いにふけってみた
とにかく今思うことは前任者のこと。
私の前におそらく3代は前任者がいるようだ。(私のリスニングが正しければ)
前任者のことは前任者と割り切ることが私のこれから頑張ることだな。前任者の方と職場の方との思い出に押し潰されそうな気がしてならない。前任者は前任者。私は私。
— maya_bolivia (@bolivia_maya) 2018年8月5日
別にみんなは私と前任者を比べているわけじゃない。
ただ、思い出を話しているだけ。
しかし、やはりまだ私はスペイン語もうまく話せないし、うまく活動できるかという自信もないし、なんだか比べられているような感覚にこの3日間陥っている。
だけれども、テレサは「mi amor」といつも言ってくれるし、
とても気を遣ってくれているのはとても分かる。
前任者は前任者であって、私は私。私らしさを忘れたくないなとテレフェリコに一人乗りながら考えた。
おそらく前任者がいる隊員あるある。
まず3か月、この「前任者と私」という壁をまず突破しようと思う。
前任者とも9月に会えそうなので楽しみ。おそらくその方も同じ壁を乗り越えてきたと思うから、いろいろ話せたらいいなあ。
明日は同期ラパス隊員と会える!
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